2010年05月26日

イタリアのサッカー:ちょっとだけかじってみました。

私はこちらに来てからというものサッカーの試合さえ見に行ったことがない。

イタリア人男性はほとんどがサッカーキチガイと思っていたのに。。。
私の周りの男性陣はぜ~んぜん興味なし。

なぜか私も興味が薄れ。。。そんなときに5月16日から続いているミラノでのにぎわいを無視することはできなかったのです!

イタリア・セリエA最終節が16日に行われ、インテル・ミラノがシエナを1―0で下し18度目の優勝、クラブ史上初の5連覇を達成したのでした!

16日の日曜日はチームのユニフォームを着て旗を持ったファンの人たちが街を行進してシュプレヒコールが起こったり、車にのって歓声をあげたりとミラノの街は大にぎわい。

その翌週の22日にはサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦がマドリッドでおこなわれ、インテル(イタリア)がバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―0で勝利し、45年ぶりの欧州制覇を果たしたのでした!

そのため、22、23日の土日は又又ミラノの街は活気に満ちていました!


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ミラノの中心地「サンバビラ」の地下鉄駅付近で、シュプレヒコールをあげるフォン

2010年05月21日

Departures おくりびと

いよいよ映画「おくりびと」がイタリアトリノでも上映されることになり、先日見てきました!(もちろん、イタリア語への吹替えです。)

今年のはじめに日本語のDVDをこちらに持参し、イタリア人には不完全ながらもイタリア語で説明しながら見せたりしていました。私の周りのイタリア人は日本に興味がある人が多く、みんなこの映画を気に入っていました。

あらすじは、
主人公のモッくんこと、本木雅弘が演じる小林大悟が、プロのチェロ奏者から一人前の納棺士になっていく過程で、様々な葛藤や死生観など、多くの人に疑問を投げかける。大悟が子供のころに他の女性を追って家を出て行った父。その父と会ったのは、彼が亡くなった時だった。大悟は父をずっと許すことができなかったが、子供のころに父と大事な物として交換した石を死ぬまで握りしめていた父を見たとき、許す気持ちになれた。そして最後の旅路の支度を息子として行う。

ストーリー以外にも、山形のロケーション場面、例えば、大悟とその妻が住む家、納棺会社の建物、山形の町の外観、銭湯など美しく、又郷愁を誘います。

さて、イタリア語での「おくりびと」を見た後で、ますますこの映画の奥の深さを感じることができました。

2010年04月13日

冬から春にかけて―その②

3月中旬にトリノ近郊の山々を見に少し遠出をしました。

今年は昨年と比べるとまだまだ寒く、雪もたくさん残っていました。

車でアオスタ渓谷に向かう途中で道をまちがえてアヤス渓谷へ。こちらでは小さな村が連なっていて、まるで童話の世界の中にいるような雰囲気を味わうことができます。


どこか一つの村にステイしてゆっくりしたいところでしたが、私たちはその暇もなく、次の目的地、Chamois(シャモア)へ。 


以前にもご紹介したことがありますが、「Buisson」(ブイソン)という村からロープウェイに5、6分乗って山の上にあがると「Chamois」(シャモア)という村に到着します。

ここは、初めて訪れたときにその素朴な村の景観がとても気に入り、今度はスキーをしに来たいと思っていたところです。

訪れた日もまだまだスキーは十分にできるほど雪が積もっていました。


何しろ小さい村なので、宿泊施設があまり整っておらず、又食事をするレストランもあまりありません。そういった理由で食事付き(朝・昼・晩、又は朝と夜)の宿泊施設が数件ありました。


結局私たちはスキーをすることもなく、景観を眺めて終わってしまいました。

今度は夏のシャモアも見てみたいと思います。


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2010年03月10日

3月8日、女性の日

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3月8日は女性の日です。女性の自立、男女平等などの討論会なんかもやったりします。

あとは何と言っても黄色いミモザの花を男性からもらったり、自分で買ったりして部屋に飾ったり。。あと女性同士でおめでとう!なんてメッセージを交換したりと様々。

バッグを手作りしている友達からミモザのバックの写真がフェースブック(外国版mixi と言ってもいいかも。)を通して送られてきました。黄色いミモザの花が美しいバッグです!

ミモザってちょっと菜の花みたいで春の到来を思わせます。

とはいっても、まだまだトリノは冬から脱出できていません。3月7日の日曜日は大雪。今も雪が降っています。明日は積もるかな?

2010年03月04日

冬の山にちょっと遠足。

本当はスキーがしたかったのに。。スキーウェアーも何もないし、10年以上スキーをしていないのでひとりじゃ不安。

それでも冬の山に行きたくなって出かけてきました♪

トリノから車や電車で一時間もかからないところに、Bardonecchi(バルドネッキア)という、ちょっとスノッブな人たちがウェークエンドにスキーにいくところがあります。もちろん夏は避暑地としても賑わっているところ。

さて、バルドネッキアの中心地は確かにちょっと高級そうなお店が並んでいて、おしゃれな人たちが歩いていました。でも。。。高級といったら、モンブランの山の近くの町、クールマユールの方がずっと上のように感じます。

ただ近場でちょっとおしゃれにスキーとなるとやはりバルドネッキアなのかもしれません。スキー場をちゃんと見たわけではないので、何とも言えませんが、中心地を歩いただけでは、あまりピンと来るものがありませんでした。

ここからほど近いところにフランス領のMonginevro(モンジネーブロ)があります。ここではアフタースキーを楽しむのにはちょっと淋しい感じがしますが、スキー場はなかなかいい感じ(^^ゞ

日曜日だったのにスキー客で満員というわけでもなく、滑るのにはグッド!一日リフト券が€31位していたのと、スキー道具一式を借りると€25位していました。これって日本と比べれると高いのか安いのか?

モンジネーブロで食べたバゲットのサンドイッチはさすがフランス。パンがおいしくて大満足。イタリアのバゲットとは比べ物にならないほどおいしい!

さて、この後は、となり町のBriancon(ブリアンソン)に行ってきました。ここは前にも行ったことがありますが、旧市街がなんとも趣があってステキなところで私はとても気に入っています。以前このブログでも紹介したことがあるのでここでは割愛しますが、日本から友達が遊びに来たら絶対に連れて行ってあげたいところです^_^;


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モンジネーブロのスキー場のレストランで。

2010年02月23日

ちょっと質素なヴァレンタイン・デー


日本のヴァレンタイン・デーのあのチョコレート争奪シーンがなつかしく思い出される今日この頃。

こちらでももちろんヴァレンタイン・デーは、あります!

でも女性がチョコレートを買いあさることはまずナシ。

トリノではおいしいチョコレートメーカーがそろっていても日本のようにこの日のためだけの特別チョコレートなんてたいしてナシ。

この日は、どちらかというと男性が自分の奥さんや恋人にプレゼントするのが定番。

そのせいか、ヴァレンタイン・デー用の品揃いは、チョコレートよりもアクセサリーや服飾小物雑貨等のほうがダントツ多い!

イタリアではこの期間は、カーニバルのほうが賑わっていて、ヴァレンダイン・デーは影がうすく、ちょっと質素な感じ。女性にとってはお金を使わなくてすむので経済的だけれど。。。でもやっぱりちょっと寂しい感じがするのは私だけ?

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2010年02月09日

電車賃の値上り

イタリアは相変わらず寒い日が続いています。

極寒にはなっていないもののお天気の日があまり長続きしないんです。

天気が崩れると雪になり、でも翌日には雨か晴れですぐ雪はとけてしいます。

これだけならまだしも、湿度が上がるとすぐ霧が出てあたりは真っ白になり、ほとんど先が見えなくなることも多々あります。

ということで、今年の冬はあまり天候がいいとは言えません。

さて、まえがきが長くなりました。

イタリアでは、経済危機でデフレ状態のはずなのに、なぜか物価が上がっているようです。

ディスカウント・スーパーでさえも、割高になった感じがします。

公共交通機関である、電車賃も2月になってかなり高くなったのには、びっくりしています。ちなみに2年前くらいまでは、トリノミラノ間の各駅停車の電車賃は、往復で€15だったのです。が、一年前くらいに€16になったと思ったら、なんと今度は€19.10になりました。

日本円にすると、400~500円くらい値上がりしたことになります。

日本で電車賃の値上がりなんてしばらくしていないと思うのですが。。。

イタリアの各駅停車なんて、汚い車両が多いのと、冬は寒かったり、夏は暑かったり、遅れたりもします。これでよくイタリア人は文句言わないなぁ、と感心してしまいます。

こんなに値上がりするなら、もっとすべてにおいて改善しろ!と言いたくなるのは私だけ?!

2010年01月29日

Macef インテリア雑貨関連見本市

毎年2回、1月と9月に開催されるMacef展示会が、ミラノ見本市会場(Rho Fiera Milano)で1/15から18まで開催されました。

見本市会場は新しく、設備も整っていて、ミラノの中心地へ向かう地下鉄の駅や他の都市への鉄道駅も連結していてとても便利です。


私はちょっと遅くなりましたが、最終日一日だけのチケットをインターネットで購入。窓口だと€25がネットだと€18とお得。


展示品はインテリア雑貨の他に、ギフト・ジュエリー・伝統工芸品などですが、私が訪れた日は、最終日だったせいなのか、訪問客が少ないと感じました。

それとも昨年のフランクフルトのアンビエンテ見本市の印象が強く、それとどこか比べてしまっていたのかもしれません。

もちろん一日ですべてじっくりとは見れなかったものの、やはりどこか平均して地味。あのイタリアの派手なイメージはごくわずかの出展ブースのみ。ここでも不景気の影響が出ているのかもしれません。


ほとんどの出展者は、店舗を持っている客に売りたがっていましたが、日本人の客に売りたいと話すと結構話を聞いてくれたりしました。

日本にはまだ進出していないメーカーやサプライヤーは狙い目です。もう少し活気が欲しかったところですが。


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2009年12月30日

クリスマスinイタリア

カソリックの信仰が厚い家族は、25日の午前0:00めざして教会のミサに行きます。

これこそがまさにキリストの誕生を祝うことになります。私は風邪気味だったので風邪薬を飲んで早々と寝てしまいましたが。。

その後、25日のお昼に家族が集まってランチをします。

私も友達の家族といっしょにランチをしました。

彼らが天ぷらを食べたいというので、初めて卵のかわりにマヨネーズを使って挑戦。残念ながら水を多く使いすぎたせいか衣が固まらずに失敗。ま、イタリア人だったからごまかせたものの。。次回はやはり卵を使って作ってみようと思います。

25日は家族でプレゼント交換なんかもしますが、要はいっしょにかなりの量のランチを食べてお祝いします。

この日の夕食はさすがにお腹がすかず、夜になって街の中心地に行ったら多くの人が映画館の前にいて、クリスマスでも映画館は営業していることがわかりました。

ここで、コーエン兄弟作の「A Serious Man」を見てしまいました。以前、どうも映画で欲求不満が残っているとお話ししましたが、この状態は今回の映画を見ても解消されませんでした。

60年代のアメリカのユダヤ人家庭の話。ちょっと現実離れしている点もあるのですが、なんかまっとうに生きている主人公が結局はしあわせになれず、案外外れて生きているほうが幸せになれる?なんて思わせるような不思議な映画でした。


わたしのクリスマスはこうして終わり、26日もこちらではステファノ聖人の日でお休み。


この日は夕方からクラシック・コンサートに呼ばれていて素晴らしい音楽に酔いしれたのもつかの間で、そのあと風邪でダウン。

やはりここしばらくの疲れと、23日にクエストゥーラに滞在許可申請のための面接日変更手続きのため、朝5時半から3時間以上外で並んで待ったのがいけなかったのか。。

でもこの日は、最低気温が零下一度くらいで極寒の状態でなかったのがまだましだったのですが。

滞在許可の件は、もともとの面接日はすでに過ぎていたため、幸いにも23日の当日に面接をして指紋を取られて終了。再度出直す必要がなくなったのは有難い。


なんか、話がジグザクになってきました。


明日は大みそか。

今年は家で年越しパーティーをすることにしました。

しかし、この風邪早いところ少し良くならないものか?鼻水ズルズル、咳コンコンで新年を迎えるのはなんとも切ない思いです。

では、Auguri!! Buona festa! Buon Anno! よいお年を!


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ポー通りのイルミネーションをフラッシュオンにして撮影。まるい泡のようなものが背景に写っていますが、これは精霊とか。

2009年12月22日

極寒のイタリア

しばし日本に里帰りをしていたうちに、イタリア(特に北西部)では突然寒波が押し寄せ、ひどい寒さになっていました。

アリタリア航空が格安(往復約55,000円)だったので購入したのが間違いだったのか?ひどい目にあいました。

東京からローマは無事でしたが、ローマからトリノに行く便が何時間も待たされた後にトリノが悪天候のためキャンセルになり、別の便でトリノに向かうということでした。


事前にちゃんとした説明がなく、突然の悪報。ではすぐ別の便とやらで出発か?と思いきやもう一つ別のアリタリア便のグループがいて、彼らの便はキャンセルでトリノには飛ばないという。

ここでイタリア人は黙っていない!

怒って罵声を飛ばしどうにか彼らも私たちといっしょにトリノに飛ぶように説き伏せてしまうところがすごい。

この大ゲンカ状態が落ち着くのに30~40分かかって結局飛び立ったのは午前12:00過ぎでトリノ到着は1:00過ぎ。

なんでも霧がひどかったのが原因とか。

しかし。。。他の航空会社の便はちゃんとトリノに到着していたというから、アリタリア側の問題だと思う。

こうゆうところが、イタリアの悪いところ。きちんと順序だてて必要な説明をし、素早く行動、ということはまずできないのがイタリア

それでもまあ無事にトリノに着いて、ロストバッゲージにならなかっただけでも有難いと思わなければ!


それにしても。。。いや~、とにかく寒い!!!

最低気温マイナス15度、最高気温マイナス6度なんてのもざら。

雪が少し降って路面も白い状態。でも積もっているのではなくて寒さで凍っているのです。

木々もすべて白く凍っています。

この寒波いつまで続くのやら。。早く少し落ち着いて欲しいと願うのみ。


なんか寒さで気分も凍りそうなのでクリスマスのイルミネーションで話を閉めましょう。

いつもトリノのポー通りのイルミネーションの写真を紹介しているので今回は違う写真を紹介します。ポルタ・ノーバ駅近くのイルミネーションです。

東京の原宿や汐留もきれいですが、商業的見せ物感が強いのと比べるとこちらではもっとシンプルでひっそりと落ち着いている感じがします。さすがにカソリックの国だけあって、キリストの誕生を厳かに祝うという意味があるのかもしれません。

Buon Natale! メリー・クリスマス!


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寒波が押し寄せる前に撮影したイルミネーション

2009年11月19日

晩秋のイタリア

今年は昨年と比べるとずっと暖かですが、さすがに11月下旬近くなると木々の紅葉も進み冬が近くに来ていると感じます。 (ちなみに昨年は、11月下旬に雪が降りました。)


ここトリノは、中心地でも木々が多く、とくに私の住んでいるポー川のほとりは木々の紅葉がとてもきれいです。


さすがにベンチに腰かけて本を読むのはちょっと寒いのですが、この美しい紅葉を見ながらの散歩は欠かすことができません。


晩秋といえば、美しい紅葉を見ながらの散歩、焼き栗を買って歩きながら食べること、ポルチーニとカボチャのリゾットを満喫すること、これに日本の温泉があったらもう言うことないですが(笑)


イタリアのお風呂は、ガスでお湯をわかして出すところと、電気でお湯をわかして出すところがあります。

ガスの方はチューブの中に水が通っていてその下をガスが常に水を温めているので、限りなく暖かなお湯が使えます。

一方、電気はタンクの中に水が入っていてそれを電気で温めるため、容量に限りがあります。温まったタンクの中のお湯を使うと、減った分を冷たい水で補うため、一定量を超えると温まるのに時間がかかり、ぬるいお湯が出てくるるというわけです。


私のアパートは残念ながら電気なので、風呂桶にお湯をためての入浴は難しく、寒くなってくるとなおさら日本のお風呂や温泉がなつかしくなります。

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家の近くのポー川の紅葉

2009年11月12日

移民の話

ずっと前にイタリアは人種のるつぼのようだと紹介したことがあります。

もちろんこの状況はイタリアだけではなく、ヨーロッパの他の先進国にも言えることかもしれません。

東ヨーロッパやアラブ、アフリカ諸国、ロシア、フィリピン、中国、中・南米の国々からの移民が後をたたずに益々増加傾向にあります。


さて、昨年の夏にあるルーマニア人の女性と知り合いました。

バスの中で隣同士になり、話しかけられもちろんその場で終わったわけですが、それから時間も曜日もバラバラなのに、何度もこの女性とバスの中で会いました。

トータルで何回くらい出会ったかわかりませんが、最近になってお互いに何か意味があるのかも?という気になり、お昼でもいっしょにしようということになりました。


ある日曜日のお昼に彼女のアパートにお邪魔してお昼をいっしょにしました。

彼女の名前は、Fausta(ファウスタ)。

バツイチで成人した娘さんがルーマニアにいるとのこと。

彼女はイタリアに来る前にオランダに行ったそうですが、オランダは2000年まで外国人にとてもオープンで仕事の機会も与えられ、人も温和で環境的にも整っていてとても住みやすいところだとかなり褒めていました。

ただし、その後移民がかなり増えてこの適用はなくなり、彼女は残念ながら正規な滞在許可がもらえず、やむなくイタリアに来たと言っていました。

最初は移民としてイタリアに入ったようですが、2007年にルーマニアはEUに加盟したので今では自由にイタリアに住むことも可能になりました。


さて、イタリアで三面記事に登場するトップスリーの中にいつも入っているのが悪評高きルーマニア人。

彼女いわく、ルーマニアはとても貧しい国で、物価がイタリアと同じくらいなのに、給料はイタリアの1/10にも満たず、当然ほとんどの人が生活できずに他国へと移り住むわけですが、イタリアでもいい仕事につくのは至難の業。

給料が高く、プロフェッショナルと呼べる仕事につけるのはイタリア人だけで、それ以外のあまりしたくないような仕事のみ外国人に回ってきます。

悪評高きルーマニア人というのは、特に最近イタリアに入ってきた人たちが多いそうで、彼らはお金に餓えていて、少しでも生活を変えたいのに、そうさせないイタリア社会に反発しての行動とも受け取れます。


イタリアで外国人がつける仕事は老人ホームなどでのお年寄りの世話か家の掃除がダントツ多い。

あとは、レストランのウェイトレス、販売員など。もちろん他の仕事もあるにはあっても数が少ない。もし少しでも資金があれば、自分の仕事を何か立ち上げることも可能。しかしながら、移民と呼ばれるような人たちは貧しくてイタリアに稼ぎにきているわけで、資金なんてあるわけがない。


彼女は自国で大学も出たようですが、今はお金持ちのお年寄りの家のお掃除に毎日でかけています。週4日、夕方から夜までエステシャンの免許をとるために学校に通っています。給料は生活していけるだけはもらえているようなので、彼女の場合、まだラッキーといえます。


移民の中には、仲介者に莫大なお金を払ってイタリアに来ている人達もいます。彼らはイタリアに到着してから現実の厳しさを知るわけですが、すでに帰る家もなく、民芸品や花などを売り歩いたり、それもだめなら物乞いをするしかありません。

若い女性やトランスなら娼婦として稼ぐという人たちも出てきます。

移民の中で一番お金持ち?といってもいいのが中国人です。彼らはいつも一つのグループとして行動し、お互いに助け合い、強く生きています。

イタリア人から聞いた話ですが、彼らは亡くなると遺体はどうするのか不明とのこと。中国人のお葬式なんていうのも聞いたことがないとか。


話が飛んでしまいましたが、ファウスタとは話も弾み、トルココーヒー(コーヒーの上澄みを飲む)占いなんかもやってもらい、最後には顔のマッサージまでやってもらいました。

日本人には想像もできないくらいの苦労があるんだとは思いますが、彼女のように生活が大変でも、明るく頑張って生きている女性を見るとこちらもパワーをもらえて気分が明るくなります。

彼女とは又会っておしゃべりしたくなりました。

2009年11月03日

ワイナリー見学

10月末の暖かな一日。

ソムリエの友達の案内で、トリノの南にあるピエモンテ州アスティから程近いところにあるロケッタ・ターナロのワイナリーに行ってきました。


ワイナリーの名前は、“Braida”(ブライダ)。


ロケッタ・ターナロの丘で多く生産されるバルベーラ種のワインは、“酸味が強い”ので敬遠され、安売りされがちだったのをブライダ社の創業者、ジャコモ・ボローニャ氏による畑の改良、バリック熟成の導入などにより、酸味が抑えられた力強いバランスのとれたワインへと改良されました。


ボローニャ氏は若くして他界しましたが、彼の妻と娘、息子により彼の意思は受け継がれ今に至っています。

さて、この日のお客は私だけだったので、ゆっくりとステンレス醸造タンクからブリックの樽での熟成までの工程を説明してもらった後に、メジャーワインの試飲をすることになりました。


まずは、アスティのずっと南に位置するランゲ地区でとれたシャルドネワイン、“Asso di Fiori”(アッソ・ディ・フィオリ)。しっかりとした味わいながらもう少し熟成させてもいいワイン


次に、“Il Baciale’”(イル・バチャレ)2007年。このワインの特徴は、バルベーラ60%、ピノ・ネロ20%、カベルネ・ソービニヨン10%、メルロー10%のブレンド赤ワイン。とても飲みやすくバランスのとれた味。


“Montebruna”(モンテブルーナ)2007年。バルベーラ種100%なのに酸味が少なくベリー系フルーツの味わいさえ感じる一品。


最後に、“Bricco dell’Uccellone”(ブリッコ・デル・ウッチェローネ)2006年。
バルベーラ種100%。酸味どころかしっかりとした味わいで、赤系フルーツ、スパイス、バニラ香さえ感じられます。熟成期間が一年以上で他のものより長く、10年以上おいてもしっかりとおいしく飲めると思います。


ここで試飲したワインは、どれも美味ながら、赤ワイン三本はどれもおススメ。

カジュアルに味わうのであれば、ブレンド種の“イル・バチャレ”で充分。“イル・バチャレ”と“モンテブルーナ”ともに11ユーロ。

“ブリッコ・デル・ウッチェローネ”になると34ユーロにもなってしまうので特別の日のワインにぴったり。


どれも日本に輸入されているそうです。(もちろんもう少し割高になってしまうようですが)


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ワインの数々

2009年10月26日

映画を見た後はアペルティーボでお腹もいっぱい

先日、久々に映画を見に行ってきました。

見た作品は、『Baaria(バアリア)』というタイトルのイタリア映画

この映画は、9/2にベネチア国際映画祭のオープニング作品として上映されたもの。

『Baaria』、『ニュー・シネマ・パラダイス(Nuovo Cinema Paradiso)』を手がけたジュゼッペ・トルナトーレ(Giuseppe Tornatore)の監督作品。これを知ってすごく見に行きたくなりました。なんせ、ニュー・シネマ・パラダイスは感激して3度も見たからです。


『Baaria』はトルナトーレ監督の故郷シチリア(Sicilia)島を舞台に、ファシズム、第二次世界大戦、そして戦後の数十年間を通して、3世代にわたり様々に繰り広げられる愛の物語を描いています。


ひとりの男性を中心にして、彼の子供の時代から晩年にいたるまでの彼をとりまく家族の物語といってもいいかもしれません。


そこには、シチリア島の貧しい生活、人間模様、欲求不満、愛と幸福感、夢などが感じられ心温まる内容でした。


日本ではいつ上映されるのかわかりませんが、是非お薦めしたい映画です。

さて、映画が終わって友達三人で、トリノの中心地でアペルティーボを食べることになりました。


要するに前菜ですが、日本ではつまみを食べながら一杯ひっかけて。というのと同じような感じです。

ただし、私たちがこの日に行ったロカーリは、なんとこのつまみの種類と量の多いこと!ドリンクは一杯のみなのでたくさん飲む人向きではありませんが、約1000円くらいでお腹がいっぱいになり、大満足でした。


最後に、映画とアペルティーボとはまったく関係のない話ですが、今日、10/25からイタリアでは冬時間となり、日本との時差は8時間になりました。


毎年、10月の最終日曜日の午前零時から一時間時間を遅らせます。夏時間になるときと比べて一時間遅らせるため、約束にまちがえて遅刻するということはなく済みますが、今日になって突然、日が暮れるのが早くなりました。

2009年10月15日

今年のブーツ

先日、自分のお誕生日にブーツを買いました。


日本でも今年は膝上までのロングブーツがはやってきているようですが、こちらでも人気がでてきているようです。


実は買う前はそんなトレンドなど全然知らずに、ロングブーツを探しまわっていました。

膝上までのブーツはいくつか種類があり、ためしにいろいろはいてみました。


膝上といっても非常に長い?ものもあり、これはよほど足が長い西洋人でないと難しいので断念。

次にヒールが高めのものもこちらでは実用的ではないのでやめ。ヒールが石畳の溝におちてつっかかるし、歩きづらいです。


あとは皮の材質。硬めの皮と柔らかいバックスキンのもの。

あとはサイズ。私は小さい(35 か36)のでなかなかデザインが気に入ってもサイズが見つかりません。


やっと探しあてたのが、以下のブーツです(*^_^*)


膝上たけの黒のバックスキンで、はいていて足をしめつけないし、はきごごちも良し。

ふくらはぎのあたりが少し細くなっていて、ひざ裏のあたりに金具がついていて絞ったりゆるめたりできるし、形も細身できれい。

写真のように上の方を折り曲げてはくこともできるし、細身のパンツならブーツインして履くこともOK。

ヒールが低めの割にはエレガントに履きこなせる一品。

まだブーツが出回りだしたばかりとはいえ、値段は99ユーロと抑えめ。


別にブーツの宣伝をするわけではないのですが、とても気に入っています。

この2日くらいですっかりイタリアは寒くなってきたので、これからがブーツのおしゃれを楽しむのに絶好な季節です。


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2009年10月08日

ある誕生日会

先日、イタリア人の友達に連れられてあるペルー人夫妻のバースデーパーティーに行った時の話です。

このご夫婦のお誕生日が2、3日違いなのでいっしょにまとめてすることになったようです。


私ははじめてイタリアに住むペルー人宅に行きました。どんな人たちが来るのか?どんな料理が出てくるのか興味津々。


まずはやはり、同国の友達、2カップル、その後2時間くらい遅れて別のペルー人の友人が3人。


ペルー人はなんでもかなり時間にはルーズだそうです。イタリアに住むペルー人はまだましで、現地に住む人達は遅れること2時間3時間はザラとか。なんで遅れたかの理由を言うそうですが、すべて明らかにウソとわかるいいわけが多いとか。


ま、今回集まったペルー人はみなさん、普通というか、別にどこかが変?ということはなかったのですが。。。


ここのご自宅、最上階のアパートでバルコニーが広く、そのバルコニーでパーティーをしました。

バルコニーから階下の通りを見渡すと、「え?あれってprostitutaプロスティトゥータ(売春婦)?」と思われる女性が数人通りの角に立っているではありませんか!


この辺りって売春婦がいる地域?と思いましたが、実はそうではなくて、彼女たちはこのペルー人の奥さん(彼女は、ネイリストで売春婦がお得意様だそうで)の友達で、バースデーパーティーに招待されて来たとか。

イタリアの売春婦について知らない方のために、少しお話します。

公には認められていないのですが、警察はよほど取り締まり中でもない限り、知っていてもそのまま放っているようにも見受けられます。


彼女たちは、車が多く通る大通りや小さい通りの角などに立って客が来るのを待っています。


服装はかなり露出度が高く、化粧もバッチリなのですぐわかります。夜(日中の場合も有)に外で立っている女性は売春婦以外いないと思います。

又、女性に性転換したニューハーフや、ゲイなんかもいます。


さてこの夜のパーティーに来た人たちは、3人がニューハーフで1人が女性でした。

しかし、声は男性のまま。


1人の女性はレズビアンなのか、私はやたらと彼女に気に入られてしまいましたが、もちろん無事でした。(ホッ!)


この売春婦の女性たちのインパクトがあまりにも強くて、出てきた料理の印象が薄れてしまったくらいです。


食事は前菜がポレンタ、その後ピラフのようなミックスライスとスパイシーチキン。

かなりのボリューム。

バースデーケーキはひとつはお手製のチョコレートケーキ、でもうひとつはケーキ屋さんで購入したクリームケーキ。

両方ともおいしかったのですが、かなりお腹がいっぱいであまり食べれなかったのが残念。


とにかく、ちょっと変わった?異様な雰囲気はぬぐえないバースデーバーティーでした。


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プロスティトゥータの女性たちー向かって左が本当の?女性。みなさん19才から22,23才の若さとか?!

2009年09月30日

イタリアのスーパーマーケットNo.2

イタリアのスーパーマーケットについてのトピックス第二弾です。


野菜や果実の量り売りについて。

こちらでは1kgにつきの値段と番号が各々の商品についています。(写真1) 

ビニールの手袋をつけて(素手でつかんでもいいのですが、衛生上、手袋をつける人が多いです。)ビニールの袋に自分の好きなだけの量の野菜や果物を入れます。

それを写真2にあるような秤にのせ、その商品の番号の部分を指で押します。すると商品名と値段がプリンとされたシールが下方から出てきます。これをビニール袋の上にはりつけて完了。


中には個別包装されて売られているものもあります。(写真3)

この場合は、値段はもうシールがついて表示されているのでそのまま何もする必要はありません。


この量り売りの良い点は、ひとり暮らしや少人数の場合、1個から購入が可能な点です。


肉・魚

肉類は、パック入りの個別包装で販売されています。ただし、スーパー内にmacelleria(肉屋)が入っていれば、グラム売りをしてくれます。これは日本と同じです。


魚類に関しては、扱っていないスーパーもあります。

扱っている場合は、中にpescheria(魚屋)(写真4)が入っていて、番号のついたステッカーを取り、順番を待ちます。

グラム売りか、個数を言って購入します。

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2009年09月23日

トラムの罰金

思い出すだけでもいやぁーな感じになる大失敗の体験。

先日、買い物に中心地まで行った帰りに夜の7時半を過ぎ、Tabaccheria タバッケリア(タバコ屋 – タバコだけでなく公共交通機関のチケット、切手、などを売っているところ)が閉まってしまい、うっかりトラムのチケットを買いそびれてしまいました。雨が降ってきて歩いて帰るにはちょっと遠すぎるので思わず、新しいチケットなしでトラムに乗ってしまいました。


こちらでは、日本のように乗車するとき、又は降りるときに必ず料金を払うのではなく、各自チケットを事前にこのタバッケリアで購入し、乗車とともに日時を刻印します。

チケットチェックはいつもあるわけではないので、つい大丈夫かも?という気になってしまうのがよくない点です。今回のように買いそびれてしまった場合など、とても困ります。


恥ずかしい話、降りる間際にチケットチェックの人がきてつかまってしまいました。なんかまるで盗みをしたみたいで罪の意識すら感じてしまったほどです。

私の場合は、幸か不幸か行きの時間切れのチケットを持っていた(刻印から70分有効。70分以内にもう一度刻印するとその線の終点までは使えるそうです。)ので罰金は25ユーロでした。チケット代は1ユーロなので、1ユーロが25ユーロにもなってしまいました。

又、もし何もチケットを持っていない場合は、50ユーロくらい払わないといけないかもしれません。


今回の教訓は、チケットはあと一枚となったときに余分に必ず買っておくこと、ということです。

もしイタリアでバスやトラムに乗るときは、チケットは事前購入ですので、要注意です!

2009年09月08日

田舎でひと働き

9月に入って朝晩はすっかり涼しくなって秋のはじめを感じる今日この頃。


トリノ市の近郊に友達の家族が所有する別荘でバーベキューをするというので、喜んで参加することにしました。


なんでもある家のガレージにある荷物整理をこの郊外の家の庭でするというので、私たちは早起きしてでかけることになりました。


トリノの北に向かって一時間くらい車でいったところにあるLanzo(ランツォ)という町の近くの小さな村、Coassolo(コアッソロ)へ。


やや小高いところに位置するせいか、朝は空気が澄んでいて肌寒いくらい。このあたりは夏の避暑地としても絶好な場所。しかもトリノ市からほど近くて行くのに便利。


遠出をするのは久々だったのでバーベキュー以外は何をするのかもよくわからずに出かけましたが、実は大変な労働が待っていたのでした!!!


ガレージの中のものがすべて積載されたトラックが到着。

荷物整理が終わるまで新聞でも読んでいればいい、という友達の言葉を信じたのが大きなまちがい。


家具のような大きなものはわずかで、食器、ランプ、電気製品、レコード、本や雑誌、ワイン等々。量が半端じゃない。

結局、ひとりで新聞を読んでるわけにもいかず、洗えるものはすべて洗剤をつけて洗い、本や雑誌の仕分け、ごみの整理と、あっと言う間に昼はとうに過ぎて、バーベキューの準備がはじまったのが午後1時過ぎでやっと食にありつけたのが、午後2時ころ。


バーベキューは庭にあるベンチの後ろ側に火を焚くところがあって、そこでパンを焼いたり、肉をやいたりして食べました。

野菜のグリルがなかったのが残念ですが、焼いたパンにトマトとバジリコをのせて食べるブルスケットは美味でした。

それにあわせて飲んだ赤ワインBarbera del Monferrato (バルベラ)のなんと1982年のもの。25年以上経過している。

澱が残っているとはいえ、最高の味。


デザートは、この地で産するチーズ、Toma(トーマ)に庭でなっている梨などのフルーツ。


食後は庭の草むらに毛布をひいて昼寝?を少しした後で、作業再開。


売れそうなもの、各自で使うもの、捨てるものとわけて最後の作業が終了したのが、夕方6時半過ぎ。

帰りは道を間違えたりして、トリノに帰ってきたのは夜の8時位になってしまいました。

ここ一ヶ月ほど、アパートの引っ越しの手伝いなどでクタクタになっているのに、又この作業。ま、バーベキューはおいしかったとはいえ、もう片付けの手伝いはこりごり。

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2009年08月31日

Eataly Torino

日本の代官山や三越にもすでに店舗ができているトリノ発祥の高級スーパーマーケット、イータリー。

英語のEat(食べる)とItaly(イタリア)を合わせてEataly。


日本の代官山に昨年オープンしたときに一度だけ行ってみましたが、トリノの店舗と比べるとすごく狭いというのと商品がどれも高いという印象しか残念ながら残っていません。 でももしかしたら、今はもう少し変わっているかもしれませんね。

こちらのEatalyは、とにかく巨大。

昔、お酒か何かの工場だったところを壊して建てられたらしいのですが、天井や壁のあたりに何か昔の工場跡のなごりのようなものが残っていたりします。

建物は、一階と地下の二階層。あらゆる食品のカテゴリー別にイタリア各地の高級名産品や高級輸入品を展開。

デイリー食品は、肉、魚、野菜、チーズ、パンに分けられ、販売エリアに隣接してカウンターと椅子が配置され、それぞれの食品を調理したものを食べることができます。

又、地下にはビールとワインが所狭しと展示、販売され、その周りにはやはりカウンターと椅子が置かれて、ビールやワインを飲みながら軽くつまむ、なんてのもOK。

ただし、調子にのっていろいろ注文すると、通常のバールやエノテカと比べると割高なので高い食事になってしまいます。お昼時や夕食前のひと時は大勢の人でにぎわっています。

食品以外には、調理小物、食器類なども置いていて、どれも高級。あと、料理本が豊富で立ち読みしているだけでも飽きません。

もちろん普段、気軽にいくスーパーではありませんが、イタリア食材のおみやげやちょっと特別なもの、近くのスーパーでは売っていないものを探すには行く価値ありです。

場所はトリノの中心地から少し離れていますが、バスを使って簡単に行くことができます。地下鉄がそのうちできたらもっと早く簡単に行けるかもしれません。


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野菜売り場の前のカウンターでは、野菜を使った料理を食べることができます。

2009年08月23日

イタリアのアパート事情

こちらでは、賃貸アパートは家具付きと家具なしと大きく二つに分類されます。
家具付きの場合、気に入らないからといってどこかに持っていったりはできませんし、壁に大きな穴をあけてレイアウト変更などはできません。オーブン、流し、食器棚に食器、洗濯機、テーブル、ベッドなど必要なものはほとんど揃っています。

ただし自分の家具、雑貨類などすでに持っている人は、家具なしのアパートを借りますが、こちらは引っ越しをした場合、なかなか大変です。というのも流し、ガス、電気製品の配置、棚付けなどすべて個人でしないといけません。大変でも自分の好きなようにレイアウト変更も可能です。

日本では、賃貸だと風呂桶を変えるなど、大きな工事が必要なものは借主に許可をもらうか、断られてしまう場合もありますが、イタリアではOK。内装の色なんかも変えたりしている人がいるほどです。もちろんアパートを出て行くときは、ある程度の修復や、元あったものに戻したり、は必要ですが。

又、家具付き、なしとも地下に自分専用の物置がついているので、使わないようなものはここにしまっておくこともできます。日本の家屋と違うのは、天井が高いこと、窓がスライド式ではなくて内側に引くもの。又、上げ下げのできるブラインド付き。バルコニー付きのところがほとんど。

戦後に建てられたアパートが多く、6階、7階建が多い。よって引っ越しの時は窓からクレーン車のようなもので運んでいます。引っ越し代はまちまちで、最低でも運ぶだけで1000ユーロくらいしているようです。その後に、上で紹介した内部の必要品の取り付けなどを業者に依頼するとこれに1000ユーロ以上上乗せされるわけです。

さて、アパート代ですが、これも住む都市によってまちまち。ローマフィレンツェミラノなどの主要都市では、少なくとも800~1000ユーロはしているようですが、ここトリノではもう少し安く借りることができます。少し中心地からはずれると350ユーロなんていうのもありますし、中心地でも600ユーロのところを二人でシェアなんてのも有です。

一部屋の間取りもずっと広く、平均で8畳から10畳くらいの部屋が多く、収納スペースも日本よりはずっと整っています。

2009年08月14日

サルデーニャ島の海

前回の続きです。

さて、サルデーニャ島については、何といっても美しい海なくして語れないといってもいいと思います。

ある雑誌にサルデーニャ島のビーチについて目的別のおすすめトップ10が掲載されていました。

その中のほとんどが東側の海岸地域で、ちなみにその美しさに取りつかれてしまったNo.1は、Cala Luna(カラ・ルナ)と呼ばれるビーチでした。


ところが雑誌に出ている評価はある一般的な意見であって、やはり本当に自分のお気に入りになるかどうかは行ってみないとわかりません。
というわけで、以下(すべて東側の海岸地域)私なりのビーチの評価をしてみたいと思います。

☆No.1
Cala Liberotto(カラ・リベロット)写真1)

特徴:白に近い薄グレーの砂浜で、遠浅。
海水は透きとおった美しさ。遠目にはコバルトブルー。
泳ぎながら小さい魚を見ることができます。
海水は比較的暖かで泳ぎやすく、風が強くなければ波は穏やか。
あまり一般観光客に知られていないようで、地元の人か、この辺りに宿泊している人が来るビーチという印象。

設備:貸しバラソル、デッキチェアあり。バール(軽食とカフェ、トイレ、シャワー有)は歩いて5分くらいのところに1軒あり。周りには木々も多い。

アクセス:東海岸のOrosei(オロセイ)から北に向って行き一本目の道を海側に入って突き当たったところにあります。

☆No.2
Cala Luna(カラ・ルナ)写真2)

特徴:小石の浜。遠浅ではなく、波が比較的あります。海水は透きとおり、一番の美しい特徴は、海の色が遠目にはエメラルドグリーン。
しかし、あまり泳ぎやすいとはいえません。海岸の周りには洞窟があり、クライミングをしている人もいたし、洞窟見物をする人もいて観光客がたくさん訪れていました。

設備:貸しバラソル、ボート、シュノ―ケリングあり。バールも1軒あり。

アクセス:Orsei(オルセイ)の南にあるDorgali(ドルガリ)は山の上にあり、そこから海岸に向かってクネクネと道を下りCala Gonone(カラ・ゴノネ)に着く。そこから船に乗って30分くらいいったところにあります。船は一時間に一本出ていて、往復で15ユーロ。カラ・ルナに行くにはハイキング・ロードしかないため、船を利用。カラ・ゴノネのインフォメーション・オフィスで情報入手したときに、ここに来た日本人は私が初めてといわれました。観光客は多いのに、日本人にはあまり知られていないようです。


☆No. 3 写真3)
S. Maria Navarrese(サンタ・マリア・ナヴァレッセ)

特徴:小石の浜。遠浅ではなく、波がカラ・ルナより高い。海はきれいでも木くずなどが多く、あまりおすすめとは言えません。家族連れが多い。

設備:貸しバラソル、デッキチェア、ボートなどあり。小さな町のビーチなので、まわりにはバールやレストランがたくさんあります。一度夜ごはんをこの町のレストランで食べました。魚のグリルがおいしかった!

アクセス:Dorgali(トルガリ)よりずっと南に下がり、Tortoli(トルトリ)から少し北にいったところにあります。ただし、このあたりはかなり小さな町がつながっていて、日が暮れると標識があまりたくさん出ていないのでかなりNuoro(ヌオロ)に帰るのに迷いました。


☆No.4 写真4)
Porto Frailis(ポルト・フライリス)

特徴:岬の先端からほど近く、港や工場などが近いせいか周りの雰囲気が今一つよくありません。小石の浜。遠浅ではなく、この日は風がかなり強くて波も比較的高かった。
海水は透明できれいですが、あまり泳ぐには向いていません。

設備:すぐ近くには魚を食べさせてくれるレストランがありますが、要予約で、この時期は当日予約がむずかしそうです。私たちはあいにくもう一杯でここでは食事はできませんでした。その他の設備はほとんどなし。車で5分くらいいったところにひなびたレストランやバールがありましたが、日曜日はかなり閉まっていて、観光地とは言えそうにありません。

アクセス:Tortoli(トルトリ)から岬のArbatax(アルバタックス)に向っていったところあります。
いずれにせよ、ビーチはどこも美しく、見ているだけでも飽きることはありません。

Nuoro(ヌオロ)というやや内陸部にステイしたので、そこからビーチに行くには1時間くらいかかり、最初の何回かは道に迷ってばかりでちょっとしんどかったです。が、宿泊代がかからなかっただけでも有難いことです。

あっという間に一週間が過ぎ、帰る日の前日にはみんなでパノラマが素敵な丘の上にあるレストランで夕食を共にしました。

ルイザと彼氏は相変わらずアツアツで、一年後もこの状態が続くのかどうか興味津々です。

サルデーニャ島の人たちは、とかく頑固で閉鎖的と聞いていましたが、私の短い滞在ながら、みんな親切でいやな思いをしたことは一度もありませんでした。

食事もおいしかったし、とにかく海の美しさには大感銘を受けました。今度は観光客がまだ少ない6月か9月に来てみたいと思います。


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2009年08月08日

サルディーニャ島へ

7月末になってサルディーニャ島に行こうと思い立ち、インターネットで安い船を探し、友達と出発。

日本では何か月も前から予約しないと一杯になったりするのが、こちらでは、ギリギリになっても安く行ける術が見つかるところがいい。

私たちは車でジェノバに向い、ジェノバの港から夜の9:30出発の船(Grandi Navi Veloci)でサルディーニャ島の東北部にあるOLBIA(オルビア)へ。


約10時間の船旅。

安くあげるために客室ではなく、座席だけ予約。

この座席はまさに飛行機の座席のようで寝るのはきゅうくつでしたが、贅沢は言っていられません。


ただし、飛行機と比べれば船はずっと快適。

レストラン(たいしておいしくないのにやたらと高かった)、バー、ショップ、映画上映、ディスコまで完備。

翌朝7:30くらいにサルディーニャ島到着^^


お天気良好!トリノと比べると空気が乾燥していて太陽の照りつけが強く感じる。

オルビアは、VIPが行くCosta Smeralda (エメラルド海岸)で有名。

もちろん私たちは超一流ビーチを通過して、北西部にあるSASSARI(サッサリ)へ。

いっしょに行った友達のおばさんの家を訪問し、お昼ごはんをごいっしょしました。


サルディーニャの夏はどこも宿泊所は普段の2倍以上に高くなるのですが、少し中心地のはずれに行くと安いところを探せます。


この日は、サッサリから15分くらい海側に行ったところにあるSORSO(ソルソ)に比較的安いアグリツーリズモ
発見。

その名はIl Vigneto Bed & Breakfast (ヴィニェト ベット&ブレックファースト)。


この日の泊り客は私たちだけでした。

広い敷地には野菜、果物、オリーブ、ワイン用のぶどうが栽培されていて購入も可能。

海岸は車で10分くらいのところにありました。 


さて、いよいよ翌日は中東部にあるNuoro(ヌオーロ)へ。

サルディーニャの内部を横切って2時間あまり。

高速道路は比較的狭く、道はすべて整備されているとはいえませんが、高速料金が無料なので〇。

ヌオーロは山の中腹にあって海抜600mくらいの高い地にある町。


この日はやたらと暑くて日中の気温が38度位まで上がりました。

高台のせいか息苦しい感じがします。


この日からヌオーロに住む友達の従兄の家にステイさせてもらうことになっていたので、彼女の仕事が終わるまで近くのショッピングセンターで時間つぶし。


彼女の名前は、Elisabetta(エリザベッタ、通称、ルイザ)サッサリ出身の美人検死ドクター。


あれ?どこかで聞いた名前。

そうです。今話題になっているジョージ・クルーニーのイタリア人の彼女(同じくサッサリ出身)の名前と同じ!

さて、ルイザのコンドミニウムは最上階にあり、眺めは抜群だし、家は新しくて素敵。

夕食には彼女の彼氏とやらもやってきて、なんでも3か月前にジムで知り合い、恋に落ちて3日で同棲をはじめたとか。。はぁ~。


暑いのにますます暑くなりました。

今日はこの辺で。(次回に続く)


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2009年07月25日

いろんな職業あり。物乞いもそのひとつ。

イタリアでは、いろんなことをして稼いでいる?人がいます。

たとえば、これはアメリカでも見たことがありますが、止まっている車のフロントグラスを磨いて小銭稼ぎやレストランに入ってきて花やおもちゃを売りつけるなど。

信号待ちのときに投げ輪などを披露してチップをもらう人もいます。


それに輪をかけて物乞いをする人たちもよく見かけます。


ミラノの地下鉄に乗ると身体の不自由な人がお金を恵んでくれとコップをもってよってきます。


遠距離電車(ただし、特急にはさすがに乗ってきません。)では、よくジプシー(こちらではジンガロと呼んでます。)がいかに自分がお金に困っているかを書いた紙を座席に配って歩き、その後お金を恵んでくれとまわってきます。

このジンガロというのは、もとは東ヨーロッパから放浪してきた人たちで、周りの人たちから疎外され、仕事もさせてもらえなかったという気の毒な歴史があるようです。

彼らは、イタリアに住みながら身分証明書もないし、住民票もなく、不定住で生活しています。働こうともせず、物乞いと盗みで生きているらしく、結構お金は持っているとか。

私たちからみてとても不思議に思うのは、なぜイタリア政府は移民にあんなにうるさいのに、こうゆう人たちは野放しにしているのか。

イタリア人は、もう昔からのことだからしかたがないとあきらめている様子。

家の泥棒や観光客を狙うのも彼らのケースが多いのです。

男性はあまり目立たないのですが、女性は長いフレアースカートに髪は長く編んでいたりしてすぐわかります。

時々彼女らとは似ても似つかないような赤ちゃんを抱いていたりします。あれってどこかからさらってきたのかしら?と想像してしまうくらいです。

現にイタリア人の赤ちゃんをさらおうとして未然に防いだという話を聞いたことがあります。


それ以外には、歩道の一部に広がる屋外レストランやバールに腰かけていたり、車に乗って信号待ちで止まっていると、お金を恵んで下さいという人が寄ってきたりすることがあります。

なんか気の毒に思ってしまうのは、普通の感じのおばあちゃんやおじいちゃんが来るときです。


最後の極め付きは、駅の近くや町の中心地を歩いていると帰りの電車賃がないのでどうか少しでも恵んでくださいというもの。

私は直接折り合ったことがないのですが、イタリア人の友達から聞いた話があります。


ある人が、どこか遠くの町から出てきたのですが、帰りのガソリン代がなくて車で帰れないのでお金を恵んでくれといってきたとか。

私の友人は、人助けをしたかったのか、興味があったのか?不明ですが、その物乞いの人に、「では、いっしょにガソリンを買いに行きましょう。」と持ちかけたら、その人、「ばかやろう!」といって怒って行ってしまったとか。

要するにガソリン代がないというのはウソで、本当はお金をだましとりたかっただけ。

同じ人が何度もこういうことをやってるのを見たこともあるそうです。


何で物乞いが多いかというと、なんでもカソリックでは、恵まれない人にお金をあげて助けることは素晴らしい徳積みになるという教えがあるらしいのです。

それに便乗して、だましとっている人もたくさんいるようです。こういう人たちはもしかしたら、かなりのお金をもっていて、ただ働きたくないだけなのかもしれません。

日本では、まずお目にかからない光景です。

2009年07月14日

夏のバーゲン・セール

イタリアでは、今どこでも夏のSaldi(バーゲン・セール)の真最中。


州によって開始日が少しずれているとはいえ、だいたい7月の4日くらいから一週間後の11日くらいまでの間にスタート。


まずは、家からほど近いところにある、スポーツウェアのカッパのアウトレットに行ってみました。

Robe di Kappa Spaccio Torino


ここではスポーツウェアからシューズまでかなりお買い得。


又、トリノには他にはマックスマーラ系のアウトレットも有ります。

この系列は、トリノ以外にもイタリア各地に数軒あります。日本価格と比べるとかなり安い。

Diffusione Tessile

ちなみにトリノの店舗は、Collegno (TO)といいます。


次に行ったのが、2000年にできた巨大アウトレット。

McArthur Glen

こちらでは、Serravalle Designer Outlet (セッラヴァツレ)と呼んでいます。

ミラノ、ジェノヴァ、トリノ各都市からのシャトルバスが便利。


ミラノからは毎日

行きForo Bonaparte 10:00 発
帰りSerravalle Designer Outlet 17:00発

往復で大人20ユーロ、子供10ユーロ 詳しくは、+39 02867131
noleggio@zaniviaggilit

www.zaniviaggi.it


ジェノバからは土・日

行き P.zza della Vittoria 9:30発
帰りSerravalle Designer Outlet 16:00

及び水曜日

行き P.zza della Vittoria 14:30
帰り Serravalle Designer Outlet 19:00

詳しくは、+39 01056 4003 info@genovarent.it


トリノからは毎月第一週目の週末のみ運行

行き C.so V. Emanuele 131 9:00 発
帰り Serravalle Designer Outlet 16:00発

往復で大人20ユーロ、子供10ユーロ 詳しくは、800 210 266 www.vitagroup.it

その他、電車を使うと、ミラノ―ジェノバ線で、Arquata Scrivia下車。そこからバス利用。

ここは、かなりの品数あり。サイズも結構揃っています。

セール時期はいいものは早めに行ってゲットがおすすめ。ただし、8/25までやっているので終りのころになると更にお買い得になるものもあるかと思います。

もしこの時期にお買い物にイタリアに来られる方で、何かわからないことがありましたら、是非コンタクトしてください。こちらでわかることでしたらお調べします。


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Serravalle Designer Outlet にて

2009年07月08日

夏の日焼け

イタリアでは、ほとんどの人が夏には日焼けしています。

日本では、美白が好まれ、日焼けをしないようにと日傘に手袋にと万全対策を施している人もいるくらい。

イタリアでは。。もちろん日傘も手袋も売っていないし、日やけどめはわずかで、断然サンオイルの種類が多い。

日焼けをしていなくて白いと、バカンスはどこにもいかなかったの?となるくらい。

日本でも若者たちは日焼けしても、ある程度年をとると、ほとんどの人が日焼けをしなくなります。イタリアでは、年齢にまったく関係なし。おじいちゃん、おはあちゃんだってしっかり日焼けしています。おばあちゃんなんて、ビキニを着て頑張っているくらい。

私も日本人なのに日焼け大好き人間。

さっそく毎日暑いので、トリノ市が運営している近くのプールにいくことにしました。昼12:00から夕方19:00までで、普段の日は5ユーロ、週末のみ6.10ユーロ。しかもデッキチェアーも使えて、この値段。

今、夏休み(なんと学校は6/11が最終日で、それから約3か月は夏休み)なので混んでいるとはいえ、日本のあのプールの混みようと比べると人はずっと少ない。これはトリノ市の人口が少ないせいもあるかもしれませんが。

とにかく、イタリア人は快適に夏の日焼けを楽しんでいます。


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家の近くのプールにて。

2009年06月30日

トリノ市の守護聖人サン・ジョバンニ

以前にもご紹介したことがありますが、イタリアでは、町ごとに守護聖人というのがいて、祭日としてその聖人を祝う日があります。

トリノ市では6月24日が守護聖人サン・ジョバンニのお祭りでした。


この日の名物となっているのが、夜にポー川で行われる花火大会です。


昨年はポー川近くのヴィットリオ広場までこの花火を見にいきましたが、帰りは大勢の人だかりで動くのが大変でした。

今年は近くの友達の家のテラスで夕食を食べて花火を見ることになりました。


すっかり暗くなった夜10時半。

ド~ンという音を合図にいよいよ花火が打ち上げられました。

友達の家のテラスは屋上にあるのですが、少しでも高いところから花火を見たくて、みんなで隣のビルのさらに高い屋上まで上がっての花火観賞となりました。


ここからでは、ポー川もすごい人だかりも見えませんでしたが、花火の音と、スピーカーからの音楽とアナウンスの音はガンガンとこだましていました。


川の近くから見た昨年と比べると迫力に欠けますが、それでもきれいな花火を十分に見ることができました。

トリノの夏の風物詩になっている花火大会。 

東京の花火のことをなつかしく思い出しながら一時間という時間があっという間に過ぎていきました。

又、来年まで花火はお・あ・ず・けかと思うとちょっぴり淋しい気がします。

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2009年06月16日

ホームパーティー in Italy

イタリア人はホームパーティー好き。


狭いアパートに住んでいても断然家でのパーティーが多いのがイタリア


豪華なアパートや家に住んでいる人にとっては、友達に自分の住んでいるところを披露したいという願望が強いのかも。褒められれば褒められるほど家に人を呼びたくなる。


気さくな友達同士だと何が必要かを聞いて、それを持っていきますが、もしそうでない場合は、こちらで適当に見つくろって必ず何か持参するのが礼儀。多いのが、ワインやお菓子(私はよく手作りして持っていってます)。


日本では友達との付き合いが多いと外食代がばかになりませんが、こちらでは付き合いが多いといえば、ホームパーティーによばれることが多いということかも。もちろんたまには自分もパーティーを主催して友達をよぶことになりますが。


外食代は日本ほど多くかからないので助かりますが、料理が苦手の人には、ホームパーティーを主催するのはちょっときつい。場所と飲み物を提供するから日本料理作って!というリクエストはありましたが。


さて、ホームパーティーはだいたい夜の8時か8時半にスタートして12:00前後にお開きというのが多いパターン。


はじめのころは、パーティーによばれるごとにきついなぁと思っていました。

というのもイタリア人は好き勝手にいろいろな話題を話すので、こちらがその話題についていけないとひとり黙っている状態になるからです。

こちらが外国人だからといって、気を使って話したり、わかりやすく説明してくれたりといったことはあまりありません。なので、わからなかったら勇気をもって何のこと?と聞くなり、自分の興味ある話題に相手を引き込んだりとちょっと努力が必要。

ときどきすごいと思うのは、彼ら同士にしかわからないような個人的なことを話していてこちらには何の説明もしない人たちがいること。

相手への気遣いはやはり日本人が一番かも。


ホームパーティーによばれてもし女性なら、食べ終わった食器を流しに運ぶのを手伝ってあげるといい印象をもたれるかも。もちろんやらなくていいから、と断られたらしなくてもOKです。


イタリア人との挨拶、家に着いた時と帰るときは、はじめて会った人以外は、だいたい両頬にキスします。男性同士は握手だけというのもあるけれど。

2009年06月07日

花のお祭り

5月末の日曜日。

園芸を趣味としている友達に誘われてトリノ郊外にあるレヴィリアスコ(Revigliasco)で開催された花のお祭りにいってきました。

レヴィリアスコは、前回レストランのご紹介でも登場した村です。


園芸愛好家が各々のブースで花や植木などを展示し、ブースによっては販売もしていました。

入場料は5ユーロでしたが、このうち4ユーロ分は、花や植木を購入することができるチケットをくれたので、1ユーロのみ寄付をしたことになります。


花のお祭りと題するごとくに、たくさんの色とりどりの花や植木が展示販売されていて、見ていて飽きることがありませんでした。

中には日本の植木もあったりしてなかなかユニークな面も。


おまけに販売価格も町の花屋やスーパーで売られているものよりもずっとお得でした。私もアパートのバルコニーに少し植木を置きたくなってきたので4ユーロ分しっかり購入して帰りました。

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2009年05月28日

イタリアでの外食

普段はビッレリアと呼ばれているビヤホールやピッツェリアくらいであまりレストランでの外食はしないのですが、ここのところ知り合いを通して夕食のご招待があり、大変うれしくご馳走になってきました。(2度もご招待だったのでちょっと恐縮しましたが)


ご招待してくださったのは、日本でも知られているスロー・フーズ協会に勤務していられる方で、彼が選んだピエモンテ料理を味わえるレストランということで、行く前からかなり楽しみにしていました。


本当はバシバシと写真を撮りたかったのですが、周りを見回すと誰一人として写真を撮っている人なんていません。よって、写したのはほんのわずか。詳細は各ホームページを見てください。

La Taverna di Fra’ Fiusch(ラ・タベルナ・ディ・フラ・フィウスク)

トリノの南西に30分ほど車を走らせた小高い丘の村、レヴィリアスコ(Revigliasco)にこのレストランはありました。

1800年代終わりくらいまでは小さな家だったところを改造して作られたレストランです。小さいながらもテラス席からの外の眺めは絶景です。


私たちはシェフにお任せ料理にすることにしました。

アンティパスト(前菜)が3品、プリモ(第一の皿でパスタやリゾットなど)、セコンド(メイン料理でお肉料理でした)、デザート(チーズとケーキ)に5人でワイン4本。


とてもおいしかったのですが、やはり量が半端ではありません。もし再度このレストランに来るチャンスがあったらお任せではなくて、自分で選んだ方が量的にも日本人向き。

私はアンティパストの一品、卵とリコッタチーズを使ったスフレが一番気に入りました。


値段は一人いくらくらいしたのか???

60~70ユーロはしているという私の想像ですが。。

La Betulla (ラ・ベツッラ)

こちらはトリノの西に一時間くらい車でいったトラナ(Trana)という小さな村のはずれでかなり郊外にあるレストラン。

周りは木々に覆われたあまり特徴のないところ。ここは個人でいくにはちょっと不便だし、遠すぎると思いきや、味は絶品也。

2000年に開業されたレストランで、シェフのフランコ・ジャコミノ(Franco Giacomino)の紹介がHPに載っていて、なんども賞を受賞しています。


レストランの内装は白壁とあらゆるところに鏡が使われていて高級感を出しています。

今回も5人で行きましたが、前回でこりたので、各自が好きな料理を注文することにしました。

といってもイタリア料理の種類の知識が限られていてなかなかメニューを見てもピンときません。友人やカメリエーレ(ウエイター)に聞きながら、なるべく自然の素材を生かした軽めの料理を選択。それがフンギ・ポルチーニを使った料理です。

アンティパストは、フンギ・ポルチーニと卵を使ったパルミジャーノのスフレ(前回はチーズにリコッタが使われていました。)、プリモはフンギ・ポルチーニソースのタリアッテッレ、セコンドは同じくフンギ・ポルチー二のソテー。すべておいしかった!!


デザートは出席者の一人が誕生日だったため、デコレーションケーキを切り分けて食べましたが、これもスポンジケーキのやわらかさとクリームの味がなんともいえず美味。

ワインは今回は2本でしたが、そのうちの1本の白ワインがとてもおいしかったので、メモしてきました。

ドイツのアルザスのリースリング・ワインで、MEYER – FONNE Riesling 2001 Vignoble de Katzenthal とレベルに記入されていました。


ここのお値段は前回よりもお高いとのこと。ひとり100ユーロは下らないのでは?


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最後にこれはカジュアルレストランですが、かねてより行きたかったトリノの家からさほど遠くないところにあるメキシコ料理屋です。


Revolucion (レボルシオン)


アメリカなんかで食べるメキシカンと比べるとボリュームはかなり落ちますが、味は結構いけます。

一人1品料理と飲み物で20ユーロもあれば満足。

レストランの内装は悪くないのですが、調度品はプラスチックを使ったりしてかなり安っぽい感じ。ま、カジュアルレストランだから良しとすべし。

ここなら値段を気にせず、食べすぎることもないかも。


レストラン情報はなかなかい集めにくいのですが、又行く機会があったらご紹介したいと思います。

2009年05月18日

Dolceacqua 甘い水?

5月はじめ、ちょうど日本のゴールデンウィークにあたる時にリグリーア州のヴェンティミリア(Ventimiglia)にある友人宅へ遊びに行ってきました。

ヴェンティミリアの隣はすぐフランスでコート・ダジュールが続いています。
海大好きの私ですが、今回はちょっと内陸に入ったところにあるおしゃれで素敵な村々を訪れてみることにしました。

小さな川にそって内陸にすすみしばらくいくと川沿いに「ドルチェアクア(Dolceacqua)」という村のサインが見えてきます。

そこを通りすぎてしばらく行くと「Pigna(ピーニャ)」という村があります。

ここに温泉があると聞いたので行ってみたのですが、以前アオスタ渓谷にあるテルメに行きましたが、そことちょっと似ていてプールで楽しむといった感じのところで、35ユーロもしました。

まだ屋外の温泉プール?は開業していなくて屋内だけ。屋外プールは山間にあって眺めも抜群。ここは夏に来るべき?!と思いながら先ほどの道をもどり、「ドルチェアクア」へ。


この地名、なんともかわいいと思いませんか?!

直訳すると「甘い水」? Acqua dolce は淡水という意味です。

なんで淡水がdolce(甘い)なのかわかりませんが、日本語と比べてイタリア語がおしゃれと思う所以です。


さてここ「ドルチェアクア」という小さな村を散策。細長い迷路のようなところを入っていくとかわいらしいB&Bがあったり、雑貨やさん、お菓子屋さんなどとにかく名前のごとくおしゃれで素敵なところです。

週末には青空市がたつらしいのですが、今度はもっと早くきてそのメルカートで掘り出し物を探したいと思います。

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2009年05月12日

ピエモンテ州のアウトレット

トリノ近郊のアウトレットについて以前ご紹介したことがありますが、今回はもうひとつ別のトリノの南に1時間ほど車を走らせたところにある「モンドヴィチーノ」(Mondovicino)アウトレットに行ってみました。


バスもトリノのポルタ・ヌゥオーボ駅の近くから出ていて、こちらは朝10時に出発しておよそ一時間半で到着します。

トリノ近郊にあるのは、マックスマーラ系のアウトレットと、ヴィコルンゴ(Vicolungo)アウトレットの二つと思っていましたが、別のイタリア人から「モンドヴィチーノ」のことを教えてもらいました。


それと、「モンドヴィチーノ」にはちょっと気になっているブランド、「フォルナリーナ」(Fornarina)「プリマ・クラッセ」(1a Classe)で有名な「アルヴィエロ・マルティーニ」(Alviero Martini)の店舗があるからです。


この日は他の用事があってあまりゆっくりできなかったのですが、ちょっと視察という名目で行ってきました。


確かにどこも通常の店舗での価格と比べると30%引き位で売られています。その中でさらにセール価格のものがあったりするともっとお得です。


全体としての雰囲気や取り扱っているブランドは、ヴィコルンゴ・アウトレットと似ていて、老舗高級品(たとえばプラダやグッチなど)は扱っておらず、もう少しお手軽価格のブランド(ベネトンやフィラなど)がたくさんありました。

ということは、日本人にはあまり人気がないのか、誰一人としてみませんでした。


トリノから行く場合、もしかしたらヴィコルンゴの方がやや近いかもしれません。ただし、「フォルナリーナ」「プリマ・クラッセ」「モンドヴィチーノ」にしかありません。


このように二か所とも異なるブランドを扱っていたりしますから、興味があるブランドがある場合は事前にインターネットでどんなお店があるのかを調べてからいかれることをおすすめします。


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フォルナリーナのショップ

2009年05月06日

ピエモンテの大聖堂

パスクアの最終日、4/13の月曜日は晴天に恵まれ、じっと家にいるのがもったいないくらいのお天気でした。


ピエモンテ州の中でもまだまだ見るところはたくさんあって、その中でも日本人にはあまり知られていないところに行ってきました。


トリノの東、アスティの北にあるモンフェラートの丘の谷間に建つ「Abbazia di Vezzolano」(ベッツォラーノの大聖堂)。

この大聖堂は12から13世紀にわたって建てられたロマネスク後期からゴシック初期にかけての様式とのこと。

なかなか有名らしく、多くの観光客で混み合っていました。

又、この辺りはのどかな風光明媚な地で、丘の斜面にはたくさんのワイン畑も見られました。


大聖堂の近くのバールのテラス席に腰かけて、ブルスケッタとビールを注文し、遅咲きの桜を見ながらひそかに「お花見」気分を味わえたのもよかった。  

ほんの3時間くらいでしたが、十分に息抜きができました。

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2009年04月26日

パスクアにはフランスのリヨンへ

今年のパスクア(イースター)は4月中旬にあたり、昨年と比べるとずっと暖か。

アンティークの家具や小物の買い出しに行くというイタリア人についてフランスの「リヨン」へ行ってきました。


トリノからフランスへはアルプスの山越えをしなくても、トンネルを使えばもっと時間を短縮できるとのこと。ただしこのトンネル通過にかなり高い料金がかかるというので山越えに決定。

当日はあいにくの雨模様。山をグングン登っていくたびに気温が下がり、フランスの国境を越えて「ブリアンソン」を通過し、アルプスの山中に入っていくとあたりは一面雪景色。


この山越え、トリノからミラノにいく位の距離なのにカーブが続く崖の道。そう簡単にはいきません。

途中休み休み行ったせいもあって、朝出発したのに「グルノーブル」を通って「リヨン」についたのはもう夕方の6時をまわっていました。

ホテル(一つ星ながら新しくて快適)を探すのに四苦八苦しましたが、どうにかチェックインを済ませ、リヨンの町へ。


リヨントリノと比べるとずっと大きい町ながら、景観が似ていると思いました。

小高い丘に囲まれ、川が流れ橋がかかり、川岸に古い家々が並んでいます。もちろん家はイタリアのそれとは異なっていますが、雰囲気は近いものがあります。


トリノ同様、碁盤の目のように道が配され、路面電車もあります。

丘の方に向って路地を歩いているとモード系のお店、お菓子屋さん、果物屋さん、文房具屋さん、カフェ、レストランとどれをとってもおしゃれでついつい覗いてみたくなります。

リヨンはまだまだ日本人観光客は少ないとはいえ、中心地は地元の人たちや観光客でにぎわい、レストランは、どこも人であふれていました。


私たちも軽く食事をすませ又道に迷いながらホテルへ。

この夜に食べたカマンベールチーズのブルスケット(フランスでは何というのでしょうか?)はなんと蜂蜜がパンに塗ってあって甘いお菓子のようでした。


翌日はホテルから程近いところにある屋外のアンティーク市へ。

アールデコの家具、50年代、60年代の家具、小物など盛りだくさん。

こういうところで安く買って修理して3倍から5倍で売るんだから売れたらいい商売になると思います。

私にはいったいぜんたいアンティークのどうゆうものが売れるのかがよくわかりません。

なんでもそうですが、売れる商品を見つけるのはいくつもの失敗を重ねて経験を積んでいくことだそうで、まだまだ修行が足りません。

さてイタリア人のバイヤーたち?の交渉を横で聞き、購入した家具を車にいっぱい積んで又アルプスの山越えです。

5時間くらいの長ドライブでやっとトリノに帰ってきたときにはすでに夜の8時すぎでした。

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2009年04月17日

アオスタへの小旅行

前回の続きです。

せっかくValle d’Aosta(ヴァッレ・ダオスタ、アオスタ渓谷)まで足を延ばしたので、その州都であるアオスタの町にも行ってみることにしました。


一番の印象は、町中に古代ローマ時代の遺跡が残っていることです。

石畳の古い道を歩いているとタイムスリップして古代ローマの時代に戻ったように感じます。


町の中心にある市庁舎前の広場で一休み。

すぐ近くに雪をかぶったアルプスの山々が見渡せて、まさにアルプスの中の”ローマ遺跡”の町といってもいいところです。


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最後に州の一番端にある”クールマユール(Courmayeur)”へ。

ここに行く途中で警官による検問があり、ちょっとあせってしまいました。
というのも滞在許可の延長中の証明になるものを持参していなかったからです。
やはり遠出をするときは常にすべて持参しなくてはいけないと反省しました。
イタリアも最近、不法移民が多いからかもしれません。


さて、クールマユールですが、ここからトンネルを抜けるとすぐあるのが日本人には良く知られているフランスのシャモニーです。

ヨーロッパ最高峰のモンテ・ビアンコ(モンブラン)はここからだと近すぎて全景を見ることができません。

それでも雪をかぶったアルプスの山々を見ながら外のベンチに腰かけてお昼ごはんを食べたり、本を読んだりするにはとても気持ちがよく、この日も多くの観光客で賑わっていました。

又、町にあるお店では高級品が多く売られていることから、このあたりに来るスキー客の客層のレベルが想像できます。

今度はもう少しゆっくりして、モンテ・ビアンコの雄姿を見にケーブルカーで上まで上がってみたいと思っています。

2009年04月08日

アオスタの温泉

イタリアにも“TERME”と呼ばれる温泉があります。


ただ、日本のそれとは違って体調不調の人やお年寄りが療養にいくところというのが一般的。


ただ少し前にイタリア人から療養ではなくて楽しめる”TERME”があると聞いていたので、思い切って行ってみることにしました。


トリノから北西に約140km行ったところにある、隣りの州、Valle d’Aosta(ヴァッレ・ダオスタ、アオスタ渓谷)にその温泉とやらはありました。


“Le Terme di Pre’ Saint Didier” (プレ・サン・ディディエ)と呼ばれる温泉は、フランス国境に近い渓谷にあって、インターネットで見たときは豪華なスパっていう感じでした。


それゆえに料金もかなり豪華(お高い)。。。週末は夕方6時から11時までだと少しお安くなるとはいえ、それでも一人35ユーロもしています。


感想は。。。確かに豪華なスパですが、日本の温泉とは程遠い感じ。男女いっしょに水着をきて入る豪華なプール、あるいはジムにいったような感じでした。

温泉は屋外に大3つ、ジャクジー小2つ、屋内に小さい温泉がいくつもありました。サウナも屋外と屋内にひとつずつ完備。週末だったので人で混み合っていたせいもあり、リラックス・スパというよりもおしゃれな娯楽施設という感が抜けませんでした。

料金にはレンタルのバスローブ、タオル、ゴム草履の他に入浴後につけるボディークリーム、ブュッフェ(軽食)もついていました。ま、3時間もいれば十分遊べます。

リピーターもいるようですが、私は一度で十分です。やっぱり、日本の温泉が恋しい!


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プールのような屋外の温泉です。遠くに見える雪をかぶった山々が印象的。

2009年04月03日

日曜日のアンティーク市

イタリアでは3/29日曜日から夏時間が採用されイタリアとの時差が7時間になりました。日本の方が7時間先に進んでいます。


これからますます日が暮れるのが遅くなり、待望の夏がやってくると思うと気持がワクワクしてきます。


さて、先日、お天気が良くて暖かかったので日曜日にオープンしている屋外のアンティーク市にきました。


トリノから100kmくらい南にある「ニッツァ・モンフェラートNizza Monferrato」という小さな町。


家具など高額なもの以外に、60年代や70年代のフランスのセラミックでできた小物入れ、お手頃価格のやはり同じ時期のアクセサリー、イタリアの工芸品のひとつともいえるカーテンにつけるタッセル(これは日本にも輸入品が入ってきているようですが)、食器、テーブルクロスなどが売られていました。


アクセサリーといえば、イタリアの各地でよく見るのが、各パーツを売っていて、それらを買って自分で作るというもの。もちろんこれはアンティークではありませんが、こんなのもユニーク。

たまに、信憑性がない物もあるので注意が必要です。値段が安くどうみてもメッキ製品。でもしっかり「銀製品」と言って譲らないおばさん。

そうかと思えば、すごく価値がある骨董品なのにそれを知らずに安く売られていることもあり。私の友人は、こうゆうのにホクホク顔。安く買って何倍もの値段で売れるからです。

イタリア人は、アンティークものに目がないのかと思えば、イケアの家具みたいな現代のかなりお買い得品にも群がっています。

日本人はといえば、一般人はアンティークよりイケアの商品を選ぶのではないでしょうか。これは、文化・生活の違いから来ることかもしれません。


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アンティークの食器も売られていました。

2009年03月26日

イタリアのテレビ番組

イタリアのテレビ番組の中で2つほど気になっているものがあります。

日本人の私にもすべてはわからなくても楽しめるもの。

そのひとつは、「Grande Fratello グランデ・フラテッロ」というリアリティ・ショーです。

ひとつの家で若い男女10人が100日間共同生活をし、視聴者がその様子を観察するというものです。

すごいのは、家中あらゆるところに24時間監視カメラとマイクが設置され、外の世界とは一切接触は禁じられ、電話、新聞、テレビ、時計もないところで生活するんですよ!

この100日間に視聴者による人気投票が行われ、集計ランク下位2名が落選し、新メンバー2名が追加されます。

最後に期間中一番人気が高かった人が優勝者となり、多額の賞金をゲットできるというもの。

この共同監視生活ではいろんなことがおこり、喜んだり、悲しんだりとかなりドラマチック。

人の私生活を覗き見し、自ら選別に参加出来るのが快楽なのか、イタリアはじめヨーロッパ各国で放映され、大人気番組となっています。

しかし。。いくら大金がもらえるからといって、自分の生活を100日間も捨てきってプライバシーゼロの監視された生活を送るのは至難の業。私にはとうてい想像もできません。

あまりにも現実離れしているものの、美男美女の参加者を見ていて悪い気はしません。

「ま、大変!」とか「可哀そう。。」とか思いながら、「あの人カッコいい」だの「あの子かわいい」だのと気楽に見るのがいいです。(真剣になりすぎると疲れる。)

あともうひとつは、「SCHERZI A PARTE スケルチ・ア・パルテ」というバラエティー番組。

この意味を調べたら、「冗談抜きで」 とか 「冗談は別にして」という意味らしいんですが、要するにこの番組、日本に昔あった「元祖どっきりカメラ」にそっくり!


仕掛け人がターゲットを騙し、ターゲットが驚いたり、動揺したりしたところで、「SCHERZI A PARTI」と書いたプラカードを持った人が現れるというもの。

これは、かなり笑えます!

2009年03月07日

ドラッグクイーン

又、又、ドラッグクイーンのパフォーマンスを見に行ってきました。


今までに2回くらいこのブログでも紹介していますが、初めての人のためにちょっとご説明を。。

男性が女装して踊ったり、歌ったり(口パクですが)とパフォーマンスをするもので、この人たちをドラッグクイーンと呼んでいます。


たまたま、ゲイの友人が何人か?いて、そのうちのひとりがドラッグクイーンで、(彼の場合、100%ゲイなのかは不明。)定期的にパフォーマンスをするため、毎回ご招待されています。(*^_^*)


場所は、家からそれほど離れていない、”カフェ・バザーレ“(Caffe’ Basagle)というロカーレ。

食事もシンプルながらできますが、いつも不思議に思うことあり。

食事をした後にレシートも持ってこないし、お会計はすべて階下に降りてレジで口頭申告。これだとうそを言ってもOKだし、無銭飲食だって可能。


ここは、夏になると広いオープンバルコニーで食事ができるし、安くておいしくてなかなか気に入ってます。


さて、ドラッグクイーンのパフォーマンスですが、毎回観客が増えて、この日も超満員。

クイーンの中には本当に女性っぽい人もいますが、だいたいが推して知るべし、です。


私の友人は、小柄で痩せていて足なんか細くて女性っぽいのですが、筋肉がちょっと邪魔しているというか。。

一時、カツラが落ちそうで大わらわ!

まあ、彼(彼女?)は、タンゴダンスをやっていてふるまいがなかなかしなやかなところは感心です。


くだらないといえばそれまでですが、彼(彼女)たちがめちゃくちゃ着飾って、ズッコケながら頑張っている様子は笑えますよ♪ 

日本ではなかなか見れそうもないので、お誘いは貴重にお受けしております。(笑)


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向かって一番左が、友人のマックス。(女性名:フルビア)中央の人が一番女性ぽい?!

2009年02月18日

フランクフルト・メッセ

近い将来の輸出入ビジネス実現に向けて、2/13から17までドイツのフランクフルトで開催された「アンビエンテ」(ambiente) 国際ギフト家庭雑貨の展示会に行ってきました。


まずはインターネットで安価なエアーチケットを探し、やっと見つけたのがスイス航空のチューリッヒ経由でミラノのマルペンサからフランクフルトに飛ぶ便。

日程を決定したのがギリギリで直行便はすべて高く、結局スイスのチューリッヒ経由で200ユーロのチケットを購入。時間はかかるけれど安いに越したことはなし。宿泊はフランクフルトに住んでいる旧友にお願いしたので高額に跳ね上がったホテル代を払うこともなし。


展示会が始まる前日に出発。

今回ユーロ圏を一度出て、又ユーロ圏に入るということをうっかりしていてあまりよく考えていませんでした。なので、一度ミラノ(ユーロ圏)から出国し、ユーロ圏外であるスイスを経由して、又ドイツのフランクフルト(ユーロ圏)に入った時には、行ったり来たりしていてかなり不審がられてしまいました。

ま、どーにか入国検査の難関?を突破し、フランクフルトの空港から電車の駅に向かったころには夜の9時頃になっていました。

空港から中央駅まではおよそ10分。そこから友人宅まではタクシーで15分くらい。16ユーロ。


長旅(午前11時前にトリノを出て、友人宅に着いたのが夜9時半過ぎ)の疲れは温かいご飯におでんと魚のフライという日本の家庭料理ですっかり取れました。(=^・^=)

とくに「おでん」には感激!トリノでははんぺん、ちくわ類などの練り物ってまだ見たことがありません。


さてと。。。展示会の話になる前の語りが長くなりました。

13日の朝、友人に連れられてバスと電車を乗り継いで30分程で展示会場へ。

一般客は入場できず、あくまでもビジネス・トレーダーのみ。又、入場料は事前にインターネットで購入したほうがずっとお得。期間中何回でも使えるチケットはネットで42ユーロ。当日窓口で買うと60ユーロもします。


今回は、世界90数カ国から4,600以上の出展者が参加。

この数だけで会場がいかに大きいかの想像がつきます。

この巨大な会場は3つのカテゴリー(ダイニング・リビング・ギフト)に大きく分かれていて、私は特にリビングとギフトに焦点を絞って見ることにしました。

というのは、小物雑貨・アクセサリーに興味があるからです。

会場は1から10までのホールからなり、ひとつのホールをさっと見るのでもある程度の時間を要します。

又、出展者が扱っている商品が一つのカテゴリーの範疇に入らないときもあるので、あくまでもすべてが同じホールにあるとは限りません。

いずれにせよすべてのホールとはいかなくてもかなりのホールを見て歩き、体力もかなり使います。


初日は自分の気に入った商品を扱っているブースを探すためにアトランダムにざっとホールを回り、見つけるとパンフレットをもらったり、出展者に日本への輸出の可能性や商品の値段を聞いたりしました。

最初は出店者と話すのにやや抵抗があったもののだんだん慣れてきて、2日目には自分のショップを飾る商品発掘が楽しくなってきました。

特に小物類の中でユニークなものとしては、木の箱に瀬戸物でできた小さな引き出しがついたスパイスケース。

デザインといい瀬戸物の絵柄といい自分のキッチンにも置きたいと思いました。


2日目の夜は輸入ビジネスセミナーでいっしょだった日本人の方と夕食。

フランクフルト中央駅近くでドイツ料理屋を探しましたが、ほとんど見つからず、あるのはイカガワシイ?バーやショップにピザ屋。

その中でやっと見つけた値段も手頃で比較的混んでいるタイ料理屋へ。

ここは安くておいしくて◎。ひとり14ユーロでお釣りが出たくらいです。


さて今晩ごいっしょした方は、輸入ビジネス大家といわれている大須賀祐氏の買い付け実践講座で今回の展示会に来ていました。

商談の秘訣などをちょっぴり伝授いただき、お互いに頑張りましょう!と励ましあいました。


さて、3日目。私はこの日の夕方にイタリアへもどる飛行機に乗る為、自分にとっては最終日となりました。

今まで回って気に入ったブースを再度回り、サンプルゲットの予定でしたが、アンビエンテの後に続く展示会に商品をすべて移すためと、断られてしまいました。

又、少量でも購入可能なところから商品を買って持って帰りたかったのですが、当然これも商品は後に送付ということになり、結局、商品は何も持って帰ることはできませんでした。

それでも自分が扱いたい商品が見つかったことだけでも行ってよかったと思います。初めての経験だったので行くまではどうなることやらと心配しましたが、今では少しですが海外見本市の回り方ハウツーがわかってきたように思います。

帰りは展示会場から飛行場までのシャトルバスでぎりぎりにチェックイン。

行きと同じルートですが、チューリッヒでの待ち時間は1時間ほどで短く、イタリアミラノでのユーロ圏への再入国も何も問題なく、無事にトリノに戻ってきました。

あっという間の4日間でしたが、かなり充実した楽しい旅でした。

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見本市会場の入口

2009年02月08日

春よ早く来い!

日本では節分が終わって暦の上では春ですね~。

こちらではカーニバルが終わらないとまだ春遠しという感じです。


先日、友達の家(フェデリコといって外科医でゲイなんです。)でいつものように夕食会をしました。


彼の友人には多くのゲイ?がいるのですが、もちろんすべてがそうではありません。でも油断していると。。きわどい言葉(?)がでてきて、私が質問するといっせいに言葉をつまらせるのがおかしいです。(笑)


彼らの一つ共通した趣味は、植物(花・木々)栽培で、日本からの野菜の種をプレゼントしたら大喜び。


そういえば、種は海外には送ってはいけないことになっているようですが、先日エアメールで手紙といっしょに日本に送ったら何の問題もなく届いたのにはびっくり。


ま、害虫の問題がなく、植物での日伊交流になればいいな。と思っています♪


この日の夕食は「ポレンタ」が中心でした。


仲間の一人のルチアーナが「ポレンタ」を2種類作ってもってきました。


ポレンタ」とは、トウモロコシの粉を水と塩を入れた鍋で長時間かけて煮てつくるもの。


ポレンタ」は柔らかいまま食べるのと、冷やして固めて食べるのとありますが、今回は2種類とも固めたもので、ひとつはパルミジャーノをかけてオーブンで焼いたものと、もうひとつは肉汁を使って作って固めたものでした。


温めて食べると寒い夜にはぴったり。そういえば夏にポレンタを食べるというのはあまり聞いたことがありません。


さて、この日は、雨混じりの雪が降り、寒い夜でした。


日本からの節分の豆と鬼のお面を持っていったら大うけで、みんなで豆まきをしました。というのも節分を通して福がたくさん来て、早く春が来るように!という切なる願いから。

本当に「春よ早く来い!」


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手前の黄色い長方形の食べ物が、ポレンタで上にパルミジャーノをかけて焼いたもの。奥に見える黄色いもうひとつのポレンタが肉汁でつくったもの。

2009年01月30日

イタリアの冬の風物詩

日本の冬の風物詩といえば。。お正月、七草粥、鏡開き、節分、ヴァレンタイン・デー、ひな祭り(これは3月なのでもう春になりますが)と続きます。

イタリアの冬の風物詩は?といえば、クリスマス、お正月、ヴァレンタインのチョコレート商戦はないので、次にくるのがカーニバル(Carnevale)。謝肉祭ともいわれています。

これは何といってもベニスのカーニバルが有名ですが、その他にも各地で行われています。詳しい説明は、割愛するとして、今日はスーパーに買い物にいって気づいたことを一つご紹介します♪

どこのスーパーにいっても「ブジーエ」(Bugie)と呼ばれるカーニバルの揚げ菓子がたくさん売られています。

パイのようなサクサク感と甘いバターの風味。粉砂糖がまぶしてあるものと、別に添付されているものがありますが、砂糖をつけなくても十分な甘さです。

とにかく食べだしたら「やめられない」のです~。大きな袋入りを求めてなんと一日半でペロッとたいらげてしまいました。はぁ~。

なんでもこのカーニバルのお菓子、地方によって呼び名が異なるようです。

トリノでは「ブジーエ」でも他では、たとえば、「ラチューゲ」(lattughe: レタスの意味)、「キアッキエーレ」(chiacchiere:おしゃべりの意味)、「スプレッレ」(sprelle)などの名前で呼ばれています。

この他にもカーニバルのお菓子には、揚げドーナツみたいな「カスタニョーレ」(castagnole)とか「フリッテッレ」(frittelle)などがありますが、どれもかなりの高カロリー。

それでも甘いもの好きな私は「やめられない」で買って食べてしまいそうです。
(*^_^*)


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スーパーで売っているブジーエというお菓子。

2009年01月18日

おしゃれで魅力的!メイド・イン・イタリーの商品

年末年始にヨーロッパ旅行をした友人が申しておりました。

なんでも今は円高でブランド物はじめ何でもお買い得とのこと。まあ、昨年の八月ころは1ユーロ173円くらいまでいったので、確かに日本円に換算するとすべてが安い!!

ただし、バシバシとお買いものができるのは、日本で働いている独身貴族の方々だけかも?
(私もかつては。。と、なつかしくうらやましく思う今日この頃です。)

そんな中で、これはいいな(*^_^*)と思うイタリアブランドのバッグあり。

日本の正規ショップで買うとかなりのお値段。3万から5万円くらい。もちろんネットでお買い物すると断然お得のようですが。。。

材質はビニールですが、軽くておしゃれなんです。
皮のバッグももちろん魅力的ですが、なにしろ重い!普段に持つには重すぎる!実用的でない!という点があります。

さて、このバッグ、その名は、ゲラルディーニ(GHERARDINI)。

もちろんご存じの方はたくさんいると思いますが。。

ちなみにイタリアではこのゲラルディーニを半額くらいで購入することができます。セールの時期なんて1万円台までに落ちるからさらにステキ☆

さて、ブランド品以外でもデザインといい、色といいおしゃれでステキな商品はイタリアにはいっぱいあります。

わっ!こんなのまだ日本にないんじゃない?!と言っていると日本人は早いからすぐ見つけて日本に輸入し、お店で販売してしまいます。

この軽業といったら。。いつもすごい!と関心してしまいます。

さて、ここでひとつチェーンではなくてリボンでプラスチックの玉をつないだネックレスをご紹介します。

うしろでリボンを結んであります。ひとつひとつの玉の色合いが少しずつ違うのと、リボンがかわいいんです!

髪の毛が短いと後ろのリボンの結び目が見えてなおのこと。 お値段だってお手頃です!
(いや、今は円高だから私が買ったときよりもずっとお安いかも?)

こんなアクセサリー、プレゼントにいかがでしょうか?

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2009年01月10日

Oh! Yuki! 大雪!!!

Saldi Saldi Saldi とセール(バーゲン)の看板表示がいっぱい。

そんなときに大雪トリノ

この冬は雪が何度か降りましたが、ここまで降ると歩きづらいし、寒いしで、なんだかバーゲンよりも家の中にずっといたい!という気分。

今年のバーゲンでは雪ブーツを買おうと思います。

まだ迷っていてなかなか決断がつきません。私の場合は、足のサイズが小さすぎてなかなか見つけるのが大変です。’35’なんですが、これは日本でいえば、23cm くらい(ものによっては22.5cmくらいのものもある)。お店で売っているのはほとんどが’36’以上。’37’ とか ’37.5’くらいが一番種類も豊富。
ようするに24cmから24.5cmくらいのサイズの女性が多いということ。

さて、雪情報の話にもどります。

日本でもここのところ寒波が押し寄せていて北海道や日本海地域など雪がかなり降っているようですが、イタリアも全体的に今年は去年よりもずっと寒い!

家の中では、セントラルヒーティングなので暖か。朝起きるのも楽。でも。。。日本のこたつ、鍋、温泉が恋しくなります。

イタリアには床に座るという習慣がないため、こたつは今ひとつリラックスできないとのこと。又、お風呂よりもシャワーの人が断然多い。鍋はコンロを買ってくれば家で食べれそうです。これはイタリア人にもうけそうです。

そうそう、温泉気分の入浴剤を日本から持ってきて、バスタブにお湯を入れてはいると少しは温泉に入った気分になるかも?です。

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アパートの前の道で。

2008年12月25日

クリスマスイルミネーション

今日はクリスマス。

クリスマスといえばプレゼントにおいしい食事にクリスマスツリーに。。といろいろ思いをはせることができます。その中でも街を飾るイルミネーションは日本では年々美しさに磨きをかけているように思います。

もちろんイタリアでもクリスマスのイルミネーションを見ることができます。ただし日本のそれが美しさを競いあい人がわざわざそのイルミネーションを見に行くという、ひとつのイベントのようになっているのに反して、イタリアではもっと静かにその美しさを誇っているという感じがします。

日本ではイルミネーションがプロモーションのひとつとなっている感がありますが、イタリアでは宗教色があり、もっと厳かな感じがします。

そういえば、日本やアメリカではクリスマスツリーなどが屋外や家の中でも派手に飾られていますが、イタリアではこういった派手さがありません。それにクリスマスツリーを飾っている家庭は子供がいるところくらいでほとんど見たことがありません。

だれかが、キリスト教でもプロテスタントになると派手に飾るのだと言っていたのを覚えていますが、もしかしたらそうかもしれません。イタリアはカトリックの国(といってもすべてが敬虔な信者とは言えませんが)なので地味なのかもしれません。

でもイルミナーションの美しさは幻想的でイミテーションではなく、本物の美しさを呈していると思います。

その本物の美しさがクリスマスのひっそりとした夜にもとてもマッチしているんです。


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ポー通りからヴィットリア広場まで続くイルミネーション。

2008年12月17日

イタリアのお菓子 -パネットーネ

クリスマスのころになると例年パネットーネ イタリア語:panettone)がお菓子屋さん、スーパーマーケット、屋外のメルカートなどで、これでもか! というくらいに売り出されます。

釣鐘型をしたイタリアの伝統的な菓子パンの一つで、ブリオッシュ生地の中にレーズンやドライフルーツを刻んだものを混ぜて焼きあげています。

パネットーネの発祥地がミラノに対して、パンドーロ イタリア語:pandoro)という菓子パンはヴェローナが発祥地です。 

釣鐘型をもう少し縦長にした形のパンドーロは中にドライフルーツを入れずに、表面に粉砂糖のかかった菓子パンです。最近では、パンドーロもパネットーネもオリジナルスタイルのものばかりか、チョコレートやクリームを使ったりしたアレンジ版も出回っています。

値段はまちまちで、5ユーロくらいからはじまり、クリスマス近くになるとどんどん値段が上がり、10ユーロ以上になったりします。

どんどん高くなるパネットーネやパンドーロでもお正月が過ぎると大セールになります。あんなに高かったのが半額くらいになります。甘党の私はその時に2、3個買いだめし、賞味期限が長い(だいたい6か月)のでゆっくり味わうのを楽しみにしています。

イタリアではクリスマスのころの食後のデザートや朝食は、ほとんどがこのパネットーネかパンドーロです。

クリマスシーズンにイタリアのB&Bに泊まった友人が、毎朝甘い菓子パンで閉口したと聞いたことがあります。「はい、そうなんです。」イタリア人の朝食は甘いブリオッシュとエスプレッソコーヒーかカプチーノというのが定番なんです。

甘いものは苦手という人にはちょっとつらいですね。でもこのパネットーネだけは、この時期にイタリアに来られた方には是非味わってもらいたい菓子パンです。日本では輸入品を食することができても値段が3倍、いやもっとかもしれませんが、高額でびっくりです。

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スーパーにて。中央に積まれてあるのがパネットーネとパンドーロ。パッケージがいろとりどりで買うのに目移りしてしまいます。

2008年12月07日

イタリアで風邪をひいたらどうする?

トリノでは日本と比べると本当に寒い日が続いています。最低気温は0度やマイナスになったりします。街では雪は降ってもまだ積もるところまではいきませんが、山々や高い丘の上は雪のベールで覆われています。

さて、こう寒くなってくると風邪ひきも多くなってくるのは世界中どこも同じです。

イタリア人が風邪をひいたときに何をするか?

私がきいたところだと、水をよく飲んで、牛乳を温めてその中に蜂蜜を入れて飲むというもの。あとハーブといえば、カモミールティーを飲むこと。ただし、この手のハーブティーはまずい!具合が悪い時以外には飲む気がしません。

次にFarmacia (ファルマチーア、薬局)に行って薬を買います。

イタリアの風邪薬は日本人にはちょっと強いので、必ず食事をした後に飲むべきです。でないと胃をやられて、かえって具合が悪くなったりします。

又、抗生物質の薬なんかも病院の処方箋なしでも買えるところが日本とは違います。

私が風邪をひいて咳が止まらず、困っていたときに薬局に行って少しオーバーに「咳が止まらなくて、時々呼吸困難になって気管支炎になったようです。」と説明しました。

するとすすめてくれたのが、気管支炎に効くというシロップ。これは強いせいかよく効き、治りも早かったです。

ただし、風邪でせきがとまらないくらいの説明だと普通のシロップを買わされますが、これは効果がわかりません。

次に日本人は風邪をひくとマスクをよくしますが、イタリア人はしません。

マスクをして外を歩くなんてみっともないと考えます。だから冬に薬局にいってもほとんどマスクを売っているのを見たことがありません。

それと日本ではお馴染みの使い捨てカイロ はもちろんありません。イタリアでは家の中は暖房がよく聞いていて寒いということがないので、よほど外にずっといるということでもなければ利用する機会が少ないと思います。

さて、イタリアの医療事情ですが、日本で言う保険証のようなものを持っている場合(イタリア人は全員持っています。)

医療費は、基本的には無料です。

外国人に関しては労働者のみ無料です。

学生の滞在許可を持っている人でも保険証をもらうことができるようですが、保険費をそれなりに払わないといけないようです。

イタリアの医療の仕組みは、調子が悪いときに保険証にあらかじめ指定してある医者(これは居住区内で自分で選びます。ホームドクターです。)に行き、風邪などの場合はその場で処方箋をもらって薬局へ行きます。診察費は無料。

インフルエンザなどで熱が高い場合など、このホームドクターが優先的に往診してくれます。(これも無料)

ただし、専門医の診断や、精密検査などをしたほうがいいとホームドクターが判断すれば、そのドクターがこれまた検査のための処方箋を書いてくれるので、それをもって病院へ。

病院で専門医の診断を受けることができますが、すべて予約制。保険を通して予約すると無料のため、何か月も先になるところが、自費で、というと数日後に予約がもらえるそうです。

自費で専門医の診察を受けると、一回の診察で70~100ユーロくらいかかります。保険証があっても自費で診察を受けたほうが早いのと、先生もそれなりに一生懸命見てくれる(保険だとやや手抜きになったりするらしい)ので、結局自費で受けることが多いとのことです。

最後に救急車のことについて。なんでもプライベートのものと公共のものとがあるようです。プライベートのものは何十ユーロかは払うようです。いずれにせよ救急車の到着は遅いとか。このあたりはイタリアらしい?!

2008年11月27日

バローロワイン試飲会

トリノは先週大風が吹き、真冬の寒さになってしまいました。今年は昨年より寒くなるのが早い感じがします。

さて、今日はバローロワインの試飲会にいったときの話をしたいと思います。

ピエモンテ州といえばワインで有名ですが、イタリアワインの王様といえばやはりネッビオーロ種から作られるバローロではないでしょうか。

南ピエモンテ(トリノの南)にあるランゲ地方がバローロの産地としては有名で、いくつかのコムーネに分かれています。

その中のひとつである「La Morra」(ラ・モッラ)に行ってきました。

この日は霧がかかったようにどんよりと曇っていて、せっかくのぶどう畑が一面に見渡せる高台からのパノラマは今一つ。それでも観光客がたくさん訪れていました。

ここの街は小高い丘の上にあり、坂がたくさんあります。教会の近くにバローロワインの試飲会及び販売会場がありました。

ソムリエの友達に連れられて入口をはいり、5ユーロ払ってワイングラスをもらいました。これで数種類ものバローロを飲みたいだけ試飲できるんですから、安いもんです。

しかしバローロといってもやはり作り手によってかなり特徴が異なっています。販売会場で扱われていたバローロはけっして安くはありませんでしたが、多くの訪問客が試飲したあとでケース単位で買っていました。

私は試飲しただけ。それでもバローロをこんなに飲んだのは今までになかったし、日本ではもちろんこれほどお手軽価格では味わうことができません。

ほろ酔い気分になったところでもう一度高台に行ってみましたが、相変わらずの天気で残念。寒さでじきに酔いも醒め、温かい飲み物を飲みたくなってきました。

晩秋のワイナリーは、収穫がすんでしまうと途端に、ひっそりとしてしまいますが、そのころにはかえっておいしいワインを味わいながらじっくりと見学ができるのでワイン通にはおススメです。

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ラ・モッラの高台からのパノラマ

2008年11月20日

紅葉の季節

トリノはすっかり寒くなり、紅葉もかなり進んでいます。

私はポー川のすぐ近くに住んでいますが、そのポー川にそって道が長く続いています。(下の写真参照)

ここには木々が生い茂り、紅葉と新緑の季節には散歩をするのにもってこいです。それに30分くらいのジョギングにも絶好のところです。

この日はお天気がよかったので家からポー川にそって歩き、ヴィットリオ広場までおよそ30分の散歩をしてみました。

途中、川にそって点々とベンチが並んでいます。
そこで井戸端会議に熱中している人たち。
子供連れの親子やカップルの幸せそうな姿があったり、犬の散歩をしながら携帯電話で話し続けている人、黙々とジョギングに集中している人、それと自転車で通りすぎて行く人。

そういった人たちを横目で見ながら紅葉の美しさに見とれてしまいました。
どこも絵になる風景。

ただやはり長く外にいると冷えてきて、ヴィットリオ広場ではお気に入りのカフェ(“カフェ・エレナ”)に入って一休みです。

少し余談になりますが、イタリアに来てから日本で履いていたヒールのある靴をほとんど履かなくなりました。というのは凸凹の石畳の道や土の散歩道にはヒール靴は向かないからです。

私のお気に入りはやや底厚の靴(靴幅を狭くして紐のついたおしゃれな靴)や価格の安い本革ではないブーツ(20ユーロくらい)です。

履きやすい靴をはいて紅葉真っ盛りのトリノの街を歩きまわりたいと思います。


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ポー川にそって続く散歩道

2008年11月13日

秋の野菜&果実

街を歩いていたら、ショーウインドゥにきれいに野菜と果実が並べられていたのでふと足を止めて写真を撮りました。

家に帰ってきてから秋から冬の野菜や果物は何か?と少し調べてみました。

写真の中には季節外れのものもいくつかありますが、ちょうど今は旬というものは次の通りです。


野菜

1. Topinambour キクイモ (写真:右上)


2. Rafano セイヨウワサビ、ホースラディッシュ (写真:右下 細長い棒のような形)

3. Zuccaかぼちゃ (写真:右下 日本のかぼちゃと比べると大きさが大きかったり、小さかったりと様々で、種類も豊富)


果物

1. Caco 柿 (カキは日本からイタリアに入ったのでそのままカコと呼んでいます。カコが複数になるとカキになります。)(写真:中央上)

2. Fico d’india ヒラウチサボテンの実 イチジクの一種(カコのすぐ下。サボテンの実のような果実)

3. Castagna 栗 (写真:中央よりやや下)

最近では季節を通していつも手に入るというものが多くなってきています。

そんな中で秋・冬のイタリアの風物詩といえば、やはり焼き栗ではないでしょうか。イタリアでは日本のように栗を茹でて食べることはなく、焼いて食べるかマロングラッセのようにして食べるのが主流です。

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2008年11月07日

パルマのアンティークショー

今年も去年に引き続き、10月4日から12日までパルマにてアンティークの展示会が開催されました。

昨年同様、年代ごとに館が分かれていて、1000以上の出展ブースでは、家具、宝石、毛皮、洋服、皮製品、写真、ポスター、絵画、食器、本、雑貨などが展示・販売されていました。

私は開催第一週目の週末にパルマに電車で行き、駅から展示会までのシャトルバス(これがなかなか来なくて45分遅れて来た!)に乗り継いで会場へ。

今年はブースを開いて販売していたファブリッツィオとラウラのお手伝いを少しさせてもらいました。

とはいえ、お客さんからの質問で答えられるのは値段だけであとは全然ダメ。やはり商品の説明となるとかなりの勉強と経験が必要になってくるんです。

彼らは1900年代中心の家具や置物を取り揃え、買い付け値段の約3倍くらいで販売していました。

日本にいたときは全くアンティークなんぞには興味がなかったのですが、イタリアで特に彼らの影響もあってだんだん興味もわき、好きになってきました。

彼らはイタリアのみならずヨーロッパの各地で商品を買い付け、トリノでもアトリエを持っていてそこで展示・販売しています。

とくにファブリッツオはこの仕事に多大な情熱を持ち、自分の目で見て触って買い付け、自分の心をもって客に直接販売しています。それゆえにインターネットでは絶対に売りたくないそうです。

そういえば、このころは既に不況の嵐が世界中に押し寄せていたのにもかかわらず、ここでは多くの買い付け人やコレクターがたくさんの品を買っていました。お金持ちはどの世界にあっても不況に関係ないのかもしれないし、あるいはやはりここはイタリアです。ラテン気質の性格のせいであまり不況を暗く考えないのかもしれません。

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アンティークショーのブース

2008年10月31日

アルバの白トリュフ祭り

トリノから電車に乗っておよそ1時間。

南方に下がったところにアルバという町があります。このあたりはもちろんワイン畑の宝庫と呼ばれているところ。又アルバは白トリュフがとれるところとしても有名です。

10月4日から11月9日までここアルバにて「トリュフの国際展示会」があるのを知り、さっそく行ってきました。

アルバは一度訪れたことがありますが、この日は普段と違って街はお祭り騒ぎ。

たくさんの屋台が出て音楽が流れちょっとしたアトラクションがあったりと、とにかく多くの人で賑わっていました。

さて、まずは「トリュフの国際展示会」会場へ。

世界のトリュフの歴史や品種の紹介に引き続いて「トリュフの大試食・販売会」が展開されていました。

出店数も半端ではありません。トリュフは黒・白と展示・販売され、ほんの豆粒大くらいの大きさでも5から10ユーロもしていました。

試食といってももちろんトリュフそのものは食べれませんが、トリュフを使った加工品、ソース類は試食可。

いろいろ試食した中でパスタソースにも使えるトリュフのクリーム(Crema Tartufata)と乾燥キノコ(Fungi Porcini Secchi)を購入しました。

これでタルトゥーフォのスパゲッティとポルチーニのリゾットを作る予定です。

この展示会ではトリュフ以外にもキノコはもちろんワインやチョコレート(ピエモンテはチョコレートがおいしいのでも有名です。)も展示・販売され、世界各国からの入場者で盛況でした。

この後にアルバの近くにあるアスティーまで足を延ばしました。

この日はここもアルバ同様に屋台が出ていて多くの人でにぎわっていました。今回は車でいかなかったので少し郊外にあるブドウ畑が見れなかったのが残念でしたが、トリュフソースを存分に味わえた日本では経験できない一日でした。


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黒・白トリュフの陳列・販売

2008年10月13日

イタリアのスーパーマーケット

イタリアのスーパーマーケットは日本のそれとどこが違うのか、又日本ではあまりお目にかからないどんなものを売っているのか。

まず第一にイタリアのスーパーは入口と出口が別になっているところがほとんどで、一度中に入るとレジを通らないと出れないところが多いので、何も買わないで見るだけというのがちょっとしずらいのです。

スーパーの種類は、ディスカウントスーパーマーケット、スーパーマーケット(中・小)、ハイパーマーケット(ショッピングモールの中にある)、高級スーパーに分かれています。

日本よりもずっと安くて品数が多いのが、パスタ、オリーブ、チーズ、バルサミコ酢、オリーブオイル。

その中で、パスタは生のものと乾燥のものに分かれていて、日本ではあまりお目にかからないのが、ラビオリのように中に詰め物のあるパスタ。この種類が半端ではありません。

又、チーズの種類の多いこと。

イタリアといえば、モツァレッラ、ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネ、パルミジャーノ。どれをとっても日本より値段もずっと安くて美味。

特に私が気に入っているのが、ゴルゴンゾーラとマスカルポーネがいっしょになったチーズ。ドライのゴルゴンゾーラと甘みのあるマスカルポーネがマッチして絶妙なおいしさ!パンやクラッカーに塗って食べるとおいしいのです。

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ゴルゴンゾーラ/マスカルポーネ

2008年10月03日

ミラノのブッダ

9月末の週末に友達総勢5人でミラノ散策に出かけることになりました。

とはいえ、ガイドブックに載っているところを見て回るというよりも、ちょっとユニークな散策をすることになりました。

ミラノの地下鉄駅のモスコヴァで降りて地上に出ると通りに大仏が置かれていてこれにはびっくり。

道には足跡が印されそれに従って歩を進めると“In arte, Buddha La Filosofia e l’Arte di Shinjo Ito”(伊藤真乗氏の「目と手展」)の展示会場に着きました。

伊藤真乗氏が生涯をかけて作り上げた仏像の数々。特に彼の生涯を辿ったビデオが印象的で多くのイタリア人が見入っていました。

仏教を勉強してこの展示会を見にきましたというイタリア人もいて、私たち日本人は仏教徒とはいえ、学校で仏教の授業もないし、多くの人がよくわかっていないのが恥ずかしい限りです。

この展示会のクライマックスはなんといっても巨大な涅槃像。あまりの美しさに足が止まり、しばらくはそこから動くことができないほどでした。いったいどうやって運ばれてきたんだろう。。などと私はひとりで考えていましたが。。

さて、この後は近くでランチをしてから徒歩で高級品店舗が軒を並べていることで有名なモンテナポレオーネへ。

ユーロが強くてどれも高くて手がでないといった感じなのに、この人の多さはどうしてでしょうか?イタリア人は失業者でいっぱいというのはうそ?

しかし、もしかしたらここに来るのは、ほんの一部のお金持ちイタリア人以外は、外国人なのかもしれません。

この後、スカラ座からガレリアを抜けてドゥオモ広場へ。

きれいになったドゥオモを眺めながら、バールで疲れた足を休め、乾いた喉をカフェで潤し、今日一日の出来事を思い返してみました。

するとやはり展示会でたくさんの仏陀を見たことが一番心に残っていて、イタリアで日本の文化に触れるというユニークな体験ができました。


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ミラノの大仏

2008年09月30日

秘書コース

トリノは9月に入った途端、あの8月の暑さとは一転して急に涼しくなりました。
9月の中旬になると涼しいを通り越して、晩秋のような寒さです。
日本と大きく違うのはこちらでは朝・晩と日中との気温差が大きいことです。

さて、前回イタリアの就職・労働事情でご紹介しましたが、失業中や無職の場合、こちらでは無料で就職のチャンスをより多く作るためにいろいろなコースを受講することができます。

私も9月8日から3週間、秘書コースを受講しました。毎日8時間の超集中講座です。

最初から私にはまだちょっと難しいとは思っていましたが、ぜひイタリア人の中で語学以外の勉強をしたかったのと今後の就職活動に役立つと思い、通うことにしました。

はじめ、秘書コースなので、ビジネスレターの書き方、電話での応対、アポイントや会議のアレンジ位の内容と思っていましたが、実際はもっと盛りだくさんで驚きました。

これら以外にも簡単な経理事務、請求書作成、コミュニケーション、プレゼンテーション、会社組織、組織図、企業の業績や質の改善、履歴書の書き方、等々ぎっしり。

私ひとりがイタリア語を勉強中の日本人。当然文章の読解力にはかなりの差あり。

はじめの2、3日はちょっと場違いのところに来てしまったと思いましたが、その後、度胸がすわったのか「ばかと思われてもいい!」と開き直りの根性で修了しました。

はじめはよそよそしかった周りのイタリア人もだんだんうちとけて、「がんばれ!」と応援してくれるまでになりました。先生もとても助けてくれて最終日にはなんだか終ってしまうのが淋しいとまで思うほどでした。

今まで知らなかった語彙も増えたことと何よりも、今までより少し度胸がすわったことです。

イタリアに住むには、とにかく強くなるのが必然のようです。小さいことにこだわらず、常に前向き、このくらいで負けないぞという強い精神が必要とか。

あとは、イエス・ノーをはっきり言うことと、相手に気を使って遠慮するといった日本人の謙虚な態度はあまり通用しないこと。もちろん言いすぎて相手を傷つけることはよくないことですが、物事をはっきり相手に納得してもらうように話すことは大事です。

イタリア人社会に慣れるためにも、恥ずかしさは早く捨てて、彼らの中に飛び込んでいくことが一番の近道のように思います。

今回の秘書コース、内容も充実しているので、イタリア語にある程度慣れた中級以上の方にはおススメです。

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写真は私のアパートの近くで9/21の日曜日に行われた野外メルカートです。

2008年09月23日

イタリアの就職・労働事情

ちょっと硬い話になりますが、イタリアの就職・労働事情を私の知る限りですが、紹介したいと思います。

イタリアではもちろん日本同様にインターネットやエージェントからの紹介などで仕事を見つけるケースがありますが、なんといっても手っ取り早いのは人の紹介です。

こういってはなんですが、人の紹介だと少々能力不足でも仕事をさせてもらえるチャンス大です。

留学生の場合、一日で働ける時間が決まっていますが、その許可されている時間内ならアルバイトができます。

イタリアは日本よりも失業率が高く、仕事を見つけるのは日本よりも難しいように思います。

もちろん特殊技能がある人や、知り合いが多く、コネがきく人は別ですが。

良い点としては、
1) 特殊技能を身につけるための専門学校などが多く、失業中の人は無料で受講ができるコースも豊富です。
2) 休暇制度など労働組合によって決められた法律があります。

たとえば、有給休暇は年間で4週間は取らないといけないことになっています。

企業によっては2週間は8月に会社を閉めて従業員みんないっしょに休みにし、あとの2週間は各自で休みを取るという形をとっているようです。

又、個人の用事で、遅刻・早退、会社に来れない時は、上司に許可をもらえば、この有給休暇から差し引く必要もありません。

又、病気休暇があるので、体調不調の際は、病後所定の報告を提出すれば、有給休暇から差し引かれることなく休めます。

ただし、午前10時~12時と午後17時~19時の間に確かに病気で家にいるかどうかのチェック(電話)があるようで、この時に不在だと解雇の対象になるそうです。

悪い点としては、
1) 給料の支払い日が一定していない企業があることです。イタリア人がよくこぼしているのは、給料が3か月後に入ったとか、ひどいと1年後などというケースもあるようです。

2) 平均して、給料は日本より低めだと思います。しかしながら、休みが多い分だけ、人生を楽しむこともできるのがいいところです。

2008年09月16日

サルッツォの庭園

以前、トリノの南にある中世の町サルッツオの紹介をしたことがありますが、夏も終わりに近い夕方、植木や花の研究を趣味とする友達に連れられて再度サルッツォへ。

この日の目的は、サルッツォにある個人が所有している庭園を見にいくことで、私たちは夕方5時半をまわったころにトリノを出発しました。

さて、この庭園ですが、まず広い。

うっかりして、どのくらいの広さがあるのかを聞き忘れましたが、ちょっとした郊外の庭園という趣。

花や植木の名前がわかれば、いろいろ書きたいのですが、すっかり聞きながら忘れてしまいました。

又、オーナーが庭園の整備や芝刈りなど徹底していて、どこもきれいに整っていることと季節ごとに花や植木の種類も異なり、寒くなると温室に入れたりして手入れも念入りなのには感心しました。

私たちはひとつひとつの花や植木を細かく見て回り、サルッツォの庭園を出た時にはすでに7時半をまわっていました。

2時間近くいたのにもかかわらず、飽きるどころか
庭園の素晴らしさに見とれるばかりでした。


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2008年09月09日

トスカーナの田園風景

前回の続きです。

私たちはカウントリー・ホームから1時間ほど車で山道をグルグルとまわりながらピエンツァへ。

ここはウンブリア州の隣、トスカーナ州の小高い丘の上に建つ小さな町。

ファブリッツィオがアンティークの家具の仕事をしていることから、この町にある行きつけのアンティークのお店に行くことになり、ついでに町をちょっとのぞいてみることになりました。

町には大聖堂や市庁舎があり、ワインやチーズ、皮製品のお店などがたくさん並んでいましたが、その雰囲気がなんとも素朴で心温まるものを感じました。

特に私が気に入ったのは、大聖堂の横道から後ろに続いた城壁の道からのトスカーナの田園風景です。

ここからの素晴らしいパノラマを満喫してから、ふと田園風景とは反対側の道に目を向けると「Via della fortuna」(フォルトゥーナ通り)、「Via dell’amore」(アモーレ通り)、「Via dell bacio」(バッチオ通り)と続くではありませんか!

フォルトゥーナは「幸運」、アモーレは「愛」、バッチオは「キス」を意味するイタリア語ですが、なんともユニークでおしゃれ。

ほんの少しの散策で、私はすっかりこの町が気に入りました。


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夕暮れ迫るトスカーナの田園風景

2008年09月06日

イタリアの田舎

八月最後の週になってもトリノの中心地はまだ人通りが少なく、日本のお盆の時期に東京がすいている、あの感じと似ています。

暇をもてあましていたところ、ウンブリア州の田舎に家を持っているというイタリア人の友人からのお誘いを受けました。

イタリアの田舎には私たち日本人にとってまだまだ知らないところが多いので、出かける前からちょっとワクワクでした。

車でリグーリア州に向い、トスカーナ州を通ってすぐ隣のウンブリア州へ、およそ6時間あまり。ペルージャから20kmくらいのところに「Lago Trasimeno」(トラシメノ湖)という大きな湖があるのですが、その湖のすぐ近くの「Sant’ Arcangelo」(サン・アルカンジェロ)という小さな町にその家はありました。

題して、ファブリッツィオ&ラウラのカウントリー・ハウス

素朴な石づくりの3階建のおうち。1階はカンティーナとパーティー・ルーム、2階はキッチン、居間、トイレ&シャワー・ルーム、3階は寝室が3つとトイレ&バス・ルーム。この家には夏以外に訪れないとのことで、昔の暖炉があるのに使わないのが残念。

この家はなんでも1500年代に作られたものとか。もちろん内装は変えているとはいえ、500年ももつ家なんて日本では考えられません。

この辺りの土地はファブリッツィオの家族が昔から所有していたところで、昔は農民に土地や家を貸すかわりに農作物などの食べ物をもらって生活したとかで、今でも彼のお母さんは食べ物は周りの農民からもらって生活し、困ることがないとか。


さて、トラシメノ湖には3つの島があり、そのうちのひとつ「Isola Polvese」(ポルベーゼ島)に船で渡ることにしました。

岸からほんの10分ほどの距離で到着。

この島ですが、レジデンス・ホテルが一つあるだけであとは古いお城の跡や要塞なんかが残っているのみ。

湖で泳いでいる人もいましたが、とにかく静かで人もまばら。人とは離れて静かに湖の木陰で読書、なんていうのに最適。


又、この湖に日が沈むのを見にいきましたが、波立つこともなく穏やかな湖面にオレンジ色の日の光と、空の青さが映りきれいなこと。

ここは、本当に人にあまり知られていないイタリアのすばらしい田舎でした。


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トラシメノ湖の日没

2008年08月29日

コルシカ島へ、ハードな旅。

8/13(水)
ジェノバから朝9:00出発の船(カー・フェリー)に乗り、約4時間45分でコルシカ島の北東部の町「Bastia」(バスティア)へ。

ジェノバは雨模様でしたが、バスティアに着いたときにはすっかり晴れ渡っていました。

ツーリスト・インフォメーション・オフィスに行って近くのキャンプ場を確認し、バスで10分くらい北に行ったところにある「Miomo」(ミオモ)へ。

ここは家族経営の小さいキャンプ場で、オーナーのおばあちゃんがとても感じがよく、イタリア語も通じたので楽でした。

ミオモのキャンプ場の近くには小さな食糧品のお店が1軒あるだけであとはピッツェリアが1軒、ビーチ沿いにホテルが経営しているカフェ・レストランが1軒くらいしかない、ちょっとさびれた感じの小さい町でした。こんなさびれたところでも、食料品やレストランでの食事代は割高でびっくりです。

私はキャンプをしたのが初めてだったのですが、意外と夜はテントの中は涼しくて寝苦しいということはありませんでした。それに軽量簡易テントは不器用な私でも簡単に組み立てることができました。ただ寝袋はかさばるので持参しなかったためお尻や背中が痛くなり困りましたが。。。

キャンプ場から2、3分のところに海がありましたが、石の海岸であまり好きにはなれず、ここで2泊した後にバスで南東部にある「Porto Vecchio」(ポルト・ベッキオ)へ移動することにしました。


8/15(金)
フランスではイタリア同様8/15日は祭日で、荷物の預かり場は休み。又、バスは午後の4時出発の1台しかないとのこと。この日は早朝から大風が吹き、荷物を持っての風をしのぎながらの時間つぶしとなりました。

途中で火事があり、遠回りをしたとはいえ、約2時間半で到着という予想をはるかに超えて、なんと3時間半もかかってポルト・ベッキオに到着。

遅くに着いたためにツーリスト・オフィスは閉まってしまい、どこにキャンプ場があるのかもわからず、町のホテルを何件かあたってみましたが、すべて満杯。

どうにか近くのキャンプ場を教えてもらったものの、日が暮れて道に迷ってしまい、やっとたどりついたときにはすでに夜10:00をまわっていました。

ほっとしたのも束の間で、この夜は大風のせいで寒く、厚手の上着でももってくればよかったと後悔。

夜中にこのあたりに住みついているらしい子猫がテントの中に入ってきてかなりびっくりしましたが、蛇かなんかじゃなかったから本当によかった。(ホッとしました。)


8/16(土)
ポルト・ベッキオは、高級ホテルが立ち並び、レストランやお店が軒を連ねている高級リゾート地。

本当はポルト・ベッキオから少し南にいったところにある美しい海岸(Plage de Rondinara)に行きたかったのですが、あいにく車がないといけないところで、断念。

かわりにポルト・ベッキオからバスで15分くらい北にいったところにある「Golfo di Sogno」(ゴルフォ・ディ・ソンニョ)というキャンプ場へ。

ここはかなり大規模なキャンプ場で、敷地内にビーチがあり、レストラン、カフェ、ミニスーパー、テニス場と施設が整っていました。

確かに海はミオモよりも青く透明できれいでしたし、砂浜の海岸でした。ただひとつの巨大リゾート村にいるようでどうもあまり好きになれませんでした。

8/17(日)
ここのキャンプ場は他と比べて割高で、ひどいことに車で来ていないのに車の駐車代まで一律料金だとかで徴収されたので、夕方になって8/15日に宿泊したもう一つ別のキャンプ場に移ることにしました。

ポルト・ベッキオのツーリスト・オフィスで入手したバスの時刻表に合わせて待てどもバスは来ない。。

キャンプ場の受付に戻って行って聞いてみたら、日曜日にはバスはないとのこと。ここの受付の人はあまり親切ではなく、しぶしぶタクシーを呼んでくれました。タクシー代は、予想通りに高く、10分少々の距離なのに17ユーロ以上しました。

8/18(月)
午前11時にポルト・ベッキオからイタリアのトスカーナ州にあるLivorno(リボルノ)行きの船があるという情報をツーリスト・オフィスからもらっていたのでさっそく港に向かいました。

ところが。。。どこをみてもカー・フェリーなんてないではありませんか!

港の案内オフィスで聞くと今はもう運行していないとか。

で、でも。。。ツーリスト・オフィスでパンフレットももらったし、その中にちゃんと時刻も記されているのに。。

ここのオフィスの人は、自分たちのミスじゃないから関係ないという感じでなんと冷たいことか。。。


怒り狂いたい気持ちを抑えて、どうやってイタリアに帰ろうかと思案した結果、一番南端にあるBonifacio (ボニファチオ)という港町からサルディーニャ島に渡る船が出ていることがわかりました。

ポルト・ベッキオからバスで20分くらいでボニファチオにつき、そこから船で1時間くらい(12km)でサルディーニャ島の北Santa Teresa di Gallura(サンタ・テレサ・ディ・ガルーラ)へ。

サルディーニャ島に着いたとたんイタリアに着いたという安心感でいっぱいになりました。ここからバスで2時間くらい(実際は途中事故があってかなり遅れましたが)でOlbia (オルビア)到着。

いよいよここの港からカー・フェリーでジェノバへ。夜10:00すぎに出発して翌朝7:00前には到着。

ジェノバからは行きと同じように電車に乗り2時間ほどでトリノに帰ってきました。

(総評)
やれやれ、今回の旅は、車を使わなかったのと8月のピークだったのにもかかわらず、ちゃんと下調べもせずに出かけたのがまちがいでした。あと、コルシカ島では物価がイタリアのほぼ2倍、トリノと比べるともっと高いかもしれません。食事代、バス代などすべて高い!

安心してコルシカ島の大自然を満喫したい方には車なしの貧乏旅行はあまりおすすめできません。

ツーリスト・オフィスがまちがった情報を観光客に提供しているのにはかなりびっくりしました。

コルシカ人のやや閉鎖的で人なつこいとは言えない性格を考えるとなおさらのこと、旅なれていない人にはきついかもしれません。素晴らしく美しい自然と海でいっぱいなのに。ちょっぴり残念です。

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高級リゾート地、ポルト・ベッキオのヨットハーバー。

2008年08月23日

ジェノバからコルシカ島へ

八月の中旬になって海に行きたくなりました。

いろいろ考えた挙句にまずはジェノバに行って、そこから船でコルシカ島にいくことにしました。

私たちは経費節約のため、持ち歩きができる軽量テントを購入し、公共交通機関を利用して出かけることにしました。

トリノから電車で約2時間でジェノバ着。中世には海洋王国として栄えた町ですが、今でも港湾都市として知られています。

まずはユネスコ世界遺産に登録されているジェノバの中心地の散策をすることにしました。

地下鉄の「De Ferrari」(デ・フェラリ)から「Via Garibaldi」(ガリバルディ通り)へ。この通りにはジェノバの貴族の豪邸が建ち並び、それらのいくつかは市庁舎、美術館、銀行として使われています。

その後で迷路のような小道を歩いて回り、市の中心にある「Palazzo Ducale」(ドゥカーレ宮殿)と「San Lorenzo」(サン・ロレンツォ教会)を見て一休み。

ここから歩いて港へ。ジェノバ水族館(入場料16ユーロ)を通り過ぎるとコロンブスが新大陸を発見に出かけたときに使われたといわれる復元船が停泊し、5ユーロで中を見学。

ジェノバは、港から陸に向かって小高い丘の上にたくさんの家が立ち並び、背後に山が迫り、神戸に似ていると思いました。

さてこの日のクライマックスの夕食です。

バジリコを使ったペースト・ジェノベーゼであえたパスタをも・ち・ろ・ん食べました。
今ではイタリアのどこにいてもおいしいペーストを買うことができるということですが、いつもよりもずっとおいしいと思ったのはやはりジェノバで食べたからかもしれません。

さて、翌朝には船でコルシカ島へ向かいます。(次回に続く)

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ジェノバの港で。

2008年08月21日

夏の果実

イタリアでは八月に入ると会社や商店、レストランやバールまでが夏のバカンスでお休みというところが多くなります。それでもスーパーや屋外のメルカートは営業していて食べるものに困るということはありません。

イタリアで新鮮な野菜や果実を買い求めるのには、やはり何といってもメルカートが一番です。おまけに値段も割安。

メルカートはだいたいが午後1時くらいで終わってしまうので、午前中早めに買いにいくのがおすすめです。

さて、晴れた暑い日に近所のメルカートに買い物に行きました。

野菜や果実を売っているいくつかの屋台のうちのひとつでかなりの人だかりができていたので、私も足を止め、じっくりと観察してみました。

果実は、桃が2種類。イタリアでは、皮がやや硬めで中が黄色い桃と、皮が柔らかくやや毛羽だっている桃をよく見かけます。両方とも少し熟れてくるとさらに甘みが増しておいしいです。

その他、プラム(赤色のものと黄色いもの)、スイカ(縦長のかなり大きいものと小ぶりのものがありますが、多くがスペインなどからの輸入品とのこと。)、メロン、ぶどう(うす黄緑色のものと紫色のもの。両方とも粒が大きめで、種が少なく、皮ごと食べます。甘くておいしいです。)などが、夏の季節の果物の代表といえます。

野菜に関しては、ほとんど一年中どんなものでも手に入りますが、夏の料理に多く使われるのは何といってもトマトやナス。

トマトに関しては、ソース用とサラダ用の2種類の用途によって種類が異なります。

日本と違うのはピーマンの色と大きさ。こちらでは、「ペペローネ」とよばれ、黄色と赤色の2種類があり、大きさは日本のピーマンの2倍か、それ以上のものもあります。

日本ではあまり見かけませんが、こちらではよく食されているものに、「フィノッキオ」とよばれているセリ科の野菜があります。日本語ではウイキョウとよばれています。

さて、ここの屋台の話にもどりますが、私もここの品の新鮮さと安さが気に入り、黄桃、ぶどう、スイカにトマトを買うことにしました。

2、3枚写真を撮っていたところ、屋台の人が気づいて、私が日本人だというと、「あー、日本人は写真撮るの好きだからね。」と言われてしまいました。

ま、確かに欧米人と比べれば好きかもしれないけれど。。。

私は思わず「インターネットのサイトにあなたの屋台の写真を掲載します。」と話したところ、そのサイトのアドレスを教えてほしいとまで言われました。

日本語のサイトと知って残念がっていましたが、とても人なつこくて感じのいいアラブ系移民の人たちでした。

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メルカートの野菜と果物

2008年08月11日

ローマの休日

トリノ大学の外国人向けイタリア語の集中夏季講座が終了後、ローマにいる友達の写真の展示会を見に行く目的で、7月末から2泊3日でローマに行ってきました。

お金を節約するため、トリノからの電車ローマ行きの直行(インターシティー・プラス)に乗り(ミラノで乗り換えるという方法もありますが、割高です。又、ユーロ・スターの直行だと6時間くらいで行きますが、やはりこれもインターシティー・プラスより割高です。)

トリノのポルタ・ヌオーバという駅からなんと7時間少々かかってローマのテルミニ駅に着きました。

電車では途中、コンパートメントの冷房がきかなくて乗客が文句タラタラ。車掌が思い余って、冷房がよくきいている他の席を乗客に教えてくれましたが、そんなことをしている間に、冷房がききだしたのでまずは一安心。

今回は先のイタリア語講座で知り合った台湾人の女の子(スーちゃん)とそのマンマ(お母さん)がローマに来るというので、いっしょに宿泊することにしました。

というのも一人でホテルに泊まるとユーロ高のせいもあって宿泊代もばかになりません。

たまたまインターネットでかなりお得なB&Bを見つけました。テルミニ駅から10分少々歩いたところにあるB&B Domus Diana。なんと一部屋65ユーロで、3人で宿泊したので一人一泊約22ユーロ。(ただし、8月になったとたんに突然値段が上がったようです。他にも安そうなところがたくさんあるので、興味のある方はVenere.comのサイトをご覧ください。)

私は先にローマに着いたので、テルミニ駅のすぐ近くの別のホテル(B&Bのオーナーの父親が経営している)でチェックインし、宿泊代を現金で払ってから、案内人につられてB&Bへ。

19世紀初頭の建物の4階にあるこのB&Bは、ベットルームが2部屋あるアパートといった感じ。

周りは比較的静かで、レストランやバール、スーパーなどもあり便利なところ。

オーナーはここに寝泊まりしていないので、宿泊客が自由にキッチンを使い、置いてあるパンやヨーグルト、コーヒーなど好きに食べたり飲んだりできます。

1泊目は私たち3人だけだったので、まさにだれかのアパートに滞在している感じ。

入口の門の鍵、エレベーターに乗るところの鍵、アパートに入るときの鍵、自分たちの部屋の鍵と、鍵だらけで最初は使い方がよくわからず、出入りに時間がかかりました。

B&Bの紹介はこのくらいにして、スーちゃんとマンマが到着し、この日の夜は、3人で、カラカラ浴場跡にある野外オペラを見に行きました。

この日の夜は、「Madama Butterfly」(蝶々夫人)だったせいかかなりの人混みでした。

野外オペラは、劇場内でのオペラと比べると割安(インターネットで購入し、2等席くらいで57ユーロ)なのと、人の服装もカジュアルOK、音に気をつければ飲み物OK、写真をとるのもOKで、気楽に見れるオペラとして十分に楽しめます。

おまけにローマ時代の浴場跡というのもユニーク、ミステリアスで、なかなか普段では味わえない雰囲気。

翌日は、ゆっくり起きて3人で朝食を摂り、暑いローマの町へといざ出陣。とは大げさながらもかなりの暑さ。

B&Bからはコロッセオやベネツィア広場に歩いていける距離だったので、まずは、友人が開催している写真展へ。

ベネツィア広場のすぐ隣にある小さい広場の入り口付近で写真展が開かれていました。

彼が2年前に日本を訪れたときに撮影した白黒写真が展示されていて、日本人の日々の生活をイタリア人の見る角度で撮影した印象に残る作品の数々でした。

その後私たちはベネツィア広場から階段を上ってカンピドーリ広場へ。フォロ・ロマーノを上から眺めて、次にはトレビの泉、そしてスペイン階段まで歩き続けました。

あまりの暑さでクーラーがついているカフェにでも入らないと水を飲み続けているだけでは耐えられない状態でした。

しかしどこを歩いていても外国人観光客でいっぱい。

イタリア人は地元の人以外は、こんなに暑くて混んでいるローマにはまず行くことはないのでしょう。
イタリア人にとっての夏のヴァカンスはやはり、海や山でのんびりと過ごすのが定番。

さて、私たちはコンドッティ通りにあるカフェ・グレコへ。

高くて観光客、とくに日本人が好きなカフェ。確かに私たちが注文した、生クリーム付きのカフェ・グラニータ(なめらかな舌ざわりのかき氷)は値段が高く、なんと12ユーロもしました。

しかし、昔の芸術家も訪れたといわれるアンティークなカフェで、奥のサロンの壁にかかった絵画や写真など一見の価値はあります。上品な雰囲気と涼しいサロンでいただくカフェ・グラニータ。

体が少しは冷えた後で、スーちゃん&マンマと別れ、私はこの界隈のウィンドウ・ショッピング。とはいえ、この暑さ(なんと42度にまでなった)となれない靴で足が痛くなり、夕方B&Bに戻った時にはかなりグッタリでした。

スーちゃんとマンマは2晩続けてオペラを見る予定にしていましたが、この暑さのせいか、スーちゃんは体調を崩し、この日の夜のオペラには行けないということで、私がマンマを連れて昨晩と同じカラカラ浴場跡に行くことになりました。

この日の演目は「Lucia di Lammermoor」(ランメルモールのルチア)でした。

ストーリーはオペラ大好きのマンマに説明してもらい、席は昨日よりはずっと舞台に近く、各場面で歌われた歌曲が素晴らしかったせいもあり、オペラに素人の私でも感激したくらいです。

こうしてローマでの短い滞在は終わり、私たちは翌朝、テルミニ駅で別れました。彼女たちはアッシジ、フィレツェと旅を続け、私はフィレンツェを経由してトリノに夜帰りました。

今回は、節約旅行ながらもオペラを二晩に亘ってみることもできたちょっぴり優雅な暑~いローマの休日でした。

正直言って、トリノの朝晩の涼しさに慣れてしまっていたので、あのほとんど一日中続く猛暑はどうにも耐えられない程でした。やはり、ローマフィレンツェは秋か春に行くに限ります。


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カラカラ浴場跡でのオペラ、蝶々夫人。

2008年08月04日

マッジョーレ湖

7月20日、日曜日。

一週間前の日曜日にいく予定が、雨の予報があるからといって一週間遅らせて出かけることになりました。前回ご紹介したトリノ大学の外国人向けイタリア語のコースの中に組み込まれている観光の一つです。

さてこの日はややうす曇りながら雨にはならず、カンカン照りでもなく、観光にはもってこいの一日になりました。しいていえば、うす曇りのせいで湖の色が真っ青にはならなかったのが残念です。

地図でマッジョーレ湖を見ると、ピエモンテ州とロンバルディア州の境界にまたがっていて北上するとスイスとの国境に接しますが、湖の大半がイタリア領です。

チャーターバスでトリノから北東方向におよそ2時間でマッジョーレ湖畔の町ストレーザに到着。このストレーザの船着場から、湖に浮かぶ三つの小さな島に船で渡ることができます。

又、この町は湖畔にそって高級ホテルや別荘が建ち並び、優雅な趣を呈しています。

私たちは湖に浮かぶ三つの島(ベッラ島、ペスカトーリ島、マードレ島)のうち一番ストレーザに近いIsola Bella (ベッラ島、美しい島という意味)に船で渡りました。

小さな島全体がボロメオ宮殿とその庭園で占められ、ここに入るのに8.50ユーロかかりましたが、見る価値のある宮殿と庭園でした。

もしここを見学しないとあとは湖で泳ぐか(といってもほんの小さな一角だけが泳ぐのに適していて、泳いだ人を見るとかなりの遠浅でした。)、ほんの少しのおみやげやかカフェなどで時間をつぶすしかありません。

さてこのボロメオ宮殿ですが、かつてはナポレオンも滞在したことがあるようで一枚の絵の中に彼の姿がありました。

圧巻なのは洞窟のようないくつもの部屋があり、壁と天井が貝のモザイクで飾られていることでした。

宮殿に続く洞窟を抜けるとバロック庭園が広がり、花が咲き誇り、白い孔雀がゆっくりと歩いては奇妙な声で鳴き、散策に飽きることがありません。

湖に面して広がる美しい庭園。又この時季はアジサイがみごとです。美しい島とよばれる所以は、すべてこの宮殿と庭園にあるといえます。

私たちは庭園の中のカフェで一休みしたあとで、名残惜しくこの庭園を後にしました。

一度は見る価値のあるマッジョーレ湖の中のベッラ島への日帰り観光でした。


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ベッラ島の見事な美しさを誇る庭園

2008年07月29日

トリノ大学夏季講座

7月3日から始まったトリノ大学の外国人向けイタリア語のコースは、7月25日で無事に終了しました。

今回のコースは、“Italiano - arte e cultura” (イタリア語 - 芸術と文化)と銘打って
イタリア語の勉強以外にもピエモンテ州の芸術と文化を知るための美術館巡りや観光など、盛り沢山の内容でした。

夏期は生徒の数が多いためか、ややクラスの人数が多いのが難点ですが、なにしろ毎日およそ4時間の授業があるため、かなり集中して勉強ができました。残念なのは、私の場合、やや授業のレベルが自分に合っていなかったように思います。ただし、プライベートレッスンではないので、なかなか個人のニーズにすべて合わせるのは難しいものがあります。

授業をはじめる前日には、歓迎会がピッツェリアで行われ、クラス分けのテストをしたあとでいよいよ授業開始です。

参加者は全部で35名くらい。東欧とベトナムからの参加者が比較的多く、日本人は私を入れて2名。まだまだトリノは日本人にはあまり知られていない町のようです。

さて、午後や週末の美術館めぐりや観光の中から印象に残ったものをご紹介したいと思います。

トリノの南45キロmくらい車で走ったところにある中世の町サルッツオ

町を見学する前にサルッツオの丘の上に建つマンタ城へ。
ここは15世紀のフレスコ画が残る貴族の館だったところとか。年老いた人たちが泉に入ると若返り、みんな若者になるといったストーリーのフレスコ画が印象的。

その後サルッツオの町の見学。この町は新市街と旧市街に分かれ、丘の上の旧市街には中世の建物が残り、歴史の重みを感じました。

少しずつ丘の上から坂と階段を下り、新市街へ。

この日の夕食は、サルッツオのアグリツーリズモで10種類くらいあるアンティパストを参加者全員でいっしょに食べました。

ここサルッツオには、ここが有名というスポットはそれほど多くないのにもかかわらず、こじんまりした中世の町の雰囲気が残り、散策をするだけでもすばらしく、又町の人たちも人なつこくてとても気に入りました。

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サルッツオの町並み

2008年07月15日

夕涼み

トリノでは、6月中旬過ぎになって突然、4月位の陽気から一気に真夏になり、日中は暑いと36度C位まで上がる毎日が続いています。

時々夕立ちが降ると少しは涼しくなりますが、湿度も高く、日照時間が長いため夕方になってもなかなか涼しくなりません。

先日、友人の家に遊びにいきました。

広いテラスにはたくさんの植木が置かれていて、ちょっとした植物園のような感じでした。

日中は太陽の光が強く当たるため、木々に囲まれて日光浴をすることができます。

さて私たちは、日がだいぶ傾いた頃から、テラスにテーブルと椅子を置き、発泡性白ワインを飲みながら夕涼みをすることにしました。

日本と違うのは、植木がこんなにあっても蚊がまったくいないことです。このことは外で食事をするのにとても良い点だと思います。

遠くの丘の上に建つスペルガの大聖堂を眺めながら、日が暮れるのを待つ優雅な夕涼みでした。


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広いテラスにて。

2008年07月06日

トリノ市の守護聖人サン・ジョバンニ

6月24日は、トリノ市の守護聖人 サン・ジョバンニのお祭りでした。

イタリアでは、町や村ごとに守護聖人というのがいて、祭日としてその聖人を祝う日があります。トリノ市では会社やお店もお休みになります。

夜、10時半くらいからポー川で花火大会があると聞き、それだけはどんなものか見に行くことにしました。

車はあちこちで通行止めになっていて、屋台のお店が並び、ヴィットリオ広場では、コンサートやサーカスまでやっていました。

朝から閉まっていたバールも夜8時くらいから次々とオープンし、カフェ、ジェラート、ビール、ワインなどを飲む人で大繁盛。

夜、10時半。ド~ンという音を合図にいよいよ花火が打ち上げられました。

ポー川の川面で繰り広げられる素晴らしい火の祭典。

すごい人!とはいえ、東京の花火大会と比べたらずっと少ない人だかり。

川からわりと近くで見た花火は迫力満点で、色も鮮やかできれいでした。

1時間近く花火を満喫し、今度は帰るときが大変。車の渋滞が続き、車の運転だけは異常に?気が短いイタリア人です。クラクションは鳴らすし、わめくしで真夜中賑やかでした。


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ポー川での花火大会

2008年06月24日

イタリアのフラメンコ

先週、学校でいっしょだった日本人の友達が踊るフラメンコショーを見に行きました。

彼女は、トリノ市内に一か所しかないというフラメンコ・スクールに通い、このパフォーマンスのために言葉のハンディもクリアし、レッスンに励んでいました。

当日は、各生徒たちの家族やら友人やらでホールはいっぱいになり、盛況のうちに終了しました。

内容は、初級、中級、上級のクラス別グループの踊りと、たぶんフラメンコの先生ではないかと思われる女性が一人で踊る2部構成。

もちろん最後に何曲かを踊ったこのイタリア人女性の踊りは素晴らしかった!しかしながら、私の友達もかなり上手でびっくり。初級のレベルはすでにクリアし、中級レベルでも十分と思われるほど上手かった!

そばにいたイタリア人女性が、「なんでまた日本人がフラメンコをやりたいと思ったのかしら?」と聞くので、日本ではフラメンコ・スクールもたくさんあるし、フラメンコの人気も高いと答えたらびっくりしていた。。。

フラメンコのあの情熱的な踊りはいつまでも目の奥から消え去ることはなく、心に残るイタリアのフラメンコでした。


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2008年06月19日

トランスアメリカ&ドラッグ・クイーン

5月のある週末。知り合いのイタリア人が「ドラッグ・クイーン」のショーに出演するとのことでお誘い?を受けました。

場所は、障害を持つ人のために収益金を寄付したり、又そういった人たちも働くことのできるホール、バー兼レストラン。

まずは、ホールで「トランスアメリカ」というアメリカ映画の上映。(もちろんすべてイタリア語に吹き替えられているもの)

トランスセクシャルの男性が、女性になるための最後の手術を受ける前に、以前自分が男性だったときの自分の息子と出会い、不思議な親子のアメリカ大陸横断の旅をする話。なかなかおもしろかった。

その後、テラスで食事。比較的安価でおいしく食事をした後は、いよいよ「ドラッグ・クイーン」のショーがスタート。

昨年の12月ころに「ドラッグ・クイーン」のショーの紹介をしたことがありますが、その時と同じ彼らが出演。

歌に(もちろん口をバクバクしているだけ)踊りにと大迫力!

今回は彼らに対してそれほど驚きもしなかったのですが、逆にホールがわりと明るかったせいか、見ている人たちの中で、ゲイやレズビアンが何人もいるのにかなり驚きました。

公共の場で、熱いキスをかわしているカップル。ちょっとどこを見ていいのか困ってしまうほど。

舞台と客席の両方の熱気でムンムンする中から私たちは途中で退場。
 
バーで冷たいドリンクを飲んでいると、レズビアンの御一行様が到着。

私たちはさすがにじっとそこにはいられず、家路へと向かうことにしました。

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「ドラッグ・クイーン」のショー。

2008年06月12日

CILSイタリア語検定試験

6月6日の金曜日は朝から大雨の中、8時にイタリア語検定試験の会場へ。

レベルは初級から中級、上級とありますが、私は中級のB-1というレベルの試験を受けました。これでもかなり難しく、イタリア人でさえまちがえてしまう内容です。

ディクテーションと聞き取りの部分では、本屋に頼んでいたCDが手に入らず、結局別の本屋で、直前になって練習問題に付いていたCDをやっと見つけたという有様。

B-1レベルには全部で20人くらいの受験者がいましたが、ほとんどすべてが女性。

8時に集合と言われて行ったのに、説明は8時半からスタートし、9時前くらいにディクテーション開始。その後続いて聞き取りの問題が2つ。ここまででだいたい30分くらい経過。

次に読解問題で40分。長文2つに文章を順番通りに並べる問題の3問構成。そして文章構成とコミュニケーションの問題が4問構成で、1時間。ここまで来るだけで正午をまわっていました。みんな集中してやっているせいでかなりくたびれている様子。

20分くらい休憩した後で、作文の試験開始。2つの作文を書いて1時間20分。

ここまででお昼を食べれると思いきや、30分後くらいに会話の試験が開始されることになり、結局自販機のカフェとブリオッシュを持参してきた人からいただいて、これで済ますことになりました。

会話の試験を受ける人は、12人くらいいて、1問目は試験管とある話題について2、3分会話をし、2問目は自分ひとりで特定の題目について語るというもの。

1問目も2問目も各4つの選択肢から自分で好きな題目を選択することができるのがいいところです。しゃべった内容はすべて録音されます。緊張しましたが、会話が一番うまくいったように思います。

私の順番は終わりから3人目だったので結局すべて終了したのが、午後の5時過ぎになってしまいました。

結果は、9月中旬から10月初旬にならないと家に届かないようですが、解答はインターネットでも見ることができます。又、もし合格しなくても、点数が足りない科目のみ再受講もできます。

というわけで、緊張し、神経をかなり集中させたCILS試験の一日でした。

(次回の試験は、12月に行われます。イタリアでの申込は1ヶ月前まで。又、日本でも受験できます。)

2008年06月09日

マルケ州への旅

トリノでは5月中旬くらいからほとんど毎日のように雨が降り、5月末にはとうとう大雨のせいでポー川の水かさが急激に増加し、危険な状態にまで到達しました。

そんな中で、友達の車に便乗させてもらい、雨降るトリノを脱出してイタリア中部にあるアドリア海を望むマルケ州へ。

ちょうど6月2日の月曜日がイタリアでは祭日(イタリアが共和国になったのを祝う日)にあたり、土・日・月と3連休になったので思い切って出かけることにしました。

朝6時過ぎに出発し、途中ボローニャ近辺で渋滞したため、マルケ州の南の端にあるグロッタマーレに着いたのは午後2時半くらいになってしまいました。

グロッタマーレは、きれいに整備された田舎の海岸というイメージでした。話によれば30年前くらいまでは、漁師の家があったくらいでこれほど観光地化はしていなかったそうです。中心地にある海岸は、ホテルやB&Bが海の家?と提携してプライベート・ビーチとなっています。無料のビーチにいくにはやや外れまでいかないといけません。

海は波がほとんどなく、遠浅で海水もきれいでしたが、温度がまだ低く、泳ぐというよりも水につかるといった感じでした。

さすがに日本人はほとんど住んでいないようで、何人かの人からじっと見られている視線を感じたほどです。

この辺りは、7月から8月まで家族連れが夏のバカンスで訪れるところだそうです。そのせいかホテル代は比較的安く、特にペンシオーネ・コンプレータといって3食付きで1週間以上滞在するとかなり割安です。

この日の夕食は、となり町のサン・ベネデット・デル・トレントの海岸沿いにあるシーフードレストランへ。

ここのレストラン、なんとメニューがない!

飲み物だけを注文したあとでアンティパストが何種類も出てきました。アンチョビ、サーモン、タコ、イカ、巻貝、エビ。。。ほとんどがオリーブオイルを使ったマリネ。

その後でやっとプリモ・ピアットは何がいいかと聞かれました。

メニューがないため、口頭で説明され、私たちはここでうっかりして一人一品ずつオーダーしてしまった!これが大きなまちがいと気づいたときはもうすでに遅し。魚介類のタリアッテレにリゾット、イカスミのスパゲッティーなどなど。。。セコンド・ピアットは、魚介類のミックス・フライ。プリモ・ピアットをすべて食べられる状態ではなく、泣く泣くセコンド・ピアットはキャンセル。

ワインはやや発泡性のある白ワインとドライの白ワインを各デキャンタで注文。レモンチェロのグラニータにカフェでしめてなんと4人で120ユーロ也。

別におしゃれなレストランでもなんでもないところなのに高い!味はおいしかったけれど、プリモ・ピアットをかなり残してしまったのが悔やまれる。。。(う、う、う。。)


マルケ州は、きれいな海岸と内陸部には歴史的に有名なウルビーノなどがありますが、今回はビーチで太陽をいっぱい浴びることに集中しました。おかげでカビが生えそうな体が大分乾いて?洗たくをしたてのシャツを身につけたようなすがすがしい気分になりました。

帰りは、私は電車で帰ることにしました。イタリアも連休のせいか電車の指定席はすべて予約でいっぱい。それでも11:00すぎのインターシティーという特急電車があり、乗り換えなしでトリノまで帰ってくることができました。

とはいってもやはりトリノからマルケは遠い。途中3時間くらいは立ちっぱなしだったのと2等車両は冷房があまりきかず、人で混み合ったせいもあり、車内が暑くなり、いらついた乗客が車掌に文句をつけていました。ここ数年で電車賃が高騰したのにもかかわらず、サービスが悪いと苦情を言う人が多いとか。

そういえば、途中、アフリカ人らしき黒人女性が車掌につかまってパニックになっていました。そばにいたので声がよく聞こえたのですが、なんでも彼女は特急料金が要るのを知らずに普通料金のみで乗車していた様子。必要な料金を払うようにと車掌に言われているのですが、彼女はお金がないとか、何いっているのかわからないとか言い張り、お金を払おうとしません。彼女はフランス語がわかるようでそばにいた別の乗客が一生懸命フランス語で説明していました。その後彼女は携帯でだれかと必死になって話していましたが、私が見た限りではお金を払った様子がなく、結局最後にどうなったのかも不明のままトリノに着きました。

所要時間、約7時間。トリノに着いて又雨が降ってきました。いったいいつになったら雨は止むのか。。。

ピエモンテ州とマルケ州はかなり離れている、とはいえ、太陽をたくさん浴びることができた貴重な3日間でした

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グロッタマーレの海岸

2008年06月03日

Palazzo Lascaris パラッツォ・ラスカーリス

5月末に個人ではなかなか見ることができないピエモンテ州議会が本部を置くPalazzo Lascaris (パラッツォ・ラスカーリス)を見学する機会に恵まれました。

まずは、近くにあるホールに案内され、このパラッツォの歴史や、ピエモンテ州議会の構成、役割などの説明を簡単に受けます。実際のパラッツォ内部を紹介した短いビデオを見たあとで、なんとお土産が各自に配られます。本や書類の十分に入るリュックサックとその中にCDケース、ノート、ボールペン、その他パンフレットなどが入っていてこんなにたくさんの物を無料でもらっていいのかしら?と思うほどでした。


その後、案内の人が私たちをつれていよいよパラッツォ・ラスカーリスの中に入ります。

このパラッツォはトリノ市の中心地に位置し、トリノ・バロックの高級住宅を代表するものです。

パンフレットによれば、1663年から1665年の間に建造されたもので、その後数々の功名な一族に所有されます。

第二次世界大戦では、トリノに爆弾が落ちてパラッツォも大きなダメージを受けました。

1975年にピエモンテ州が商工会議所から買い取って以来、幾度か修復を重ね今に至っています。


ここではピエモンテ州議会が開かれるのみならず、州知事の部屋なども案内されましたが、アンティークの家具、調度品、内装などで整えらえ、まさに深い歴史をもつパラッツォ(宮殿)でした。


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2008年05月24日

料理教室 その②

前回の料理教室の続きです。
この日のメニューは、ニョッキとパンナ・コッタでした。

Gnocchi di patata Piemontese ピエモンテ風ジャガイモのニョッキ

(材料)5-6人分    
小麦粉 125g
じゃがいも 500g
卵黄 2個
ナツメグ少々、パルミジャーノチーズをすりおろしたもの適量
塩少々
バター100g 、セージの葉を数枚

(作り方)
1. ジャガイモは皮をむき、ゆでてつぶす。トレイの上に広げて載せ、冷ます。
2. この中に小麦粉、ナツメグ、卵黄、塩、パルミジャーノチーズを入れてまぜ、よくこねる。
3. スティック状に伸ばし、親指大くらいに切ってから、フォークで後をつける。
4. 煮立った湯に塩を入れ、その中にニョッキを入れる。
5. ニョッキが上に浮いてきたらお湯から取り出す。
6. バターをフライパンにいれ、やや溶けてきたら、セージの葉を入れる。
7. この中に茹で上がったニョッキを入れる。


Panna Cotta con salsa di lampone パンナコッタ ラズベリーソースかけ

(材料)
生クリーム 250g
牛乳 250g
砂糖 60g バニラエッセンス少々
ゼラチン 10g
(ラズベリーソースの材料)
水 100cc 砂糖 50g
ラズベリー 100g

(作り方)
1. ラズベリーソースを作る。水と砂糖をいっしょにして火にかけ、砂糖を溶かす。
2. ラズベリーをミキサーにかけ、これを1.に混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
3. キャラメルソースを作る。フライパンに水少々と砂糖を入れ、火にかける。きつね色になってきたら火からおろし、冷水を少々入れて混ぜ、飴状にする。
4. これを小さめのカップに入れて、冷蔵庫で冷やす。
5. ゼラチンは、冷水少々で溶かす。
6. 生クリームは、やや角がたつまであわ立てる。
7. 牛乳、砂糖、バニラエッセンスを火にかけ、沸騰直前で火からおろす。
8. ここに水に溶けたゼラチンを入れ、泡立てた生クリームをいっしょに合わせる。
9. これをキャラメルソースを入れたカップの中に注ぎ、冷蔵庫で冷やす。
10. 1時間位して固まったら、冷えたラズベリーソースをかけて出来上がり。

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パンナコッタの出来上がり。

2008年05月19日

料理教室 その①

4月のはじめから数回にわたって無料で料理を習うチャンスに恵まれました。

あくまでも無料なので、料理名や材料が記されたちゃんとしたマニュアルはないし、教えてくれるコックさんは一人なのに、参加人数は15人以上というかなりドタバタ状態の中での料理教室でした。

その中からいくつかご紹介しましょう。(材料は実際に使ったものの1/3を記入しています。)ただしあくまでも見よう見まね&コックさんの説明をイタリア語で聞いて書いていますのでやや難点ありです。

Focaccia con patata ポテトを使ったフォカッチャ 

(材料)
薄力粉 300g
オリーブオイル 大さじ1
ドライイースト 8~ 10g(イタリアではスープブイヨンのようなキューブ型のものが売られている。)
じゃがいも 中くらいの大きさ 3個くらい
ローズマリーの葉 
塩 適宜

(作り方)
1.ドライイーストはコップ半分くらいのお湯で溶かしておく。

2.薄力粉にオリーブオイルを混ぜ、その後、溶かしたドライイーストを混ぜあわせてよくこねる。

3.これをボールに入れ、ふきんをかけ、ビニール袋に入れて暖める。(寒いときは、ヒーターのそばに置くか、日本ならコタツの中に入れるなどして暖める。)約30-40分放置する。

4.じゃがいもは薄く切り、ローズマリーの葉を小さく切り落としておく。

5.30-40分置いた生地を薄くのばし、オリーブオイルをぬったオーブン用鉄板にのせる。

6.その上にじゃがいもを敷き、上にローズマリーの葉を置き、その上に塩をふり、再度オリーブオイルをかけて200度で熱したオーブンで約20分焼く。


Insalata Russa ロシア風サラダ

(温野菜を使ったマチェドニアサラダと呼んでいるのに似ているのでは?)
(材料)
にんじん小2本くらい
セロリ 2本くらい
じゃがいも 中2個くらい
グリーンピース1カップくらい

マヨネーズの材料
卵黄 1個
塩少々
レモン半分の汁
オイル(ここではピーナッツオイルを使用。サラダ油でもOK)150ccくらい

(作り方)
1.材料はすべて細かくサイコロ型に切る。

2.お湯に塩を入れ、まずは、にんじん、セロリ、グリーンピースをゆで始め、5分くらいしてからじゃがいもを入れ、やわらかくなるまでゆでる。

3.マヨネーズは、まず卵は冷えていることが大事です。卵黄、塩、レモン汁を入れて泡だて器でかきまぜ、その後、少しずつオイルをいれてさらにかき混ぜる。このオイルを少量ずつ入れ、気長に攪拌することが成功の秘訣。

4.出来上がったマヨネーズに茹で上がった野菜をまぜて出来上がり。

余談になりますが、このロシア風サラダをお店で買うと、やたらと高いのにびっくり。500gくらいで10ユーロ近くしました。でもマヨネーズを作るのが大変なのでそれを考えれば納得かな?


Torta di mele (りんごのケーキ)
(材料)

りんご 大2個くらい
薄力粉 300g
バター(無塩のもの。こちらではバターというと無塩のものを言う。)200g
砂糖 120g
塩 3g
ベーキングパウダー(お好みで)
レモンの汁1個分
アプリコットジャム適宜

(作り方)
1.薄力粉に室温に戻したバター砂糖、塩、レモン汁をすべてあわせてこねる。ここにベーキングパウダーを入れると少しふんわりとふくらむようになるが、入れなくてもOK

2.りんごはたてに薄切りにしてから、短冊形に切る。

3.オーブン用の鉄板にクッキングシートをひいて、そこにこねてのばした生地をのせる。

4.その上にジャムを塗り、短冊形に切ったりんごを並べ、再度ジャムを塗り、最後に上から砂糖を少々ふる。

5.180度で熱したオーブンで20分焼く。

それでは、今日はこの辺で。続きは又ご紹介しましょう!

2008年05月13日

日曜日のウインドウショッピング

4月末のある晴れた日曜日。

ミラノに行ったついでにもう何年も足を運んでいなかった高級ショッピング通り、Via Montenapoleone (モンテナポレオーネ)に行ってみました。

以前はこんなことはなかったと記憶していますが、驚いたことに何軒もの高級ブランド品のお店が開いていました。

やはりミラノは大都会なんですねぇ。それに比べてトリノはまだまだ田舎。日曜日はどこもほとんど閉まっています。

さて私のお気に入りのMiss Sixty という女性の服やバックなどを扱っているお店をウインドウ越しに見てから、モンテナポレオーネ通りの終わり近くにルイ・ヴィトンのお店を見つけました。

ユーロ高のせいか、日本人はほとんど見なかったのにはびっくりです。

その後、Duomo(ドゥオモ)の駅に向かってCorso V. Emanuele II (エマヌエレ2世通り)を歩いていくと値段がそれほど高くなく、デザインもなかなか凝っているおしゃれなお店が何軒もありました。

これらのお店もほとんどが開いていて、ミラノでは日曜日でも買い物を楽しむことができるようになってきました。


又、ドゥオモの駅のすぐそばにあるデパート、Rinascente(リナシェンテ)ですが、もちろん日曜日も開いています。

しかし、ほとんどすべての物が高い!!!トリノにもリナシェンテはありますが、扱っている品がだいぶ違う感じがします。

ただ最上階にあるレストラン、カフェ、お菓子、コーヒーやパスタの売り場は、なかなか見ごたえがあります。

最上階のオープンテラスでのPranzo(お昼ご飯)なんて最高におしゃれかも?!

(こじゃれた回転寿司のお店もありましたが、トリノ同様、中国人がやっているお店のようでした。日本人は、イタリア料理の勉強には来るけれど、日本料理店や寿司屋をオープンする人はあまりいません。最近トリノにも増えている日本料理のお店のオーナーは、ほとんどすべてが中国人です。)

さて、モードの話に戻りますが、ミラノ同様、トリノにも高級ブランド品のお店が並んでいる通りがあります。

名前はVia Roma(ローマ通り)。

ただし、やはりミラノのそれとはかなり違っています。ミラノでは服飾雑貨にカフェにホテルにとすべて高級店が並んでいるのに対して、トリノでは高級ブランド品のお店とそれ以外のお店がいっしょに並んでいます。

ミラノがスノッブならこちらは庶民派という感じ。もう少しお手ごろ価格のお店があるのが、Via Garibaldi(ガリバルディ通り)で、ここは常に歩行者天国となっています。

この通りにあるお店には入りやすいし、センスもなかなかいいので、ミラノまでお買い物に行く必要もないかもしれません。ただし、日曜日はどこも閉まっています。

ちょっと高くても最先端のファッションを楽しみたい向きには、なんといってもミラノがおすすめですが、そこまででなくても少しでも安くてセンスがいいものでOKの向きにはトリノも捨てたものではありません。


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高級品が並ぶミラノのモンテナポレオーネ通り

2008年05月07日

イタリア生活 – 夜の散歩

チャオ♪

さて4月25日のFesta della Liberazione (イタリア解放記念日)に続く3連休と翌週の5月1日のFesta del laboro(メーデー)に続く4連休で、こちらもお休みが続きました。両週末ともお天気がよく初夏の陽気。当然多くの人たちがトリノの中心街に繰り出し、どこもいっぱいの状態でした。

さて、そんな中で、日本からの友達もいっしょに夜の散歩に出かけることになりました。

Piazza Vittorio Veneto (ヴィットリオ広場)から始まり、ポー川にそって歩いていくとウンベルト1世の橋が見えてきます。

この橋の彫刻はすばらしく、いつもトラムの中から見ているだけでした。

その後にピッツェリアでピザを食べて腹ごしらえをし、トリノの中心ともいうべきPiazza Castello(カステッロ広場)に向かいます。

そういえば、トリノで食べるピザは、ナポリのぶ厚いパンピザのようなタイプとローマの薄くてパリっとしたタイプのちょうど真ん中くらいの厚さがあります。

味にはずれが今までないので、たぶんほとんどどこのお店でもおいしくいただくことができると確信しています。

食後の散歩と称し、細い道を歩き続き、Palazzo Carignano(カリニャーノ宮殿)と古い歴史を誇る初代首相カヴールに愛されたといわれるRistorante del Cambio(リストランテ・デル・カンビオ)の前を通り、カステッロ広場へ。

なんでもこの日は野外コンサートがあったようで、広場は大勢の人でいっぱいでした。Palazzo Reale (王宮)を右手に見ながら、
ショッピング通りで名を誇るVia Garibaldi(ガリバルディ通り)に入り、そこから1本小さい横道に入り、正面の市役所に向かって歩きます。

昼間は野外メルカートがよく開かれていて、この通りはあまり目立たないのですが、夜は趣を一変します。両側の家々がライトアップされて白く輝き、すばらしく美しいのです。

さて、ガリバルディ通りから横に入った細い通りには昔からの小さな店舗、カフェ、レストランが点在し、落ち着いた雰囲気で私はとても気に入っています。

さて、私たちは再度カステッロ広場に戻り、ここから一直線にヴィットリオ広場まで続く
Via Po (ポー通り)を歩きます。

ヴィットリア広場からポー川を渡ったところにあるGran Madre(グラン・マドレの教会)が白銀に輝き、ポー川に映しているその姿は息を呑むほどの美しさ
でした。

薄暗くなった8時半くらいからはじまった夜の散歩は、なんと4時間近く続
き、家に帰ってきたときにはすでに時計の針は翌日の時間をさしていました

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グラン・マドレの教会が美しい姿をポー川に映しています。

2008年04月30日

イタリア生活 – キリストの聖骸布(これは本物?!)

チャオ♪

4月25日は、Festa della Liberazione (イタリア解放記念日)で、第二次世界大戦が終わって自由になった日。

日本で言えば終戦記念日のようなものかもしれません。この日は、金曜日だったのでこちらでは3連休になりました。


前日までは、うす曇の日が続いていましたが、この日から突然夏のように暑くなり、びっくり。日曜日は曇っていたものの、この3日間は観光日和の休日となりました。


日本から友達がトリノにやってきて、めったにしないトリノ観光をすることになりました。

天候がよかったせいもあり、多くの観光客や地元の人でどこもいっぱい。美術館に入るにも長蛇の列。日本のゴールデンウィークを思い出しました。まさにこれに近い混みようです。

さて、私たちは比較的空いているDuomo(ドゥオーモ)に行くことにしました。

ここは、キリストの処刑後、その体を包んだ聖骸布があることで知られています。(日本人もこれだけは知っているという人が多いように思います。)

展示されているものはもちろん複製で、本物は奥に保存されていて、25年に一度のご開帳とか。

歴史を遡れば、544年にこの聖骸布は現在のトルコで保存されていたものが、長い年月を経てイタリアへ渡ってきたとなっています。

科学的に調査した結果では、この布は、14世紀ごろのものだそうです。そうなると、この人物はキリストではないということになりますが、もちろんイタリア人にとっては厚い信仰の対象になっているわけで、キリストと信じてやまないのが実情です。


この布は、正面と背面とが対になっています。頭を中心にして、左側が顔と体の正面部分、右側が頭と体の背面部分です。

の後があったり、火事があったときに焼けた穴があったりと少々異様な感じです。
とはいえ、この日もたくさんの巡礼者やガイドを連れた観光客の団体が来ていました。

やはりこれは本物のキリストの聖骸布と信じるべきものなのかもしれません。

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聖骸布の複製

2008年04月25日

イタリア生活 - 展覧会

チャオ♪

雨が続くトリノで、一日だけ晴れた先週の土曜日。

トリノのチェントロにある「Galleria Sabaua」(サヴァウア美術館)に行く予定でしたが、改装中のようで全部のうちの半分くらいしか公開していないとのこと。

急遽、予定変更。そこから歩いて数分の「Palazzo Bricherasio」(パラッツオ・ブリケラシオ)へ。


ここでは、「Caneletto e Bellotto l’arte delle veduta」(カナレットとベッロットの風景画芸術)の展覧会をやっていました。


ジョバンニ・アントニオ・カナル(通称カナレット)とベルナルド・ベッロットは、ともに17世紀から18世紀にかけてのベニス生まれの風景画家。

ベッロットは、カナレットの甥であり、師弟関係でもあります。

二人の作品が対比されて紹介されていました。

特にベニスのグラン・カナル(大運河)の風景画には圧巻されました。

ベッロットは、ローマフィレンツェ、ルッカ、そしてトリノにも赴き、たくさんの作品を残しています。この時代のトリノの町が描かれていて、今と違って建物の数が少ないのにはびっくりしてしまいました。


ベッロットは、又、ドイツのドレスデンやロンドンでも風景画をたくさん描いています。

しかし、なんといっても二人のベニスの光景を描いた数々の作品が特に印象深く、数年前に彼らの風景画のコピーをベニスで買い求めたことがあるのを思い出しました。

日本人にも馴染みのある風景画だと思います。

2008年6月15日まで。 
Palazzo Bricherasio」(パラッツオ・ブリケラシオ)

2008年04月12日

イタリア生活 - 南仏への小旅行つづき

チャオー♪

前回の続きです。

さて、翌日の日曜日から夏時間になり、一時間時計を進めたためか、周りが静かすぎたせいかわかりませんが、かなり朝寝坊してしまいました。

さっそく海岸線をフランスに向けて出発し、しばらくいくと摩天楼が見えてきて、これがMonaco(モナコ)でした。

フランス領の一角にモナコという小さい国があるというのが、なんとも不思議な感じでした。

モナコの首府、Monte Carlo(モンテ・カルロ)は、まさに人造の町という感じ。
所狭しに高いビルが立ち並び、カジノがあり、青い海とヨットハーバー。どこかで見たことのあるような光景。
香港にもこんな景色があったのを思い出しました。

次に行ったのが、il villaggio di Eze’ (エズ村)。 鷲の巣村といわれていて、中世には敵の襲撃を避けるための要塞だったとか。

石畳の階段と坂道を登っていくと、もうそこは中世のたたずまい。

周りは石造りの古い家や細い路地などで、中世に時代が遡ってしまったような錯覚をうけてしまいました。

途中、シャトー・ド・ラ・シェーブル・ドールという有名なホテルがありました。
そこからの眺めがよさそうでしたが、さすがに何も食べたり飲んだりしないで、ちょっと入るのは気がひけてしまい、そのままさらに一番上まで登っていくとオープン・カフェがありました。

ここで休憩したのが失敗。なぜって、一番上にある公園からの眺めがすばらしいのに、その公園は夕方6時には閉まってしまったのです。夕方5時位と思ってゆっくりしたのがもうすでに6時だったのです。(ショック!)

一つ残念に思うのは、日曜日だったせいもあるのですが、観光客で一杯だったのと、石造りの家の多くはお土産を売っているお店で、観光地化されていることです。

かつては、もっと静かなところで、のんびりと長期滞在をするところだったとか。
とはいえ、昔も今も中世の趣きを呈しているのは変わりなく、その雰囲気を味わうことができるのがここエズ村です。

最後にNizza(ニース)にも足をのばしましたが、あいにく朝のメルカートは見ることができず、次回の楽しみにとっておこうと思っています。

2008年04月05日

イタリア生活 - 南仏への小旅行

チャオー♪

風邪をひいた翌週末に南フランスに行ってきました。復活祭のときと違って暖かく、お天気もよかったので南仏の海の青さが一際目立ってきれいでした。

南仏へはトリノから車か電車で3時間半から4時間くらいでいける距離です。車で行く場合、高速道路ではなく一般道路でいくと山を越えていくのでなかなか迫力があります。山を登り、下ると海が見えてきます。

すぐとなりがもうフランスという、イタリアの国境の町、Ventimiglia(ヴェンティミリア)に家を持っている友人宅に泊めさせてもらいましたが、とても素敵なところでした。

海が近いのですが、この家小高い丘の上にあり、とても静かで、夜には広いバルコニーから満開の星を見ることもできます。寝室が3つにダイニング・キッチン、リビングと広く、家族やグループで利用するにはもってこいのところです。

ヴェンティミリアから海岸線にそってフランス領に入るすぐ手前にBalzi Rossi(バルジ・ロッシ)という岩窟があります。ここには無料の博物館があり、大昔の時代の人や動物の岩窟での生活の様子などがわかるようになっています。

ここからフランス領へ。Menton(メントン)という町を歩いてみました。

バルジ・ロッシもメントンもとにかく海の青さがはんばじゃない!さすがCosta Azzura(コート・ダ・ジュール)。青い海岸です。

メントンは小さい町ですが、カジノもあり、ニースと比べるとあまり観光地化されていないし、日本人は一人も見ませんでした。

海岸線にはたくさんの素敵なカフェがあり、私たちもここで一休み。ちょっと夢が崩れてしまうのですが、フランスはやはり何でも高い。お茶代もトリノと比べると3倍くらいしている。(ま、美しい地中海を眺めながらお茶をしたと思えば、文句も出ませんが。)

地中海を見ながらのんびりとカフェを飲んだ後は、街中を散策。

おみやげやさん、キャラメルやチョコレートを売っているお菓子やさん、香水のお店などでいっぱい。やはりここはヴァカンスを楽しむところ。私のお気に入りのひとつに入れておきたい町です。

ヴェンティミリアに帰る前にすぐ隣にあるほんとうに小さな町、Latte(ラッテ、ミルクという意味ですが)のスーパーマーケット、Conad(コナッド)で今晩の夕食の買い物。

ここはイタリア領なので食料品も割安らしく、フランスからお買い物に来る人も多いとか。
続きは次回にて。

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メントンの海岸

2008年03月29日

イタリア生活 - Pasqua 復活祭No. 2

チャオー♪

前回の続きです。

復活祭の日曜日。トリノの北西5kmのところにあるVenaria Reale(ヴェナリア・レアーレ)にいってきました。


ここは、ヴェナリア王宮とその庭園、それに隣接するParco Regionale La Mandria(マンドリア公園)から成っています。

以前この中の教会でクラシック音楽のコンサートがあったので少し覗いたことがあります。


ヴェナリア王宮とその庭園は、予約をしないと見学できないようで、一般に公開されていて、予約しなくても入れるマンドリア公園に行ってみました。

ここの公園。

16世紀にはサヴォイア家が狩猟に使っていただけあって、とにかく、広い!


歩いてではとても全部は見切れな広さ。貸し自転車があったので、これを利用するのがマル。

公園の中には、木がたくさん茂っているのはもちろんですが、池があったり、農場があったり、王が猟をするときに滞在したアパートメント(これも見るには予約が必要)があったりと盛りだくさん。


ただこの日は、いつもよりもずっと寒く、かなり歩いたあとにやっとカフェを見つけて、ホッとしました。もう少し暖かくなったらピクニックをするのにもいいところです。

残念ながら、今年の復活祭の日曜日前後は、イタリアのほとんどの地域で天気が悪いか、寒いかでした。

ここトリノはお天気は良かったのですが、肌寒く、私はこの日から高熱を出し、2、3日寝込んでしまいました。(トホホ。。。)


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巨大な広さのマントリア公園。

2008年03月23日

イタリア生活 - Pasqua 復活祭

チャオー♪

今日、3/23はPasqua 復活祭です。イエス・キリストが十字架にかけられて死んでから3日目によみがえったことを記念する日ということですが、今年は例年よりずいぶんと早いような気がします。春分の日の後の最初の満月につづく日曜日ということで、毎年日付が変わります。


イタリアでは、クリスマスと復活祭だけは、Auguri(おめでとう)と言って声をかけあいます。
クリスマスのような派手さはなく、プレゼント交換もしませんが、子供がいる家族は、子供に卵型のチョコレートやお菓子をあげたりします。このお菓子の中には、最近のおもちゃや人形などが入っているらしく、お値段も10ユーロは下らないものが多いので決して安い買い物ではありません。


学校は、先週の木曜日から今週の火曜日までお休み。学校によっては今月いっぱい休みのところもあるらしいので、これが日本でいえば春休みになるのかな?と思っています。もちろんこんなに長い休みは、学生のみ。会社勤めの人などは、月曜日がお休みで3連休になるだけです。そういえば、こういった連休は日本の方がずっと多いように思います。


この休みは、敬虔なキリスト教徒でない限り、教会にいくということもないようです。どちらかというとどこか近場にバカンスにいくという人が多いような気がします。


先週金曜日の天気予報によれば、イタリア北部は、小雨やくもりの予報でした。ところが、昨日から今日もそうですが、お天気がとてもよく、観光日和です。ただ先週末のようなあの暖かさはなく、ちょっと肌寒いのであまりお散歩日和とはいえません。


今日の午後は、トリノ市内の美術館に行くか、少し郊外まで足を運んでみようか思案中。
日本人はトリノ観光に来る人は、ほとんどいないのですが、他の国からはたくさんの観光客が来ています。たぶん今日はどもこ観光客でいっぱいかもしれませんが、お天気につられて外に出てみようと思います。

では、「Auguri! Buona Pasqua!」

2008年03月18日

イタリア生活 - 遠足とお花見

チャオー♪

ここのところトリノでは暖い晴天が続いています。最高気温が17、18度くらいまで上がり、日中はコートなしでカーディガンを羽織って十分に歩ける陽気です。


先日は、学校の「課外授業」と言うか、ちょっとした「遠足」と言うか。。。がありました。

担当の先生も入れて総勢10名程で、トリノ市にある飲用水施設(Societa’ Metropolitana Acque Torino S.p.A.)を訪問しました。

ここでは、ポー川の水を飲用可能にするためのいろいろな設備を備えていて、川の水を巨大ポンプで吸い上げるところから始まり、濾過、殺菌などの過程を通って飲用水になるまでを見学しました。

24時間監視の元、一秒間に2,500リットルのポー川の水を飲用可能にしているというので驚きです。


イタリアでは水道水は飲めないものとずっと思っていましたが、トリノに来てからは、水道水は飲めると聞かされていながらも、やや不安でした。しかしその不安も、この日の訪問ですっかり消えました。

案内をしてくれた人によれば、この設備ができてから一度も水質に問題があるということはなかったし、100%の保証つきで安心して水道水を飲めるとのことです。


こういった遠足はこれからも定期的にあるようなので、できる限り参加したいと思っています。なかなか個人では行けないところにも連れて行ってもらえるし、トリノを知るためのいい機会になると思っています。


ここトリノは、街中といえどもアルプスの山々が近くに見えるのとポー川が流れているので、環境的にもすばらしいところです。

周りを見回すと、前回ご紹介したミモザの黄色い花に混ざって、桜のピンク色の花をあちこちで見ることができます。

日本と違うのは、こちらでは何本もの桜の木が並んで一斉に花をつけるといった豪華さはなく、1本、1本が別々に植えられていて、可憐な花を咲かせているといった感じです。


週末には、家の近くのポー川のほとりに咲く桜をみながらベンチに腰掛けて本を読んだり、散歩したり、自転車に乗ったりと、のんびりと優雅に時間を過ごすことができます。

私もあまりのお天気の良さにつられて、日曜日の午後は、ポー川のほとりを歩き、ペンチに腰掛けて本を読み、大好きなノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)やピスタッキオ(ピスタチオ)のジェラートをなめながら家に帰りました。

日本のような賑やかなお花見はなくても、静かでのんびりとした午後をこうして過ごすことができるだけでとても満足しています。「Buon pomeriggio!」(素敵な午後を過ごしてくださいね)という声があちこちから聞こえてくる気がします。


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ポー川のほとりに咲く桜。

2008年03月12日

イタリア生活 - La festa della donna 女性の日

チャオー♪

このあいだの土曜日、3月8日はLa festa della donna といって女性の日でした。

日本だとまさに女の子の日、ひな祭りに近い感じがしますが、イタリアでは子供というよりも大人の女性の日といったほうがいいかもしれません。

そういえば、この日は、「国際女性デー」でもあるんですね。日本にいたときはほとんど気にもとめていませんでした。

さて、イタリアでは、日本のヴァレンタイン・デーのような感じで、男性が女性に日頃の感謝をこめて「mimosaミモザ」の花を贈ります。

日本のヴァレンタイン・デーのように、と書いたのは、別に恋人や夫婦でなくても贈ったりするからです。恋人や夫婦間で贈るというと、こちらではヴァレンタイン・デーのほうがぴったりと当てはまるように思います。

この日は街中がこの黄色くて小さい「ミモザ」の花でいっぱいになります。

花屋や屋台のミモザ売りなど、お値段は普段よりもやや高め。

イタリアでもこうゆうところは、商業主義が浸透しています。たとえば、クリスマスに食べるお菓子などは、12月に入ると値段がどんどんつり上がっていくのですが、年末くらいになると値段はぐっと下がります。3月末の復活祭に向かっても同じような現象が見られるようで、ミモザの花も例外ではありません。

ま、いずれにせよ、若い女性のみならず、おばさまでも、おばあちゃんでもみんなミモザの花をかかえてうれしそうに歩いている姿は、とても微笑ましいものです。日本の男性が、たくさんの女性から義理チョコでももらえばうれしいのと同じです。

ミモザが終わると今度は何の花が春の花なのか。。。今日はとても暖かで、街のあちこちで小ぶりの桜の花が咲き始めているのを見ました。こちらでは日本の桜のような大胆さはないのですが、小さく可愛らしく咲いています。

花を見ながら散歩するのが楽しみな季節になりました。今月末の復活祭が終わり、最終日曜日には、夏時間が始まり、本格的な春もすぐ近くです。

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2008年03月05日

イタリア生活 - Palestra ジムに行こう!

チャオー♪

風邪をひいていけなかったPalestra(ジム)ですが、やっと週末に行くことができました♪

2回トライアルで無料とのこと。

家からトラムで15分くらいのところにある、広さは大きくも小さくもなし、古くもなし、新しくもないといった感じ。

来ている人たちは、ミドルクラス風。

おしゃれでスノッブな人もいなければ、運動オンチのおやじやおばちゃん(口が悪くてすみません!)もいない。

おまけにジムスタッフやインストラクターがすごく親切で感じがいいのです。


受付の女性がロッカールームまで案内してくれて、ロッカーのlucchetto(南京錠)をもってこなかったので(これは各自で持参します。)、貴重品だけ受付で預かってくれると言ってくれました。

さて着替えてから、ストレッチをしたいと言ったら、この女性がマットを持ってきてくれて親切にストレッチのしかたまで教えてくれました。


次にスタジオ・レッスンに初挑戦!タイトルは「Corpo Libero」体を自由に使った運動。

インストラクターは柔道をやっているFrancesco

まずランニングからはじまり飛んだり跳ねたりと激しくなり、軽く腕立てもあったり、ダンベルを使った手や肩や背中の運動。腹筋、ヒップアップ運動などなど最後までかなり充実した内容。

以前ジム通いをしていたので、ちょっとした運動には自信があったのですが、なんせ半年も何もしていなかったので、かなりきつかった(ハァー)

インストラクターがみんなに声をかけたり、いろいろ話しかけてくれたりして、飽きることなく、楽しくかなり集中した一時間でした。


日本のジムだとお風呂なんかあったりしますが、ここはシャワーのみ。小さなサウナもありましたが、日本人のようにサウナ大好きというイタリア人は少ないようで、だれも使っていませんでした。


ここに来ているメンバーの人もスタッフにおとらず感じがよかった。私ははじめてだったので「どうだった?又来るといいよ」と、気軽に声をかけてくれました。


帰りがけに、メンバーフィー(入会金はないのですが、1年有効の保険に入らないといけないようです。ドクターチェックの証明も必要。)やスタジオ・レッスンの内容確認をして、スタッフとちょっとおしゃべり。

インストラクターのFrancescoが日本に行ったことがあるようで、日本人の語学に長けていることや、どこでも清掃されていてきれいなことを褒めていました。(褒められると日本人としてうれしいものですね。)

来週あたりは、エアロビかステップかに挑戦してみようかしらん?とちょっと自信がついてきた私でした。

2008年02月29日

イタリア生活 - Torino La Grande Festa del Cioccolato トリノチョコレート祭り

チャオー♪

トリノでは、2月22日から3月2日までチョコレート祭りと題して、多くのチョコレートメーカーが出展、販売をしています。

これだけ多くのチョコレートメーカーが集まるといったいどのチョコレートが特においしいのかがさっぱりわからなくなります。

3日間有効のチョコレートバスというのを15ユーロで購入し、3日間存分に試食しつくすというチョコレートマニアにはもってこいのプログラムもあります。

さて、私は無料でどれだけ試食できるか、さっそくこのフェスタの場所になっているヴィットリオ広場に行ってきました。

夕方だけあって、多くのサラリーマンやシニョーラ、カップル、子供連れなどで超満員!

毎日、スケジュールが異なり、チョコレートに関するセミナーがあったり、有料試食会、ゲームで競ってチョコレートを獲得する催しや、ジャズやポップスの音楽を流して陽気に踊ったり盛りだくさん。

圧巻だったのは、日本の屋台販売のように各チョコレートメーカーが出展、販売していたことです。

ここでいくつか無料で試食をしました。どれも濃厚なカカオの味がよく出ていて、日本のチョコレートよりも重い感じです。

中にはカカオを存分に使ったケーキ、アイスクリーム、イタリアではめずらしいベルギーワッフルのチョコレートがけ、チョコレート味の紅茶やコーヒーなどとバラエティーに富んでいました。

多くの中で、私が一番気に入ったのは、ビチェリンと呼ばれる濃厚なチョコレートリキュールとビスコッティーやクラッカーにつけて食べるチョコレートクリームです。

お値段はどれも高め。安くても3ユーロくらいからで、上限は数知れず。。。

ヴァレンタインデーの前に、日本にこうゆう屋台のお祭りがあったら、きっと女性客だけで一杯になってしまうのでは?

日本とちょっと違うのは、こちらでは、男性でも女性に劣らずチョコレートマニアが多いこと。

そして、トリノにこんなにおいしいチョコレートがあるとは!

日本人にとってチョコレートというと、どうもスイスやベルギーを思い浮かべてしまいます。しいていえば、もう少しお安かったら。。。(日本から来た友達にはトリノのチョコレートのおみやげをすすめておいて、自分ではあまり試食するチャンスに恵まれなかったのですが、今回、やっとチャンス到来です。)

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ヴィットリオ広場のチョコレート祭り

2008年02月22日

イタリア生活 - 映画の話パート2

チャオー♪

少し前にイタリアで見た映画の話をしましたが、今週は学校の仲間や先生たちと映画を見にいきました。

この企画は市で運営されているのか、高校生も来ていて、全員無料。

見た映画は、「La Stagione del Perdono」 (許す時?)。

映画監督は、Mahamat-Saleh Haroun氏でアフリカのチャド共和国出身。
2006年のベニス国際映画祭では審査員特別賞を受賞。

オリジナル・バージョンがフランス語だったので字幕がイタリア語でした。これは、初めての体験で、字幕をすべて読み終わる前に次の話に移っていくため、内容を読み取るのが大変でした。

最初は疲れるなあ。。と思っていましたが、見ているうちにだんだん話に引き込まれていき、最後にはよかったなあ、とまで思えた映画でした。

内容は、Atim(アティム)という青年が主人公で、あるときおじいさんから、彼の父親を市民戦争のときに殺した男を探し出すようにと要請されます。

おじいさんは、アティムにピストルを手渡し、彼はチャド共和国の首都であるN’djamena (アンジャメナ)へと出かけていきます。

今ではパン製造者として、妻をめとり、安定した生活をしている彼の父親の仇相手を探し出し、アティムはこの仇相手と生活を共にし、パンの作り方を学びます。

このパン製造者は、アティムが自分の殺した男の息子とは何も知らずに、アティムを自分の息子にしたいと思うようになります。

アティムは自分の父親を殺した憎い相手とはいえ、いっしょに生活していくうちにだんだん情がわき、最後には、おじいさんのところにこの仇相手をつれていくのですが、殺すことはできませんでした。

イタリアでは、こういった小編のような世界中でそれほど有名ではないけれど、感動的な映画をよく上映しているようです。

とくにここトリノは、イタリアにおける映画発祥の地として、なかなか映画への思い入れも深く、世界中のいろいろな映画を上映しています。

それにイタリア人は、日本人よりも映画好きな人の割合がずっと高いように思います。

2008年02月16日

イタリア生活 - お医者さんに診てもらうには?

チャオー♪

今週は2度も病院に行きました。

まずは、内科です。
というのも運動不足なので、こちらのジムに行こうと思っていろいろ調べてみました。

するとどこのジムでも、始める前に病院での簡単な身体検査が必要とのこと。ようするに運動をしても大丈夫というお墨付きがいるというわけです。

それでついついめんどうで放ってあったのですが、たまたまファミリードクターに診てもらうという友達がいたのでいっしょに連れて行ってもらうことになりました。

この病院は、普通のアパートの中にあるといった感じの公立の診療所で、税金を納めているイタリア人はすべて無料とか。その代わり患者が多く、予約制を取っていないので時間に余裕がない人はなかなか行けません。

私たちは2時間ほど待ってやっと順番がきました。

ドクターはとても感じのいいユーモアたっぷりの人で、聴診器で診察し、血圧の問題もなかったので、パスポートを見てすぐ簡単に証明書を作成してくれました。最後にブロッコリーを使ったパスタの作り方まで教えてくれました。

お金は請求されなかったので、友達に聞いたら、よく知っているドクターなので私も無料にしてくれたという話。知らないところで診てもらうと、こういった証明書の作成でも20から30ユーロくらいは請求されるという話です。

お医者さんに診てもらうには、やはり知り合いの紹介が一番のようです。ドクターもその紹介者を信頼し、見知らぬ外国人である私まで快く診察してくれるのですから。


昨日は、今度は歯医者に行ってきました。これも人の紹介。

歯の詰めたところが取れてしまったからです。ここは私立の歯医者さんでした。こちらもアパートの中にある町医者という感じでしたが、やはり私立だけあって公立よりもずっときれいで、予約制だったのでそれほど待たずに診てくれました。

ドクターとアシスタントの二人で診てくれましたが、二人ともすごく感じがいいのにはびっくりです。取れてしまった詰めものを持参したところちゃんとつけてくれました。

ドクターは私の歯の状態を見て、日本の歯医者の技術はとてもすばらしいと言っていました。ただし、日本では金属の詰めものをしますが、イタリアでは今ではほとんど使わないそうです。というのも金属は高価なのと見た目にもあまりきれいでないからだそうです。

ここは私立のわりにはあまり高くないし、技術がいいとの話で紹介してもらったので、たぶんこの程度の治療なら20~30ユーロじゃないかと勝手に想像しています。請求書は友達を通して知らされると思うのでまだわかりませんが。


ということで、繰り返しになりますが、イタリアでお医者さんにかかるには知り合いの紹介が一番早く、安心で、安価というわけです。

日本のようにすべてが規定に基づいているということはありえないのがイタリア。直接の友達でなくても、自分の友達の友達は、すべて信頼して友達となり、融通もきいてしまう。有難いことです。

2008年02月11日

イタリア生活 - San Valentino (ヴァレンタイン・デー)

チャオー♪

日本は毎年のことながら、今頃はデパートやお菓子屋さんなど、どこもかしこもヴァレンタイン・デーのチョコレートであふれているのでは?と想像しています。


2月14日の由来をひも解けば、ローマの聖人、ヴァレンティヌスから始まり、恋人たちの愛の誓いの日などと言われています。

イタリアでは、San Valentino (サン・ヴァレンティーノ)といわれていますが、恋人たちの間で男性が花やお菓子を女性にプレゼントしたりするようです。

ハートのチョコレートやその他ハートグッズがお店のウインドーに飾られていたりしますが、日本と比べるとずっと数が少ないし、あの、女性客でごったがえしているチョコレート売り場なんてとてもこちらでは見られるものではありません。

それと、恋人たちに贈るカードですが、これもイタリアではあまり数が多くありません。イタリア人に聞くと、一般的にカードを贈る習慣があまりないとか。

日本はやはりアメリカの影響をうけてか最近では、カードや文房具類もとてもかわいらしく、品数も豊富ですが、こちらはそういえば文房具屋さんというのはあるにしても、品数があまり多くないように感じます。

話はヴァレンタインデーから少し飛んでしまいますが、こちらでは小さい商店が多く、ウインドーにいろいろと商品を飾っています。

「あ、この商品いいな、ちょっと見たいな」と思っても、お店の人がこちらをじっと見ていたりするとどうにも中に入りづらいものがあります。どうしても見たいときは、入ってすぐに「ちょっと見てもいいですか?」と言ってから見ていたほうが気が楽です。


そういえば、ひとつユニークな商品の陳列をしているアクセサリー屋さんがあります。
そこでは、すべての品に番号がふられていて、奥に入って自分の気に入った商品の番号を言うと、その商品を見せてくれます。値段もすべて番号と共に表示されていて、お店の人に、「これ、あれ」といろいろ言わなくても簡単に買い物ができます。このアクセサリー屋さんは、値段も比較的安く、日本から遊びに来た友達が以前、おみやげを買っていました。


さて、話をヴァレンタイン・デーに戻しますが、トリノはおいしいチョコレートでも有名なところです。もし日本のヴァレンタイン商戦のようなものが、こちらにもあったらどんなにかチョコレート屋さんは儲かるかしら?などと考えてしまいました。(笑)

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化粧品専門店のウインドー。男性が恋人にプレゼントするのかも?

2008年02月04日

イタリア生活 - Carnevale(謝肉祭)

チャオー♪

イタリアCarnevale(カルネヴァーレ、日本ではカーニバル、又は謝肉祭と呼ばれていますが)といえば、ベニスが有名ですが、この時期ベニス以外の各地でもカーニバルが行われているとは知りませんでした。

四旬節の断食の前に行われるお祭りで、語源は一つにはラテン語の「Carne, Vale」(肉よ、さらば)に由来するとのことですが、イタリア語でも同じ意味があるのに気がつきました。

「肉よ、さらば」といって断食前に大騒ぎするわけですね。


トリノでは、ちょっとしたパレードや行事が主な広場で行われたり、各レストランやバーではお酒を飲んでパーティーしたりといろいろのようですが、ベニスのあの派手なイメージとは違い、ただ人で混み合っているという感じです。

日程は毎年、復活祭の日にちが移動するのにあわせて移動し、長さはだいたい1週間くらいとされています。今年は、1/25から2/5の火曜日とのことですからやや長いことになります。

ただし、やはり見物するのならなんといってもベニスが一番だと思います。

何年も前になりますが、私もベニスのカーニバルを見に行きました。実際には、参加したといったほうが正しいです。

女性4人で衣装を借り、仮面パーティーに行きました。衣装をまとい、カツラと仮面をつけている女性が4人なので、かなり圧巻だったと思います。そのせいでどこを歩くのにも写真攻めにあって、なかなか前に進めませんでしたが、一夜にして有名人になったようで、人生、最初で最後の素晴らしい体験でした。


そういえば、謝肉祭は、春を喜ぶ祭りから由来しているようなので、なんだか、日本の節分を思わせます。

日本はここのところ寒いようで、春といっても暦の上でのことのようですが、こちらトリノでは、わりと暖かな日が続いています。先週あたりなど、まさに春を思わせるような陽気で、日中は17度くらいまで気温が上がりました。日の長さも伸びてきたようで、夕方5時半でもまだ暗くなりません。家の中では、暖房がききすぎて、27度までなり、初夏のようでした(暑い~)?!


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家の近くのCorso Belgio(ベルジィオ通り)。遠くの丘の上にはスペルガ大聖堂が見えます。

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2008年01月29日

イタリア生活 - Cous Cous(映画のお話)

チャオー♪

さて、イタリア語の映画の初体験?!です。

DVDでイタリア語の映画を1,2本見た後にいよいよ挑戦することにしました。


こちらではほとんどすべての映画がイタリア語に吹き替えられています。

日本であればできればオリジナルの声を聞きたいと思うところですが、イタリアでは字幕を読むというのは疲れるし、あまり受け入れられないようです。

それとイタリア人には優秀な声優が多いという話です。

ということで、イタリアでは、イタリア語がわからないと、好きな映画もなかなか見にいけないということになってしまいます。

でもよく考えれば、映画が好きな人にとっては、はじめはよくわからなくても、頑張って見続ければ必ずイタリア語の上達につながると思います。


さて、まずはトリノで発行されている全国紙、La Stampaという新聞の映画欄を参照。

「Cous Cous(クスクス)」というタイトルに惹かれて紹介文を読んでみると、地中海沿岸や北アフリカ諸国の伝統的な料理、クスクスを題材にした家族を取り巻くお話という感じ。

チュニジア系フランス人のAbdellatif Kechiche(アブドゥラティフ・ケシシゥ)監督のフランス映画で、昨年夏のヴェネツィア映画祭では、審査員特別賞を受賞。

フランス映画をイタリア語で見るというのも「おしゃれ?!」なんていう単純な理由もあってこの映画に決定。


「ストーリーは、南フランスの港町が舞台になっていて、うだつのあがらない60歳の男性が工場現場の仕事をくびになってしまうところから始まる。この男性には別れた奥さん、彼の娘や息子たち、そして孫たちと、心温まる家族がいるのだけれど経済的に貧しく、親として何もしてあげることができないと思っている。そんなときに彼の恋人の娘の力添えで、古い船を買い取り、クスクスレストランを開業することになる。そして開業パーティーに多くの客を招待したのだが、準備したはずのクスクス料理が見つからない。。。」


2時間半という長い映画だったわりには、必死に見、聞き入っていたのであっという間に終わってしまいました。

最後がはっきりとした終わり方ではなかったので、ちょっとあれ?ここで終わり?という感は拭えませんでしたが、これがかえっていいのかもしれません。


これでちょっとは自信がついたので、今度はアメリカ映画をイタリア語で見に行こうと思っています。


さて、映画のお値段?ですが、映画によってまちまちのようです。だいたい5ユーロくらいから7ユーロ少々くらいまでの間で、今回は、7ユーロでした。60歳以上(ものによっては65歳以上)、18歳以下や大学生などの割引もあり、割引率はいろいろですが、ともすると半額なんていうのもあって、やはり日本よりはずっと割安です。

それとトリノでは、中心街に住んでいれば、だいたいすぐ近くに映画館があるので、気軽に行くことができるのもいい点です。

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2008年01月23日

イタリア生活 - Saldi (バーゲン・セール)

チャオー♪

年始のビッグ・イベントのひとつにバーゲン・セールがあります。


例年、イタリアでは1月6日くらいから始まるとのことですが、最近では、日本と同様でスタートする日にちが早まっているようです。


まず、第一弾として行ってみたのが、マックス・マーラ系列のアウトレット。

1/4の9:00からと思っていたのでこの日は早起きしていざ出陣。
4日はまちがっていなかったのですが、時間は10:00からで、近くのバールで時間つぶし。
場所はトリノのはずれ、リボリという町の近くで、フランス通りに沿って建っているスイス風建物です。

ここは、「Diffusione Tessile」 (ディフュジオーネ・テッシーレ)と呼ばれていて、すべて女性物の洋服、靴、小物雑貨等を扱っています。
品数はかなり豊富で、この日はセール初日だったせいか、駐車場は車で一杯。

普段でも正規の価格の半分くらい(ただし今年のモードではないようですが)で、セールの期間はさらにそれから20~30%Offでした。

Lサイズが多いことがちょっと難点です。

ジャケットやコートであれば、’40’ というのがだいたい日本の普通サイズ(9号)ですが、スカートやパンツとなると’40’では大きすぎる感じです。

イタリアでは標準サイズは’42’か’44’くらいというから、やはり日本人よりも体格がいいということになります。

私は、正規のお店で買えば日本円で4万円くらいするコート(日本のマックス・マーラならもっと高額)が1万2千円くらいで購入できました。これはかなりお得です。

http://www.diffusionetessile.co.jp/shop/index.html

次にご紹介したいのが、「Coin」(コイン)というデパート。

ここの家庭雑貨は、安くて良い品が豊富です。
ここは年末から少しづつセールが始まっていましたが、柄が可愛らしいタオル類、テーブルクロス、クッション、リネン類、食器などが30~50%Off。トリノには一店舗しかありませんが、ミラノにはいくつも店舗を構えています。

http://www.coin.it/


さて前回、日本からの友達がトリノに遊びに来ていて、いろいろと観光をしたという話を書きましたが、帰国する前にミラノから40kmくらいトリノ方向に向かったところにある「Vicolungo Outlet」(ヴィコルンゴ・アウトレット)にみんなで行ってきました。

この日は1/5でセール真っ盛り。土曜日だったせいもあり、すごい人混みでした。

ここは、他のアウトレットと違って高級品(たとえば、プラダやフェラガモなど)というよりももう少しお手軽価格のブランド(ベネトンやナイキなど)がたくさんありました。

ただし、どうしてもセールになると品物が限定されてくる感じがします。もともとそれほど高級品ではないので、普段の時に行ったほうがゆっくりとじっくり好きなものを見つけられそうです。

そういえば、ここのアウトレットでは日本人を一人も見ませんでした。たぶん日本人観光客はもっと大きくて高級品を扱うところに行くんだと思います。

http://www.vicolungooutlets.com/

こうしてセールは1月末まで続きます。

2008年01月17日

イタリア生活 - Capodanno (お正月)

チャオー♪

さて、又、話は前回から続きます。


2008年を迎え、初日の出は見ませんでしたが、きっとすばらしい光景だったのではないかと想像できるくらいに、イタリア晴れ(ニッポンバレをイタリアに置き換えました)の素晴らしく空気の澄んだお正月を迎えました。

私たちはゆっくり起きて朝食をとった後で、中心街をのんびりと散歩することにしました。

Piazza Vittorio Veneto(ヴットリオ・ヴェネト広場)は、いつもと比べると人通りも車もすごく少なくてしっとりとした趣を呈しています。すぐ眼前に広がるFiume Po(ポー川)の水は恐ろしいくらいに澄み、水鳥が寒そうにじっと一箇所にいると思えば、青サギと思える鳥が川面を飛びかっています。

ポー川にかかるPonte Vittorio Emanuele I (ヴットリオ・エマヌエーレ1世の橋)を渡った対岸には、ローマのパンテオンを彷彿させるネオクラシック・スタイルの教会Gran Madre di Dio (グラン・マドレ)が、厳かな雰囲気でそこに建っています。


ひととおり歩いた後で、Via Po (ポー通り)の方に向かうと2、3軒、カフェが開いていました。

この辺のカフェは高そうなので、入っても、立ってカフェやカプッチョ(カプチーノのことを「カプッチョ」と呼んでも通じます。)を飲んでいましたが、やはり座るとやや高めでした。

小腹がすいたので私たちはパニーニやトーストにカプチーノを注文し、日本語のおしゃべりに熱中していました。

そんな時、昨夜のパーティーでいっしょだった男性と女性にばったり会いました。女性のことは良く覚えていました。なぜかといえば、胸がすごく大きかったからです。

私が思うには、少なくとも胸とお尻の大きさは絶対にイタリア人女性には勝てないと思います。

彼女たちは特に胸の大きさを強調する首周りの大きく開いた服を好んで着ています。日本だとちょっと恥ずかしさもあってなかなかこうゆう格好はできませんが。。。

とにかく、彼らは昨夜のパーティーで知り合って、カップルになったようです。年始そうそう、おめでたい話です。


さて、散歩が終わってから、Superga(スベルガ)の小高い丘(700m近い)に登り、夕日が
沈む前のトリノの街を望むことができました。

私が住んでいるところは、このスペルガの丘から近く、といってももちろん平地に住んでいますが、しばしば上にたたずむ大聖堂を眺めながら、あのあたりの丘の上に住めたら、さぞかし眺めもよくて素敵なんだろうなあと思いを馳せています。かなりのお金持ちしか住めない丘の上ですが、想像するだけでも楽しいものです。

この日の夕食は、家で食べることにしました。プリモはペペロンチーノのスパゲッティ。セコンドは、クリスマスのときに買い求めておいた前にご紹介した「Cotechino(コテキーノ)」 (豚肉の赤身、脂身を混ぜ合わせ味付けし、サラミのように腸詰にしたもの。)と付け合せに豆とポテトを煮て食べました。デザートはもちろん「Panettone」パネットーネです。


早いもので、日本からの友達は翌日、1月2日の朝、トリノを発ち、フィレンツェに向かいました。ミラノから日本へ帰国するのが1月5日だったので、その日の朝、もう一度ミラノで落ち合うことを約束して別れました。

束の間でしたが、トリノ観光もできたことだし、おいしいものを食べたり、パーティーに参加したりと盛りだくさんの数日間でした。

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Piazza Vittorio Veneto(ヴットリオ・ヴェネト広場)

2008年01月11日

イタリア生活 - Sightseeing (観光)

チャオー♪

さて、前回の続きです。


12月31日はとても天気がよかったので少し遠出をすることになりました。

トリノから西方向におよそ100km車で走るともうそこはフランス領です。

トリノオリンピックのときに使われたウインタースポーツ&リゾート地も近くに点在していて、山の中をくぐりぬけていく感じです。

今年は去年よりずっと寒いといわれていたので、さぞかし雪もたくさん積もっているかと思いきや、昨年同様、雪は山のてっぺんだけであとはすごく少なくて驚きでした。

スキー場も日本の年末年始の混みようとは打って変わって人はそれほど多くなく、スキーを十分楽しみたい人たちにはもってこいです。


さてさて、一時間半くらいのドライブで、山麓にある小さな村、Briancon(ブリアンソン)に到着です。

門をくぐりぬけると小さな坂道が続き、道の両側には可愛らしいお店がずっと並んでいます。

売っているものが、フランスのプロバンスで売られているものとよく似ているということです。

たとえば、いろんな香りのついた石鹸、ラベンダーを使った芳香剤、かわいらしい絵柄の食器や花瓶、明るい色彩の置物、デザインが可愛いトースターやスタンド、瀬戸物でできたとても可愛いエンジェルの置物(一つ7、8ユーロでおみやげに最適と思いきやとてもこわれやすくて日本まで持って帰るのはちょっと難しそう。)などなど。 

食べ物では、チーズフォンデュやクレープのレストランやカフェがたくさんありました。


坂道を下ってつきあたったところで、一瞬足が停止。

雪をいただいた山の景色のパノラマが目の前に広がり、これこそ絶景と呼ぶべき眺めでした!


山の景色を満喫し、ウインドーショッピングに実際のお買い物にと楽しみ一杯のところです。

私たちは昼食にクレープを食べました。日本にも最近はいくつかフランスのクレープ屋さんがあるようですが、こちらは本場なので、雰囲気がまず違います。量もハンパじゃない!

物価に関しては、こちらはイタリアより高めです。

私は野菜のクレープにしましたが、チーズが入っているのを選ばなくて正解。あっさりとした味わいで日本のお好み焼きみたいで、ひとつどうにか食べれるボリューム。7ユーロ也。


お腹も一杯になり、時計を見るともう午後3時をまわっていました。

この日の観光はこれで終了。夕方までにはトリノに戻り、少し休んでからおおみそかのパーティーにみんなで繰り出しました。


知り合いのイタリア人宅の地下のワインセラーを使ってのパーティーです。

ワインセラーといってもワインを置いてあるのは一部だけ。あとは広い地下室のよう。

みんなで持ち寄りで、ワインやシャンパン、チョコレートやパネトーネを持参してくる人が多かった。

カウントダウンパーティーといってもなんだか知らないうちに2008年を迎えていたって感じ。

いっせいに「Auguri!」「Buon Anno!」(新年おめでとう!)といってほっぺにたくさんのBaci (キス)。

あとはみんなディスコダンスに酔いしれておりました。

そうそう、以前、ドラッグ・クイーンの話をしましたが、私たちの知り合いのドラッグ・クイーンの彼氏が女装してパーティーに参加。服もエレガントで身のこなしがなんともセクシー。

このドラッグ・クイーンの彼氏、あ、いえいえ、彼女、と彼女のお相手にぴったりの三枚目のイタリア人男性のダンスが大うけ。

踊って笑ってこんなに楽しい新年を迎えたことはあるかしらん?と、日本からの友達もおおはしゃぎでした。

あ~めでたい、めでたい!

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ブリアンソンの入り口で。

2007年12月30日

イタリア生活 - Capodanno (元旦)

チャオ~♪

クリスマスが過ぎたら、次はお正月。

イタリアでは、元旦のことを「Capodanno (カポダンノ)」と言って、Capo (はじめという意味)di anno 「年のはじめ」を意味します。


大晦日の伝統的料理としては、「Zuppa di Lenticchie(レンズ豆のスープ)」があります。お金持ちになれるようにと家族でこのスープをいただくのだそうです。これは、日本の年越しそばのような感じでしょうか。


大晦日は、何もしないで家でのんびりする人、友達の家でパーティーをして年を越す人、ちょっとお金に余裕がある人は、外のレストランでパーティー。と、まあこんな感じです。大晦日のレストランでの食事は、値段が普段の倍以上するとのことです。なるほどね。。年末年始のツアーでイタリアに来たときに大晦日のディナーに行ったことあったけれど、確かにやたらと高かった。。


夜12:00を合図に外では花火や爆竹が始まります。それと窓から不要になった古いものを投げ捨てる人もいます。これらはイタリア南部の習慣だそうです。しかしながら、ここトリノにも南部出身の人がたくさんいると思うので、かなり賑やかな、そしてちょっと危ない(?)年末年始になりそうです。


元旦が過ぎ、次に1月6日のEpifania(エピファニア) (解説:キリスト教の祭日。東方の三博士のベツレヘム来訪を祝う日。)が過ぎるとやっとイタリアではフェスタが終わり、学校や仕事が本格的に始動します。

毎年子供たちは、このエピファニアの祭日を楽しみにしています。

というのも1月5日の夜半から6日の朝にかけて、ほうきに乗った魔女が煙突を伝って家に入り、ソックスの中に、いい子にはお菓子を悪い子には炭を入れてくれるからです。

さすがに悪い子には炭ではなくて、黒いお菓子を入れてくれるのだそうです。もちろん魔女は実在しないのですが、子供たちにとっては夢のある楽しい祭日です。

それでは、Buon Anno!!!


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Piazza Vittorio Veneto (ヴィトリオ・ベネト広場)のイルミネーション

2007年12月24日

イタリア生活 - Natale (クリスマス)

チャオ~♪

イタリアでの初めてのクリスマス。 

街では一ヶ月前くらいからイルミネーションやツリーの飾りつけが始まり、12月に入ると多くのお店やスーバーは日曜日も休まずにフル営業し、24日の夕方までクリスマスプレゼントを買う人で賑わっています。


ここトリノでは、あまり大きいツリーは見当たりませんが、いくつかの通りや広場は統一されたイルミネーションで飾られ、日が暮れるととってもきれいです。


さて、イタリア人にとってクリスマスは家族で過ごす大事な日といってもいいかもしれません。日本で言えば元旦に家族で過ごすのと似ています。

ただし、イタリアの家族といっても千差万別で、伝統的なクリスマス料理を家で作り、24日の夕食と25日のお昼ご飯をみんなで食べてクリスマスプレゼントを交換して楽しく過ごすところもあれば、25日のお昼だけという家族もいます。


イタリア人の大半がクリスチャンで、24日の深夜のミサには家族そろって教会に行くのだと思っていましたが、実際は、ミサには一度も行ったことがないという人も何人もいるのにはびっくりです。


クリスマス料理ですが、私がイタリア人に聞く限り、家庭によっていろいろのようですが、一例としていくつかご紹介します。

「Stinco(スティンコ)」 豚肉の脛(すね)の部分で味付けされたものが売られている。
「Zampone(ザンポーネ)」 豚肉の赤身、脂身を混ぜ合わせ味付けし、前足に詰めたもの。
「Cotechino(コテキーノ)」 同じく豚肉の赤身、脂身を混ぜ合わせ味付けし、サラミのように腸詰にしたもの。

三つとも調理方法はいたって簡単。スティンコはオーブンで焼き、ザンポーネコテキーノは水といっしょに火にかけて煮ます。付け合せに豆や野菜を煮たものを添えます。


「Panettone(パネットーネ)」
酵母菌を使って焼かれたパンのお菓子。中にレーズンや砂糖漬けのドライフルーツが入っていて食感はモチッとしています。 
バケツを逆さにしたような形でひとつ1kgの重さがあります。


このパネットーネは、ロンバルディア生まれ。昔、イル・モーロというミラノ公がクリスマス・イブに宴会を開いたのですが、そこで料理長がお菓子を焦がしてしまいました。急遽、調理人見習いのトニーという若者がキッチンにあった材料でお菓子を作り提案。
これが大うけ!ミラノ公が “pan del Toni” (トニーのパン)と名づけ、今ではパネットーネと呼ばれて世界でも有名なイタリアのお菓子となったわけです。

「Pandoro(パンドーロ)」
こちらはベローナ生まれ。黄金色の軟らかい生地のパンのお菓子で、粉砂糖がかかっています。形はパネットーネと似ていますが、もう少し縦長です。


パネットーネパンドーロと甘いスプマンテがぴったり。

なんだかお腹がすいてきました。。(甘党のあなたなら、喉の底から唾が出てきてもおかしくない!)


さて、クリスマスのお買い物ですが、トリノにも”Mercatino dai Natale(クリスマス市)”があります。

ただし、こちらはどちらかというとクリスマスグッズ、クラスト、お菓子などで値段もやや高め。節約家らしい?トリネーゼは、このクリスマス市よりも屋外メルカートのほうにどうも足が向いてしまうようです。ま、売られている商品もメルカートの方が種類も豊富で楽しい。私はジッと1月に始まる”Saldi(セール)”の時期を待つのみですけれど。。。


最後に、先日、トリノの北西にある”Venaria Reale(ヴェナリア王宮)” (サヴォイア家の王宮の一つでユネスコ世界遺産にも登録されています。) にある教会にバロック音楽を聴きに行ってきました。雰囲気といい、音楽といい、まさにクリスマスにはぴったり。


さて、さて、すべて満たされたところでBuon Natale!

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トリノの通りを飾るイルミネーション

2007年12月18日

イタリア生活 - Drag Queen

チャオ~♪

先週末にイタリア人の知り合いが「Drag Queen(ドラッグ・クイーン)」をするというので、みんなで見にいきました。


最初、Drag Queenっていったい何なのかよくわかっていませんでしたが、やっとわかりました。


主にイベントやショーなどでパーフォーマンスを行う目的で、女装する男性のことを言うのだそうです。

今回のショーが行われた場所は、ロカーリといわれているややパブのようなところで、かなりさびれた暖房も入っていないようなところでびっくりでした。こういった場所を提供している団体があるようですが、アンダーグラウンド的な話だったので真相はよく理解できませんでした。入場料も無料。


さて、不明な話は割愛させてもらって、手作りの舞台に簡単な照明と音楽でいよいよDrag Queenによるショーがスタート!


歌(といってももちろん声は男性なので、口をパクパクしてるだけ)とダンスのパフォーマンスです。

みなさんかなり不気味な様相でしたが、ダンスはなかなか迫力あり。

特にベリーダンス風(?)のパフォーマンスはブラボー!

体格はかなり締まってる人もいれば、かなり太ってる人(これはちょっと勘弁してほしいなー!)、筋肉モリモリの人と様々。

化粧はかなりど・ぎ・つ・い。

私の知り合いの男性は、普段でもやや女性っつぽく、両耳にピアスをつけています。いつも引き締まった細い体格をアピールするような服装だし、足がカモシカのように本当に細い!


一人、ちょっときれいな男性(もちろん女装しているDrag Queenのひとりでしたが)がいました。


う~ん、でもこんなふうに女装して楽しいということは、やはりゲイかゲイにあこがれている人たちなのかも?

真夜中の12時くらいから始まって終わったのは夜中の2時。

彼らのパフォーマンスの熱気で観客はみんな盛り上がり、踊りだしてる人もたくさんいました。

私は楽しかったというか、目が点になることばかり。

日本にもDrag Queenはいると思うけれど、こんなにカジュアルに友達に話して、みんなで見にいくなんてあるのかしらん? 今までに一度もなかった経験でした。

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Drag Queen の皆さん。

2007年12月12日

イタリア生活 - イタリア料理教室

チャオ~♪

イタリア料理教室を一日体験しました。

トリノから車で南方に約一時間、そのあたりは、ピエモンテワインの宝庫と呼ばれているワインの生産地でも有名なところです。


まず私たちが行ったのが、「Cherasco(ケラスコ)」という中世の面影がそのまま残る丘の上の町。

そこにある、”Da Fausto”(ファウストさんのお宅)というレストランの厨房でイタリア料理の講習を受けました。このレストラン、まさに中世のサロンをそのまま残したようなエレガントな雰囲気でした。(ちょっとジーンズはいていくようなところじゃなかったです。)


さて、まずは料理人であるファウストさんが所有している畑に行き、そこで栽培されている野菜をゲット!ここには、ニワトリ、鳥(小さな鳥で食用らしい)、うさぎまで飼育されてました。

とくに見ていてつらかったのが、うさぎです。なんともかわいいうさぎなんです。でもこれは食べられてしまうんですよね。(あ、今回は私たちは食べませんでした。)


食材が揃い、いよいよ料理教室スタートです。

今日のメニュー
①Primo Piatto (第一の皿)
Insalata di Cavolo キャベツのサラダ
Carne Crudo 肉のカルパッチョ

②Secondo Piatto (第二の皿)
Polenta con Salsiccie (ポレンタのソーセージ添え)

③Dolce (デザート)
Zabaione al Barolo (バローロ風ザバイオーネ) あ、ただしもちろん本物のバローロはもったいないので使いませんでした。

作り方(分量はおおよそです。約7人分)

①-  アンチョビと細かく切ったにんにくをオリーブオイルで炒め、アンチョビが軟らかくなったら、赤ワインと酢を入れて煮る。沸騰する前に香りがついたら火からおろし、千切りにしたキャベツの中に入れてかきまぜ、これを又火にかけ、蓋をして少し煮込む。
- 生のピエモンテ産牛肉にオイルを入れて混ぜ、細かく切る。

②- 玉ねぎ、にんじん、は小さく刻む。サラミを切り、これらをすべてオイルで炒め、サラミが煮てきたら塩少々と赤ワイン(ここでは7人分だったので赤ワイン1本使いました)を入れてじっくりと30分以上煮込む。
- 水3リットル、牛乳300g、バター5g を沸騰させ、ポレンタの粉を入れる。ポレンタの量は、入れながら泡だて器ですばやくかきまぜ、粘りがでてくるように調節する。弱火にして約30分煮る。粘りがたりなければさらにかきまぜる。

出来上がったポレンタに煮こんだサラミと汁を上からかける。

③-  卵黄3個とカップ小、約3杯の赤ワイン、大さじ3杯の砂糖をまぜ、湯せんにかけて泡だて器でよく泡たてるようにかきまぜる。

注意点は、卵黄1個につき液体は70mlまでで、それ以上は入れないことだそうです。ドライの赤ワインか甘い白ワイン(この場合は砂糖は入れなくてもよい)、又はコーヒーを使って作ります。

①と②はほぼ同時に作り出し、①ができて、試食。その後、②ができて試食。最後に③のデザートをつくって試食して終了。


ガーリックをかなり使ったのと、ポレンタとザバイオーネともにかなりヘビーで、食べた後にさすがにお腹にかなり残りました。カロリーもかなり高め。

でもちょっとしたおもてなしには最適なおいしい!イタリア料理です。

満腹になった後に、近くの「La Morra(ラ・モッラ)」の高台からワイン産地を臨み、バローロに立ち寄りました。

じっくりと説明を聞きたい人には、ワインの収穫がすんだ今の時期が、ワイナリーを訪問するのに最もふさわしいといえます。

もちろん今回は、エノテカに行っただけで、バローロの値段の高さにため息をつくばかりでした。
ごちそうさま!

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イタリア料理教室で。

2007年12月06日

イタリア生活 - Il Parrucchiere 美容院

チャオ~♪

先日、Parrucchiere(美容院)に行ってきました!

行く前に、できれば日本人のスタイリストがいる美容院がいいなあ、と思ったので、インターネットで探していたのですが、なかなか見つかりません。

ミラノにわざわざ行くのもめんどうになり、次に英語が話せる美容師はいないかしら、と思って探したのですが、これまたうまく見つかりません。

イタリア人の友達に何人か聞いてみて、比較的安く(それでも日本よりは高い)、彼女たちもおすすめのところに行くことにしました。

予約をして、だいたいのお値段も確認し、いざ出陣!

なんて、ちょっとオーバーですが、やはり、日本人の髪質はイタリア人とは違うし、うまく意思が伝わるかもわからず、不安で一杯でした。

はじめに、黒いビニールの合羽のようなのをはおり、椅子にすわって待っていると、女性の美容師さんがやってきました。彼女が今日の担当者でした。

日本にいるいつもお願いしている美容師さんに好きなヘアースタイルの写真を持っていくことを薦められ、さっそくインターネットでサーチしてプリントアウトして持参。

これは大成功でした。というのもいろいろ必死に説明してもやはり相手になかなか伝わらないし、とにかく、髪質も違うし、写真が一番わかりやすいです。

① シャンプー
シャンプー台は日本と同じ。ただし、洗い方は、かなり手荒い。耳の中に水が入ってもへっちゃらでバシャバシャと洗います。

② カット

③ パーマ
ロットを髪に巻きつけるのですが、そのときに小さな紙を髪といっしゃにしてロットに巻くんです。ただし、この紙はわたしが手にとり、一枚一枚彼女に渡してあげて、巻いていきます。(こんなこと、日本ではないな~)

その後、シャンプー台に行き、そこで髪にパーマ液をつけ、大きなラップをバシバシと切って髪中に巻きつけ、シャンプー台でそのまま待ちます。

しばらくして時間が来ると、お湯で軽く髪を洗い、2度目の液をつけて10分くらいして終了。

ロットをはずして、シャンプーします。

シャンプー台で仰向けになって待っているのはちょっとつらい。雑誌を読んでいる人もほとんど見なかったし。。


④ 仕上げ

ドライヤーをかけてムースなどをつけて整えます。


これで終了。かかった時間およそ1時間45分くらい。

仕上がりは、まあ、よくできたほうだと思います。確かに写真のモデルの髪型に近い!


ちなみに全部で70ユーロ。日本よりはやはり高い感じがします。でも他のイタリア人曰く、ここは安いほうだそうです。なんでもパーマをかけたりすると100ユーロくらいいってしまうところも多いとか。

全体としての感想は、やはり日本人のあの気配りというか、丁寧さはありません。シャンプーのときも耳に水がはいってもへっちゃらだし、お湯加減なんてとうてい聞いてきません。だから、逆にこちらから注文をつけるというか、はっきり言うのが一番です。

○○はしますか?とか聞かれてわからなかったら、必死に聞くべし。

又、料金ははじめに確認しておいたほうがベターです。ちなみに、イタリアではアメリカのようにチップを払わなくてもいいので楽です。

さて、こちらは乾燥しているため、日本にいたときのように毎日、又は一日おきのシャンプーの必要はないように思います。洗いすぎるとかえって髪が乾燥し、髪にダメージを与える原因にもなります。あとは、自分の髪質に合う、品質のいいシャンプーを選ぶのがおすすめです。

2007年12月01日

イタリア生活 - ちょっと一言(携帯電話・電車の乗り方)

チャオ~♪

こちらでは、日本同様、携帯電話は必需品です。

とくにイタリア人はおしゃべりなのでいつでもどこでも電話で話をしています。
特に大切な話がなくても、今日何をしたとか、何があったとか、友達同士で頻繁に話をしているんです。

日本とどこが違うかというと、携帯電話からのメール送信が日本よりは少ないということです。 

でもご心配なく。

その分、携帯電話を使って話す量が半端じゃない!

正式には?車の運転をしながらの携帯電話を使っての会話は禁止されているようですが、もちろんこんなのは表面だけ。事故をおこさなければいいのかも?

あー、そうそう、電車やバスの中での会話はもちろん自由にやってます(笑)。日本が厳しすぎるのか、時々よくわからなくなります。


話は全然変わりますが、ちょっと電車の乗り方を復習?してみようと思います。

というのも以前、イタリア旅行していたときは、日本の旅行社ですべてアレンジしてもらっていたか、こちらの友達にすべてお願いしていたので特に気をつけていなかったし、あまりよく覚えていませんでした。

こちらに来てから、2、3回電車に乗っていろいろ思い出したり、学習したりしたのでここにご紹介します。

まず、もし時間に余裕があれば、事前に旅行社か最寄の駅、又はオンラインで切符を購入することをおすすめします。

なぜかというと、その場で切符を購入するのには、時には混んでいて時間がかかるときがあります。

とにかくイタリアでは、時間に余裕を見て行動したほうがベターです。

電車がよく遅れるのも有名?かもしれません。でも遅れないで時間どおりの時もかなりあるのです。


切符をあらかじめ購入する際には、ユーロシティーやインターシティーのような特急電車で、席の予約もする場合は別として、一番お安い?ローカル電車なら、切符を購入しておいて、どの時間の電車に乗ってもOK。これらは日本と同じです。


さて、いよいよ電車に乗るというときに、Partenza(出発)の時間が記載されている掲示板で出発時間とホームの番号を確認します。


ここでひとつ気づいたことがあります。

ミラノからパルマに行くときに電車の番号の記載がなく、最終到着駅もよくわからず、わかっているのは出発時間だけ。

パルマ行きなんてのはありませんでした。
出発時間が同じという電車が二つあったので、そのうちの該当しそうなほうのホーム番号を確認し、そのホームにまず行ってみました。

するとそのホームのはじまりのところに掲示版があり、最終到着駅に着くまでに停車する駅名と各々の時間が記載されていました。

これで確認がとれれば、あとは黄色い箱のような機械がホームに設置されているので、そこで日付と時間を刻印します。

切符を差し込むところがあるのでそこに切符をさしこめば自動的に印刷されます。

これは、電車が出発する前に必ずしてください。

降車する駅を見慣れていない場合は、いくつ目に到着するかを覚えておくこともいいかもしれません。
次は○○駅です。 なんていうアナウンスは特急電車くらいで、あとはほとんどありません。日が暮れてしまうと駅名の表示もよく見えず、あわてたことがります。

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写真はミラノからトリノに向かうローカル電車のホームです。上から二つ目の案内版に到着する駅と時間が記載されています。中央下方の黄色い箱が刻印する機械です。
ちなみにイタリアの電車の時刻を確認したり、オンラインで予約もできます。http://www.trenitalia.com/en/index.html 

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2007年11月25日

イタリア生活 - イタリアのアルプス

チャオ~♪

先週の週末は、とても寒くて、氷点下5度くらいまで下がりました。

山には雪が積もり、もう少しするとスキーシーズン到来です!

さっそく日本人にもよく知られているアオスタ渓谷に行ってきました。
といってもガイドブックで紹介されているところをすべて制覇したわけではなくて、日本人にはあまり知られていないけれど現地の人たちには愛されているところに行ってみました。


トリノから40、50分車で行くともうそこはアオスタ渓谷です。

ここはピエモンテ州と接するアオスタ渓谷州で、国境の州のためか、フランス語の地名も多く目にします。 

最初に行ったのが「Buisson」(ブイソン)という村でここからは車はストップです。ロープウェイに5、6分乗って山の上にあがると「Chamois」(シャモア)という村に到着します。

ここはとても小さい村ですが、家々やカフェなど雰囲気が素朴で愛らしく、すっかり気に入ってしまいました。
スキー場はあまり大きくないようですが、イタリアのアルプスと呼ばれているだけあって、周りの山々の眺めが最高でした。今はまだスキー場オープンに向けて準備中だったので人も少なく、カフェも1軒しか開いていませんでした。


その後、又、ロープウェイでブイソンに降りてから、アオスタ渓谷を象徴する名山の一つといわれている「Chervinia」(チェルビーニア)へ向かいました。

ここはもう、ちょっとした山というより、アルプスの名峰という感じで、スキー場も半端じゃない。

あとで知ったのですが、チェルビーニアというのは、イタリア語名で、実はかの有名な「Matterhorn」(マッターホルン)でした。(なんだ~昔ガイドブックか何かで見たことのある名峰だと思った。。)


トリノからは手軽に名山めぐりができるんです。半日あればスイスとイタリアの国境にあるチェルビーニア(=マッターホルン)まで行ってこれるんですから。もしスキーが大好きという人なら、トリノはなおさら絶対おすすめです。

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シャモアからのイタリアン・アルプスの景観

2007年11月18日

イタリア生活 - イタリア語の勉強

チャオ~♪

先週は、学校のPadrone(オーナー)が体調不調?とかで授業なかったんですよね。

ま、普通こうゆうことはないと思うのですが、この学校、規模も小さいので起こりうる話かもしれません。


小さい学校のいい点は、生徒の数が少ないので、一クラスの生徒数がとても少ないことです。自分のレベルにあったクラスがないと、ともするとプライベートレッスンになったりもします。授業料はもちろんグループレッスンと同じです。

問題点は、生徒数が少ないということは、教師の数も少ないということで、何か学校側の不都合があると授業がなかったりと予期せぬこともおこりうるということです。


授業がないのなら、自分で勉強しよう!

復習がいいか、それとも何か本でも探して。。と迷っていると一日はあっという間に終わってしまいます。

やっとよさそうな本を見つけ、友達(以前イタリア語を教えてくれていた先生)にアドバイスをもらい、では、いよいよこの本を買いましょう!と思い気や、「その本は、売り切れました。来週末でないと届きません。」と本屋のシニョーラ。

しかたないから、代わりに文法の本を買い求め、少し勉強を始めたのですが、どうもしっくりきません。 

最後にたどり着いたのが、日本人作家の本をイタリア語で読むことと、料理の本を買ってきてイタリア語を読みながら料理をつくること。

好きなことをしながら、勉強するのが一番という結果となりました。(甘いなあ~。と自分では思ってますよ。でも、机上の勉強だけが勉強じゃない。もちろんイタリア人とはしゃべってますよ~!なんてやっぱり真剣さが足りない?!)


本屋といえば、トリノで日本語や中国語などアジア各国の本を置いている「満月」という本屋を知り合いから教えてもらいました。

ここの本屋の2Fには、日本語の古本がダンボールに一杯入って売られていて、○○図書館 なんてスタンプが押してあるものまであり、びっくりです。

自分が持っている日本語の本も不要になったら、ここで買い取ってくれるかもしれません。

結局ここで買い求めたのは、日本語の本ではなくて、今読み始めた日本人作家のイタリア語版です。

それともうひとつおもしろい本を買いました。それは、イタリアに住んでいる日本人男性が、イタリアと日本の文化や生活の違いを各テーマごとにまとめて紹介しているものです。

イタリア語で書かれているので、ターゲットとする読者はイタリア人ということだと思いますが、イタリア語を勉強している日本人も楽しく読める内容です。

ちなみにタイトルは、「Italia piu’ Giappone diviso due uguare?」(イタリア+日本÷2=?)。


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写真は、トリノのシンボルといわれている「モーレ・アントネッリアーネ」の塔の上から見たパノラマ。トリノの町は碁盤の目のように道が区画されている。遠くに見える二つの山の間のくぼみがスーザ渓谷。

2007年11月12日

イタリア生活 - 現代美術

チャオ~♪

さて、前回の続きです。


お天気続きだったので、こんどはトリノの南西にある「Palazza di Caccia di Stupinigi」(ストゥピニージ宮殿)へ向かいました。

「狩りの宮殿」とも呼ばれているバロック建築です。

ガイドブックによれば、建築家は、フィリッポ・ユバーラというスペイン人で、宮殿の中はかなり広く、家具や美術品も盛りだくさんという感じでした。

ところが、只今修復中で、2008年12月まで閉鎖という張り紙を読んでがっかりです。


次に向かったのが、やはりトリノの西方向にあり、前回ご紹介したスーザ渓谷の入り口にあるRivoli (リヴォリ)という町です。


この町の小高い丘に「Castello di Rivoli」(リヴォリ城)が建っています。

Rivoli2.jpg

(写真は、リヴォリの丘から見たトリノの近郊です。まっすぐにCorso Francia – フランス通りがトリノの市内まで続いています。)


サヴォイア家の人々に愛された城で、もともとは13世紀に骨組みが作られ、その後18世紀に、フィリッポ・ユバーラが改修、増築を手がけたが、仕上がる前に亡くなってしまったため、未完成の状態になっている、と本には記されています。


このお城は、現代美術館として使われているのですが、なにしろ、現代美術に疎いので、なかなか理解ができません。


このお城の最上階にかなり大々的に展開されていたのが、「Gilbert & George」(ギルバート&ジョージ)の作品。


彼らの紹介を読むと、ギルバート(イタリア人)とジョージ(英国人)はロンドンの美術学校で出会い、ずっといっしょに作品を作りつづけているとあります。

初老の二人ですが、なにしろ彼らの作品がすごい!!!


写真を切ってパズルのように貼ったり、巨大な絵画や写真、とくにびっくりしたのが、二人のヌード

イタリアでは芸術なら、すべて見せてもokらしい。

このての作品がたくさんあるので、あまり公の場で見慣れていない日本人にとってはちょっとねぇ。。。

あ、でも彼らのフアンの方たちもいると思うので、これも芸術なんだと思います。(すみません、よくわかっていなくて。。)


ちょっと余談になりますが、あるイタリア人が、彼らはホモだって言うんです。

ま、確かにそうかもしれませんが、ちなみに、「何故そう思うの?」と聞いてみました。
「だって30年以上ずっといっしょにいるんだし、ましてやホモじゃなかったらいっしょにヌードの写真なんて撮らないよ。」とのこと。


その後、他の友達ともホモの話題になり、「実はね、彼もホモらしいよ」とか聞かされ、だんだんホモの男性の特徴がわかりつつありました。


そんな矢先にあるパーティーに招待されたのですが、なんと集まった友達がほとんど男性。

話題もなんだかあやしい雰囲気。

イタリア語の隠語みたいなのがいろいろあって、気をつけないととんだことになりそう?! 

ホモセクシャルの人たちは、自分たちがホモであることを隠したりしないで、堂々としているところが、日本人の彼らとは違うように思いました。


イタリアでの現代美術の話からホモの話になってしまいました。いろいろ勉強になります。(笑)

2007年11月06日

イタリア生活 - 紅葉の季節

チャオ~♪

11月1日は、「Tutti i Santi」(聖人の日)といってイタリアでは祭日です。
なんでも亡くなった人を思い、お墓参りに行く日だそうです。

今年は木曜日にあたったため、金曜日もお休みの会社や学校もあり、私も4連休でした。
お天気もよかったのでトリノの郊外に観光に行ってきました。 

こちらでは、連休の渋滞はそれほどひどくないので助かります。(もちろん市内では、ウィークデーの朝、夕はかなり車が渋滞しています。)

トリノ市内から30、40分、車を走らせるとどっぷりと自然に浸ることができます。トリノは山と谷に囲まれているため、冬にはトリノオリンピックでもおわかりのようにスキーもできます。


トリノの西方向にスーザという渓谷があるのですが、そこから見上げた山の上に荘厳な建物を見つけました。

その名は、「Sacra di San Michele」(サクラ・ディ・サン・ミケーレ修道院)。

S.Michele.jpg

ぐるぐると山道を登り、やっと辿り着いた修道院は、華美さはなく、荘厳そのもの。

なんでも10世紀の終わりにベネディクト派によって建てられたそうで、中でも「Scalone dei Morti」(死者の階段)と呼ばれる薄暗い階段が教会に続いていて「清貧」というイメージにぴったり。

詳しい説明は、ガイドブックを参照していただくとしても、ここからの眺めは重い雰囲気を取り除いてくれました。1000メートルに近い高さがあるのを知ってびっくりです。

あたり一面紅葉真っただ中。背後に迫る山々には雪が積もっていました。

外で紅葉をみながらお弁当を食べるにはちょっと肌寒いかなという陽気でしたが、近くの山小屋風カフェのテラスで、トーストのサンドイッチを食べてお昼を済ませました。

その後、山を下り、「Avigliana」(アビリアーナ)という町に着くと、そこには湖が二つありました。 

そのうちのひとつが透明でとてもきれいだったので、ちょっと湖畔をお散歩しました。ここに富士山が見えたら、富士五湖の一つと間違えそうな景色でした。

さて、イタリアの紅葉も日本に劣らず、なかなか見ものです。

栗はたくさん木に実をつけていて、すぐに見つかります。

フンギも見つかりそうに思うのですが、こちらはさすがにそう簡単には探せないようです。まあ、もしすぐ探せたらみんな採られてなくなってしまうでしょう。(笑)

時計を見るともう午後3時半をまわっています。 

午後4時近くになるとこの時期は、イタリアではもう一日の終わりに近い感じがします。というのも、10月の最終日曜日から冬時間に変更になり、1時間時計を遅らせました。なので5時を過ぎてくると空はだんだん薄暗くなってきます。

この日はこのままトリノ市内に帰り、別の日にもう一日、日帰り観光をしました。

続きは次回をお楽しみに!

2007年10月31日

イタリア生活 - 日本と違う生活スタイル

チャオ~♪

今日は、トリノに暮らして学んだことをちょっと書いてみます。日本での生活と違う点といったほうがいいかもしれません。

イタリアの家はほとんどが石造り。古い家も多く、やたらと「音」が階下に響きます。

家の中で靴やサンダルでバタバタと歩いていたら、階下のシニョーラに靴音がうるさいと怒られました。

そこで 「チャバッテェ」(Ciabatte) 登場。

スリッパのことなんですが、なんとも可愛らしい言葉で、すごく気に入りました。スリッパに履き替えて、特に夜はそぉーっと歩くのがマナーらしい。あるいは、ジュータンを床に敷くというのもいいかもしれません。

それから、イタリアではだいたい10月15日くらいになると、政府でいっせいに暖房使用許可を出し、アパートはぐっと暖かくなります。

ま、これも地域によって気温が違うので多少の日程に違いはあるかもしれません。一軒家やコンドミニウムは、個人で自由に日にちに関係なく暖房を使えるらしいのですが、アパートでは、セントラルヒーティングなので、この日前後からいっせいに暖房がスタートします。

日本では、このように個人の家庭の光熱量を政府でコントロールしていないので、なんか新鮮に感じます。

暖房がつくと家の中はとても暖かですが、冷房は通常設置されていません。よって夏はかなり暑いかもしれません。

ゴミの話ですが、こちらでは日本のように分別が厳しくありません。

かなりいい加減というか、とくに分別はしないという人が多いです。だいたいアパートの前には一つか二つ大きなゴミ収集箱があるのでそこに好きなときに各自捨てにいきます。

日用品や食料品のお買い物は、近くのスーパーに行きますが、日本のように夜遅くまで開いているということはなく、だいたい夜八時には閉店します。

ましてや24時間オープンのコンビ二なんてものはありません。

タバコ、バスの切符、はがきや切手、スナック、飲料などは、近くのタバコ屋(タバッケリア tabaccheria)で購入します。

日曜日はもちろん大体のスーパーはお休みで、タバコ屋やバール(カフェ)も閉まっているところもあるので、日本のようにいつでもどこか近くで何か買えるという考えは捨てないといけません。

バス、トラム(路面電車)、地下鉄などは頻繁に走っているとはいえ、イタリアには時刻表がありません。

始発と最終の時間はだいたい決まっているようですが、とにかくどの位停留所で待たないといけないか誰にもわかりません。

私の体験上では、運が悪いと30分くらい待って学校に遅刻しました。でもいい点は、「トラムが来なかったので。」というと、学校の先生も、「あ~いつものことだから。」と言って寛大です。(笑)

イタリアでは、お店はだいたい19:30で閉店しますが、これを境に市内を歩く人の数も少なくなってきます。

夜21:00くらいになったら、女性はあまり一人でぶらぶら歩いたり、バスやメトロを利用したりしないで、タクシーに乗ったほうがいいかもしれません。もちろん中心地や賑やかなところは問題ありませんが、人通りが少なかったり、暗かったりしたらスリがたくさんいるかもしれません。(とにかくお金だけは注意、注意!)

イタリア人と日本人の考えや行動の異なる点なども今、観察中。そのうちご紹介したいと思います。

2007年10月19日

イタリア生活 - 芸術と食欲の秋ここにあり。

知り合いのイタリア人が、子供向けの絵本のデッサンをしていて、その展覧会をするというので、トリノの北、およそ20kmくらい離れたところにあるカルーゾ(Caluso)という小さな町に行ってきました。

何がおもしろかったかというと、
展覧会の会場が、町の小さな教会だったことです。
なんでもこの教会は、現在ミサをしたりするためには使われていないそうで、こうした展覧会によく使われているそうです。もちろん祭壇もあり、古い宗教画も飾られていました。
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この日は初日だったので、町の新聞に紹介されるのかミニ・記者会見のようなものがありました。カメラマンや市長、主催者、後援者、教会の司教、有名な?画家、愛読者たち、知人、友人などたくさん集まって、まるで彼女は芸能界のヒロインのようでした。

日本でいえば、お寺を借りて展覧会をするという感じでしょうか。

この後、すぐ近くの市の公民館(ただし、ここは小さな町のせいか、市役所と公民館が一つの建物の中にありました。)にエノテカがあり、参加者みんなでこの町の白ワインを飲んで彼女の功績をたたえました。

さて、ここカルーゾは白ワインが有名で、私たちが飲んだのは、”Erbaluce di Caluso”(エルバルーチェ・ディ・カルーゾ)と呼ばれているワインでした。
ドライでフレッシュな若飲みタイプの白ワインで、口当たりも軽く、とても気に入りました。

さて、すべてが終了し、今回の主催者のご自宅拝見に行くことになりました。ただし、ただ家を見に行ったのではなく、彼の骨董芸術品のコレクションを見せてもらいました。

小さな3つの部屋と廊下に古い絵画や彫刻、調度品、本と盛りだくさんで、まさに小さな美術館です。

彼は物知りのようでいろいろ説明してくれたのですが、私にはとうてい難しくて理解できるものではありませんでした。さすがにイタリアの美術史は奥が深いです。こういった分野の勉強ももう少ししないと会話についていけないとつくづく思いました。

最後に10人くらいが集まって、カルーゾの近くの町、カンティア(Candia)というところのローカルレストランで夕食を摂りました。

ここで、私は初めてピエモンテの料理を食べました。

ひとつは、プリモ・ピアットで出てきたAgnolotti (アニュロッティ)。
簡単に言えば、肉やチーズを平たいラビオリにつめたもの。バターソースで絶妙なお味。

セコンドで出てきたのが、Fritto Misto(ミックスフライ)。フライの中身をカテゴリーに分けてみると、野菜(なすやズッキーニ)、フルーツ(りんごの薄切り)、肉(豚肉や仔牛の脳みそ)、お菓子(アマレット、セモリナ粉、ビスコッティ)。

フライを見てもどれがどれなのかさっぱりわからず、すべて隣にすわったイタリア人に指を差して聞きました。このフライはかなりヘビーで、ここまで食べつくすのは容易ではありません。

お菓子(ドルチェ)のフライもあったので、もしや、最後に出てくるドルチェは、なし?と思いきや、やはり、出てきました。もちろん、最後の最後はおなじみ「カフェ」で閉めて終わりです。

芸術と食欲の秋の一日、こうして夜は更けていきました。


2007年10月13日

イタリア生活 - アンティーク・ショー

チャオー!

イタリア人の物へのこだわりをちょっと観察してみました。

たとえば、日本人は、古いものを維持するのに費用がかかるといって壊してしまったり、うまく動かないからといって新しいものにすぐ取り替えてしまうことがあります。こちらでは、トレンドを無視することはないにしても、古いものをすごく大事にしています。壊れてもそれを直して使ったり、セコハンの衣料品や雑貨などもいやがらずに買い求めます。家具などもおじいさんの時代のものを色を塗り替えて使ってみたり、お手ごろ価格のアンティークの椅子を購入したりと様々です。 

イタリアでは、アンティークに興味をもつ人が、日本よりもたくさんいるように見受けられます。 石造りの古い家には、アンティークの家具もぴったりとマッチしますし、年代物の衣服や宝石なども人気です。又、アンティーク・ショーもイタリア各地で開催されています。

イタリアで、アンティークの展示会なんぞは一度も見たことがなかったので、9月も終わりに近い週末にパルマで開催されたアンティーク・ショーに行ってみました。

パルマといえば、パルミジャーノ・レッジャーノと生ハムしか思いつかなかった私でしたが、音楽や芸術でもなかなか有名な町のようです。地理的に言えば、ミラノから1時間半という近さで、エミリア・ロマーナ州にあります。

さて、今回のアンティーク・ショーですが、近代からさらにずーっと古い時代のものまで、様々なものが展示、販売されていました。

とにかく入って最初にびっくりしたのが会場の広さです。千葉にある幕張メッセの会場で毎年3月に食品のショー(フーデックス)が開催されますが、そのときに使用される会場の広さよりもずっと大きい感じがしました。なにしろ出展ブースは1000以上にもなり、時代ごとに4つの館に分かれているのですが、1つの館を見るだけでもじっくり見ていると相当の時間がかかります。

なんでもこの展示会は1982年に始まり、年に2回、春と夏に行われているとのことです。訪問者もかなり多く、買付けに来た商売人、コレクター、一般の客といろいろです。

私個人の好みとしては、近代のものに興味をそそられました。どんなものが展示、販売されていたかというと、家具、宝石、毛皮、洋服、革製品、モーターカー、おもちゃのコレクション、ポスター、写真、絵画、食器、本、雑貨、さらには日本の100年前くらいの箪笥や食器棚など多岐に及んでいました。

値段はまちまちでピンからきりまであるという感じです。支払いはキャッシュか小切手が使われていました。又、銀行の出張所も設置されていて、必要なお金をキャッシュカードでおろして支払うこともできるようでした。

私は当然ながら何も買わなかったのですが、いつか広くて素敵な家に住むことができたら、アンティークの家具も悪くないなあと夢を描きながら、帰りの電車に揺られていました。もし、アンティークに興味があれば、イタリアで記念になる品をひとつ購入されてみたらいかがでしょうか?一生の思い出になることまちがいないと信じます!

2007年10月01日

イタリア生活 - メルカートとエスプレッソ

Ciao Tutti! 皆さん、こんにちは!

イタリア語を学ぶために、トリノにやってきて、一ヶ月が過ぎました。まだまだわからないことばかりですが、イタリアでの生活で発見したことなどを徒然日記風に紹介していきたいと思います。

さて、“トリノ”ですが、日本人に「トリノって知ってますか?」と聞くと、「あぁ、冬季オリンピックがあったところですね。」という答えが一番多く返ってきます。

今度は、トリネーゼトリノに住んでいるイタリア人)に「トリノは何で有名ですか?」と聞いてみました。すると、どれが一番有名ということはないにしても、自動車メーカーのフィアット社があること。

お菓子、とくにチョコレート(“ジャンドゥイオッティ”というトリノの伝統的なチョコレートで、チョコレートとヘーゼルナッツで作られているもの)で有名。

イタリアの他の都市では見られないパリやウィーンにあるような優雅なカフェがあること。

トリノのシンボルとされるユニークな形をした塔「モーレ・アントネッリアーナ」があること。

サボィア家が支配したバロック様式の美しい町並み。

その他まだまだ話は続くのですが(イタリア人はおしゃべり好きで、自分の愛するトリノの話も大好きのようです。)、前置きはこの辺にして先に進みましょう。

9月のある日、お買い得品がいっぱい!という話につられて、メルカート(屋外のマーケット)に行ってみました。ここトリノでは、いくつかの通りに屋台を出して、いろいろな生活雑貨、衣料品、革製品、食料品等々が売られています。ローマフィレンツェなどの大都市は別にしても、旅行者には知られていないお買い物の穴場かもしれません。

さて、この日は、革製品のベルトがなんと1本、5ユーロで、かなりお買い得でした。もちろん“Made in Italy”です。
DSCF0002.JPG (ベルトがなんと1本、5ユーロの安さ!)

プラスチックや金メッキなどの安いジュエリーも一杯でしたが、これらは中国製なので、イタリア製にこだわる人にはおすすめできません。衣料品もセーターやジャケットなど豊富でした。このあたりはたかが屋台と馬鹿にできません。素材の良さは別にしても、さすがファッションの国です。デザインに野暮ったさがなく、お買い得品もたくさんありました。

その他、食料品ですが、野菜やフルーツは日本よりずっと安く、種類も豊富で陳列もきれいです。1キロで○○ユーロと表示されているので、たとえば500gくださいとか、10個くださいとか、○○ユーロ分くださいとか、様々な買い方があるようです。ただひとつやっかいといえば、これら野菜やフルーツのイタリア語名を知らないとすべて手差しで購入しなくてはなりません。私たち日本人が知っている英語名とは似ているものもありますが、ほとんどが違うので、私も実のところ覚えるのに苦労しています。(笑)

さて、メルカートはだいたい午前中で終わりなので(ただし、場所によっては夕方まで開いていたり、週末開いていたりといろいろのようです。)

その後気軽に食べれるオステリアでお昼ご飯を食べました。ここのお店は内装が可愛らしく、「女性向きだなあ」と思っていましたが、ひとつユニークなことを発見しました。

食後のコーヒーイタリアでは、すべてコーヒーというとエスプレッソコーヒーですが)を注文したところ、まず運ばれてきたのが、空のデミタスカップとソーサー。周りのイタリア人もキョロキョロしていて不安な様子。カメリエーレ(ウエイター)に聞いている人もいました。

待つこと5、6分。テーブルに私たち3人分のエスプレッソコーヒーの入った「モカ」と呼ばれている直火式エスプレッソメーカーが運ばれてきました。これを各テーブルで自分のカップに注いで飲むというわけです。

よく見ると、キッチンの傍にコンロと大、中、小のモカが並んでいます。ここで作られたコーヒーが運ばれてきました。私たち3人もやっと納得です。さっそく「コーヒーをユニークに作って運んでくるお店」として、ノートに書き留め、他のイタリア人にも紹介しました。もちろん、料理の方もリーズナブルな価格でおいしくいただきました!

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