2007年11月11日

ラルド ディ コロンナータ

ラルド ディ コロンナータとは豚の背脂の生ハムのこと。
つまり、丸々ラードの生ハムのことなんです。
エッ、ダイエット、健康の天敵を食べるの!?ところが、これがおいしいんです !!


まず背脂を厚み3~8cm程度の長方形に整え、
黒コショウ、ローズマリー、海塩、ニンニク、シナモン、コリアンダー、などのスパイスをたっぷりとすり込み、
コンカ(槽)に並べ、専用のセラーで最低10ヵ月程度熟成させ作られます。


焼きたてのトーストにラルドをのせると、白色だったのが余熱で半透明になっていき、
これをひとかじりすると、もうたまりません。

んー食べたいっ。


ラルド ディ コロンナータが特に有名になったのは、
スローフード協会が、トスカーナ地方、カラーラの裏手のう山中にある小さな村、
コロンナータ村のラルド「Lardo di Colonnata」をとりあげたため。


他のラルドと異なり、コロンナータのそれは特に
昔からその土地にだけ伝わる独特な製法で作られ、
手作りでコツコツ作られるだけに値段も張るものでした。
それ故、他の大量生産品に押されて姿を消しそうになっていたのが、
スローフード協会のお墨付きがついたものですから、
今では大変な人気の品になってしまったのです。


しかし、皮肉なことに最近では、
このブームにあやかり、粗悪な偽商品が出回ってるようです。
逆にラルド ディ コロンナータの評判が落ちなければいいのですが…


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年11月05日

ハロウィーンで まさか、骨じゃないよね !?

イタリア人は茶目っ気タップリな人種と思われていますよね。
今日紹介するのも一瞬、冗談でしょと思わせる菓子です。
「えっ?これって人の骨?」と間違えそうなお菓子、
それがLe ossa dei morti(死者の骨)です。
白い人骨の欠片のようにリアルな形ですが、ビスコッティなんです。


しかし、これは冗談ばかりではなく、
実はキリスト教の教義に基づくものなんです。
このお菓子はイタリアでOgnissantiオンニッサンティと呼ばれる
諸聖人の日(11月1日)の前夜祭に子供達に配られるものです。


諸聖人の日とは天国に逝ったすべての聖人の死を悼み、
神の恩恵に感謝するイタリアの祝日。


アメリカではこの前夜祭はハロウィンと呼ばれ、
かぼちゃを怖い顔や滑稽な顔にくりぬいてるのをTVでも見かけ、
最近では日本にもその文化が導入されてきていますよね。


しかし、イタリアでは神聖なイメージがあります。
さすがにいくら底抜けに明るいイタリア人といえども、
宗教に関することですから
やはり、神聖な気持ちでこの日を迎えるのかもしれませんね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年10月24日

秋の果物 2

先日農業体験の話を書きましたが、
おまけで写真を載せておきます。

IMG_20071006_0225-11.JPG


やはり、柿ばかり食べてるMieさんです。
ところで、秋の果物で一番に店頭に並んでるものといえば、ミカンですね。

柿の時は欧州では KAKI で通用すると書きましたが、
ミカンに関しては、イタリアの風土で育ったオリジナルの品種があります。

マンダリンがそれです。
ところが、このマンダリン、温州ミカンになれてる日本人からすると
少し違和感があります。

見た目は黄色っぽく、少し苦みがあり、
そして何より種が多いです。
また、袋が温州ミカンよりも厚めですね。

生で食べる文化が息づいている日本だからでしょうか、
温州ミカンはより生食に合うように品種改良されているのでしょうね。

また、イタリアではジャム、ジュースといった食べ方も多く、
やはり加工して食べる文化が多いですね。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年10月18日

秋の果物 1

食欲の秋到来ですね!

スーパーや市場に行くと様々な食材が店頭に並んでいて、
見てるだけでワクワクしているMieさんです。


ところで、果物屋さんの店先に行くと
ミカン、柿、ナシ、ぶどう、栗などいろいろと並んでいますが、
私は柿が一番好きな秋の果物です。

先日も和歌山の柿農家の方からお誘いを受け、
農業体験として柿収穫のお手伝いをしてきました。

山の斜面に植わっている柿の木にはたわわに柿がなっており、
手を伸ばすだけでは間に合わず、脚立を使って柿を取らなければなりません。
昼から5時間ほどのお手伝いでしたが、結構堪えますね。


さて、クエスチョンです! 
イタリア語で柿は何と言うのか?


正解は KAKI です!

なんだよ、それって言われそうですが、
ヨーロッパではKAKIで通用するそうです。
もっとも、柿は中国を中心に東アジア原産のくだもので、
16世紀にヨーロッパに伝わったそうです。

また、イタリアでのポピュラーな食べ方は、
とろとろに熟した柿のへたの部分をカットし、
スプーンで食べます。

ちなみに私は、少し固いくらいのが好きなんですけど…


2007年10月12日

イタリアフェアです!

いよいよ、ここ大阪でも秋になってきた感じですね。
今年はいつにも増して夏が頑張りすぎ!
やはり地球温暖感が深刻になってるんですかねぇ。


さて、今回は料理に関する事でなくむしろショッピングのご案内です。

昨日11日より16日まで阪神百貨店で「イタリアフェア」が開催されます。
食材、ワインはもちろん、工芸品やアクセサリなども販売されています。
私も期間中立ち寄って色々食材漁りをしてきますよ~


ところで寒くなってくるとイタリアと言わずヨーロッパの街角では
よく焼栗を売っている光景を見かけます。

このフェアにも焼栗のショップが出店しているようなので
季節の食材を堪能してきま~す。

2007年09月30日

金曜日は魚の日

キリストの教えを忘れないようにということです。
クリスマス・イブの夜、魚料理を食べる習慣がありますが
これはキリストの誕生を静かに待つというところから来ています。

さて、アクアパッツァという料理を紹介します。
私個人的にもお気に入りの料理でよく作っています。

暴れる水というのが元々の語源。
新鮮な魚介類と水を用意します。魚から出る旨みがこの料理のポイント。

魚をした処理し、塩、コショウします。そして鍋にオリーブオイルとニンニクとを炒めます。
ニンニクの香りがたち始めたところで魚を入れます。
両面を焼いたところで水を加えます。魚が半分程度浸かる程度に水を張ります。
ここで、ドライトマト、ローリエなどを加え、一気に煮込みます。
そして、火が十分通ったところでオリーブオイルをまわしかけて仕上げます。

簡単ですよね。
しかし、この単純な調理だからこそ魚の旨みが引き出されます。
簡単な調理法ですので、ぜひ一度試してみてください!

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年09月24日

ひよこ豆から作ります チェッチーナ

今日は大人の味の一品を紹介します。

実は私も先日知人から教えてもらい、
素朴ながらおいしいとびっくりでした。

ひよこ豆の粉を用意します。後はオリーブオイルと、塩、こしょう。
ひよこ豆の粉200gに水600ccを加えて混ぜ、オリーブオイル100cc、
塩小さじ1/2を加えてよく混ぜ生地をしばらく休ませます。

オーブン皿にオリーブオイルを塗り生地を流し込みます。
そして、200℃のオーブンで表面に焼き色がつくまで焼きます。

そして、ここからがおいしく食べるためのポイント。
コショウを表面が真っ黒けになるくらい振りかけます。

私個人的にはビールとチェッチーナでいただくのが大好き。
このコショウのピリピリ感が堪らないんです。ただ、このチェッチーナひとつ作るのに問題が…
ひよこ豆の粉ってどこでも簡単に手に入るもんじゃないんですよね。
私も輸入食料品店で買いだめしています。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年09月18日

パンツァネッラ


すっかりベーグルにはまる日々から抜け出したMieさんです。
最近はオーガニックシリアルが朝の定番です。

ところで、以前バゲットを毎朝食べていた時、
保存の仕方がよくないとガチガチに硬くしてしまっていました。
こういったパンを無駄にしない食べ方があります。

パンツァネッラはガチガチに硬くなったパンを水に浸して作ります。
ほかには、きゅうり、トマトなどの野菜、そしてバジルなどを用意します。
パンはよく水気を絞って、十円玉くらいの大きさにちぎります。
そして、パンと同じ程度の大きさに切った野菜をボウルに入れ、
ビネガー、オリーブオイル、塩、コショウを加えてあわせて少しねかせます。

このねかせる工程が大切です。味がよくなじむんですよね。
これをしないとパンと野菜が融和せずおいしくならないんです。ぜひとも試してみてください。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年09月12日

おいしい野菜を買うのには


日本の野菜事情は、一昔前に比べると大きく変わってきましたね。
京野菜がブームで昔にはあま店頭にも並ばなかったものが見かけられるようになりましたね。

ところで、トスカーナに住んだことのある知人と話をしていたときに、
「おいしい野菜の買い方を教えてあげようか?」
「思わず足を踏み入れようかとためらう店のほうがいいんだよ」と教えてくれました。

大通りからちょっと入った所にあり、店先にはいい加減山盛りに野菜が並べられています。そして、店の親父さんも一見無愛想で強面の方。しかし、こういったお店こそがおいしい野菜を買うことが出来るお店なんだそうです。

店の親父さんがどの野菜をどのような料理に使うのがいいのか、レシピまでもういいよと言う位、いろいろと話してくれます。さらに大通りに面したお店よりも値段が安い。

確かに、日本でも八百屋で野菜を買うのってスーパーと違い、親父さんとのやり取りがあり、無理を言えば聞いてくれる。結局、対面でものを買うことなんですかね。

2007年09月06日

生ハムとメロン


果物の種類がふえる季節になってきましたね。
店先で私の好きなイチジクが並んでいるのを見ると嬉しくなってきます。

さて、メロンと生ハムの組み合わせを始めてみたのはいつだったかただし初めて食べたときに、この感覚はありなのかどうなのか?よく分からなかったですね。

ところで、イタリアならではのこういった組み合わせとしてどんなものがあるでしょう?
ペコリーノチーズと洋ナシ、プロシュートハムとイチジク。
いずれもチーズ、ハムの塩味が果物の甘さを引き立て、より味に深みが出て互いを盛り立てます。

アンティパストとして、よく出されるこういった一品ですが、皆さんのお気に入りは何ですか?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年08月31日

ヴェルムートといえば… マティーニ

いや~、まだまだ暑いですね。
すっかりこの暑さに参ってるMieさんです。ふーッ。
ところで、夏バテ解消法でみなさんどんな方法をご存知ですか?

私は、やはり睡眠。あとは食事に気をつけること。


そこのあなた、この季節ビールばかり飲んでませんか?
知り合いのイタリア人に言われちゃいました。
「ビールもいいけど、健康に気を使うならワインを飲みなさい」
確かにポリフェノールが効くのかもしれないけど、
この暑いのにワインよりビール選んじゃうよ。

さて、イタリアのリキュールといえば、チンザノを思い出す人が多いでしょうが、
マティーニに使われるリキュールといえば、ヴェルムート。
このヴェルムート、白ワインベースにニガヨモギなど香草や薬草、
蒸留酒などを加えて作られます。

私個人的にはこの薬草を漬け込んだタイプのリキュールが苦手、
シャリュトリューズやアブサンなど、それこそ薬飲んでるみたい。

しかし、アペリティーヴォ(食前酒) としていただくマティーニ、
これから食べるんだという気になるから不思議です。

また、このヴェルムート、日本でも手に入りやすくなったので、
飲むのはもちろんですが、料理の隠し味として使ってみてはいかがでしょう?
酒蒸しなどに使うと、いつもの和食も大変身。

2007年08月25日

ビチェリンって!?

暑い夏はジェラート、サイコーといいたいのですが、
ス○ーバッ○スでフラペチーノをいただいているMieさんです。

ところで、飲むチョコレートってご存知?
ココアのこと?って言われそうですが、
トリノ名物の飲むチョコレートは少し変わってるんです。

チョコ+エスプレッソ+生クリーム
なんだよ、それってス○ーバッ○スのカフェモカじゃん!
そうなんです。確かに、中身的には同じなんですが、
トリノのそれは「DOC」、統制原産地呼称の指定を受けているんです。
「ビチェリン」がそれなんですが、そんなに厳格なものだったとは…

ところで、このビチェリンですが、
1700年代にバルヴァレイザという前身の飲み物があり、
これがトリノの朝食の定番で、大きなカップに、
チョコ、エスプレッソ、牛乳、砂糖が入っていたそうです。

1756年この飲み物をトリノ一古いカフェ「アル・ビチェリン」が
「ビチェリン」として売り出したのが最初です。
その後、ピエモンテ州のDOCとして指定を受けたわけです。

でも、甘さ抑え目のカフェモカっておいしいんですよね。
たまに無性に飲みたくなる。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年08月19日

デザート

ディナーの最後はデザートですね。
イタリアのデザートには、フォルマッジョ、フルッタ、ドルチェがあります。

フォルマッジョとはチーズのことですが、
デザートでいただくチーズは長期熟成タイプの濃厚なチーズです。
これをハード系のパン、ワインといただきます。

日本で言えば、食事の最後にご飯をいただき、
漬け物で締めるようなものでしょうか。

次にフルッタに続きます。
フルッタとは果物のこと。
最後がドルチェです。
ドルチェはケーキのことです。
これは説明の必要もないでしょう。

これら書いてきた3種ですが、
実際には全て食べる必要もないし、
1つだけ食べるだけでもOKです。

しかし、アペリティーヴォから始まりデザートまで、
イタリアのディナーってかなりボリュームありますよね。
しかもkの最後にはディジェスティーヴォ、食後酒まで…
私は胃袋が持ちません。

2007年08月13日

セコンド・ピアット

日本では食事は、主食、副食という構成で考えられていますが、
イタリアでは他の欧米の国と同じく、そういった概念がありません。
強いて言えば、肉が主食で2番目の皿としていただくと言ったところでしょうか。

1番目の皿で炭水化物をいただき、2番目の皿でタンパク質。
栄養学的に言えば、バランスよく食べているとも言えるかも。
ただし、カロリー的には注意しないと摂りすぎになってるかもね。

さて、セコンドですが、肉、魚がメインです。
調理法はグリルしたもの、ローストしたものなどシンプルなものが多く、
味付けもシンプルなものが多いですね。

ただし、イタリアは郷土に誇りを持つ、
「我が国」よりは「おらが郷里(くに)」といったお国柄、
セコンドも北部に行けば煮込み料理、
山手に行けば肉、海手に行けば魚。
その土地その土地での、イタリアンのフルコースを食べるのも楽しみですね。

そして、セコンドが終われば、ドルチェがまってます。
う~ん、まだたべるのか… しかし、ドルチェも捨てがたい…

2007年08月07日

プリモ・ピアット2

今日は、手打ちパスタの店で、
ジェノベーゼをお昼にいただきご機嫌のMieさんです。

前回、1番目のお皿でスープについて書きましたが、
今回はリゾットです。パスタは小麦粉のカテゴリ読んでね。

リゾット。人によってはおじやだという人もいますが、
つくり方、そして極めつけにおじやとは異なる点があります。

玉ねぎをみじん切りにし、フライパンで透き通るまで炒めます。
きのこリゾットなら、きのこもすこしタイミングをズラして炒めますね。
そしてその後、お米を入れて炒めます。
その後、水もしくはスープを注いで好みの硬さに煮詰めます。

ポイント1.
このお米を油で炒める過程がリゾットの特徴かも。
スープリゾットではそのままスープでお米を煮る場合もあります。
しかし、お米が透明になるまで炒める行程があって
はじめてお米を煮ること、これがポイントの1番目。

ポイント2.
おじやとの決定的な違いはお米が、アルデンテかどうか!!
おじやでお米に芯が残ってれば失敗作ですが、
リゾットの場合、ほど良い食感が大切です。
好みの硬さに煮るというのがポイント。

ご飯を炊く時に日本人は、
「はじめチョロチョロ、中ぱっぱ~」っておまじないのような歌がありますが、
リゾット作りをする時イタリア人は、
「フタをせず、掻き回せ。」という人もいるらしいです。
これも美味しいリゾットをつくるコツか!?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年08月01日

プリモ・ピアット1

イタリアでのディナーは、前菜のあとにプリモ・ピアットと続きます。
直訳すると1番目のお皿という意味です。

たいていの場合、パスタやリゾット、スープが1番目のお皿として出てきます。
ここでイタリア流なのが、最初にオーダーする時に、
前菜からデザートまでまとめて注文するのでなく、
前菜が終わってからプリモ・ピアットをオーダーすることになります。
どうりで都度都度頼むのだから食事の時間もかかっちゃう訳ですね。

今回は特にスープについて書いてみましょう。
イタリアでスープと言えばミネストローネ。
素朴なマンマの味、それがミネストローネです。

ミネストローネのつくり方、基本は豆類をよく煮ます。
そして、ジャガイモ、セロリ、人参、キャベツなどに
旬の野菜を入れて煮込みます。
野菜はさいの目切りにカット。
野菜だけで乾煎りし、水を足し、ハーブ、ラードを加え、
最後に塩で味を調整します。

改めて書くと、ものすごくシンプルというか、
全然手がかかってないというか
逆に言えば素材の旨味でしか勝負のしようがないという料理です。

ただ、冬に食べるとこれほど幸せというか、
スープの温度だけでなく、人の温かさまで伝わる料理ですね。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年07月26日

アンティパスト2

前菜というと何を思い出します?
日本では箸でつまんで一口でお終いのもの!?
イタリアでは前菜に野菜もよく使われますが、その調理も多彩です。

私が個人的に好きなのは、イタリア版漬け物です。
オリーブ、乾燥トマト、アーティチョークといった素材が、
塩漬け、酢漬け、油漬けなどで素晴らしい料理に変身します。

食用のオリーブはオリーブオイル用のオリーブとは異なる木から取ります。
オリーブを塩水で煮、その後オリーブオイルにハーブと一緒につけ込みます。
他にトマト、アーティチョークもそれぞれ加工されます。

とここまで読むとお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
日本の漬け物は発酵食品ですが、
イタリア版漬け物は発酵食品ではありません。

味の奥行きは日本の漬け物に軍配が上がりますが、
イタリア版漬け物はその素材そのものの旨味を
塩、ハーブ、オリーブオイルがサポート、引き立てます。

私はアンティパストには、
こういったイタリア版漬け物がお気に入りです。
ワインなどといただくと至福の時です。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年07月20日

アンティパスト1

アペリティーヴォとは食前酒とのことと書きましたが、
アペリティーヴォ、辞書によると排泄の道を開くものというラテン語の意味もあるそうです。
う~ん、なんだかあまりきれいじゃないですね。

さて、そのアペリティーヴォを済ませて次に来るのは、
アンティパストです。
アンティパストはよく前菜と訳されていますよね。
実際、ナイフとフォークでいただきます。

アンティパストも色々ありますが、
世の東西を問わず好まれている無花果を使った一品を紹介しましょう。

無花果、そのままいただいても美味しい果物ですが、
和食では最後にデザートで出てくる程度。
料理の素材としてはなかなか使われてはいませんよね。

イタリアでは無花果単品でなく、
素材の持ち味を活かしたものを出してくれます。
プロシュット・コン・フィーキ。
無花果にプロシュット・ディ・パルマ(パルマハム)を乗せたものです。

なんだよ、無花果単品と変わんないじゃないかって言われそうですが、
イタリア産の無花果は日本のそれとは甘さが違います。
そこに生ハムの塩味が加わると互いを引き立てる素晴らしい一品に生まれ変わります。

シンプルにして、極上。
この辺りの絶妙な感覚素晴らしいです。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年07月14日

アペリティーヴォ

夏の夕方と言えば、枝豆とビール。
日本の夏には欠かせませんよね。

ところで、イタリアで夕方からの食事は、
まずアペリティーヴォからスタートです。

アペリティーヴォって食前酒のことなんですけど、
何せ基本的に食べることが大好きな人たち、
アペリティーヴォにも種類が多いというか、なんでも来い状態です。

チンザノ、カンパリ、マルティーニ、やそのソーダ割り、
シャンパン、ジントニック、ウオッカトニックなども食前酒です。
こうした一杯のお酒とつまみをいただくのですが、
つまみもパスタ、サンドイッチ、サラミ、チーズ。
ってこうなると、日本人感覚からすると居酒屋で一杯やってるようなもの。

ただし、ここで日本と違うのが、
立ったまま一杯飲んでること。
日本では基本的に座って飲むのが多いのですが、
イタリアでは立ったまま飲むのが基本的には多いですね。

ただし、アペリティーボは夕食の始まりに過ぎません。
いきなり、あれこれつまんじゃって本当にディナーが腹に収まるのか?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年07月08日

名物料理のないミラノ?

チャオ!

ミラノと聞いて何をイメージしますか?
ファッションの町というのが多いかもしれませんね。

ミラノは、イタリア経済の中心地。
金融機関も多く、外資系企業のオフィスも集中しています。
そんなミラノは近郊の町から人が集まってくるので、
東京をイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

そんなミラノの料理といいますと、
これが郷土料理となるとあまり多くないようです。
私はミラノ風カツレツなんてすぐに思い出しますが、
以前に留学した連れのものと話をしていても、
これぞミラノの料理というと、カツレツ以外でてきませんでした。

さて、ミラノ料理の特徴ですが、
オリーブオイルを使わず、バター、ラードを使った、
肉の煮込み系料理で、高カロリー。
仕上げにコク出しのチーズをかけるので、
なお体に悪そう…
といっても食べ方ひとつですから、
バランスを考えながら頂けばOK!

お勧めは
ミラノ風サフランリゾット
牛骨ブイヨンで米を煮込み、サフランスープで黄色に色づけ。
ワインと溶かしバター、パルメザンチーズでコク出しをします。
黄色に輝くリゾットは見た目にも人を幸福にしてくれそうです。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年07月02日

ミラノのランチ

チャオ!

イタリアのお昼時は、13時から2時間、3時間。
仕事してるの?あんたたち!

ところが、ミラノだけは違います。
昼休みは1時間程度で日本と同じ。

ですから、ミラノの街中で昼食を食べようとすると、
戦場のような状態になります。
私も昼の時間ははずしてお店に入るようします。

さて、ビジネスマンたちはどのような所で食べているかといいますと、
バール 軽食ができる喫茶
ロスティチェリーア 総菜屋
などが多く、そういったお店はもちろん
イスやテーブルなどありませんから、
その場で立ち食いすることになります。

その他、テーブル席のある総菜屋もありますが、
ビジネスマンたちは時間が惜しいのでしょうね、
やはり立ち食いする人たちが多いようです。

でも、私はやっぱりゆっくり食事したいなぁ。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年06月26日

ヴェネチアのバーカリ

チャオ!

以前にエノテーカを紹介しましたが、
ヴェネチアには「バーカリ」というものがあります。

居酒屋をあらわす、ヴェネチア語「バーカロ」に由来します。
チケッティ(つまみ)を頂きながら、ワインをグラスで頂く店です。

さて、バーカリですが午前中から開けている店も多く、
近くに住む人が行きつけの店として訪れる場合いが多いですね。
人によっては、一日に何度もバーカリに顔を出す人もいて、
町の社交場といった役目を果たしているともいえます。

オーダーするならグラスワイン「オンブラ」を頂きましょう。
いわゆるワイングラスではなく、
ガラスコップにそそがれたワインが出てきます。

また、チケッティは、一口サイズ。
フォルペティ 子ダコのマリネ
サルデ・イン・サオール 鰯のマリネ
など日本人の口に合いそうなものも多く、
ちょっと小腹が空いた時などワインと頂くのは堪りませんね。

さて、お店はカウンターで食べるのと、
店奥のテーブルで食べるのとは値段が違ってきます。
カウンターで店の雰囲気を楽しみながら頂くのもよし、
テーブルでゆっくりと食事するのもよし。
バーカリ、しゃぶり尽くして下さい。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年06月20日

ヴェネチアといえば、ポレンタ

チャオ!

ヴェネチアといえば、水上都市。
最近では地球温暖化の影響か、
毎年の浸水騒ぎがニュースで取り上げられています。
なんとかこの歴史的な海上交易都市の保存を願いたいですね。

さて、豊かなアドリア海の漁場が近くにあり、
近くの島々で採れるさまざまな野菜があふれ
食については豊潤な都市ですが、
何よりヴェネチアで特徴的なのが
平野部で作られるトウモロコシです。

パスタよりも主食は米とトウモロコシ。
特にトウモロコシの粉を練ったポレンタは代表的な食べ物ですね。

また、ヴェネチアの料理は新鮮な魚介類を使ったものも多く、
日本人の口に合うものが多いのも特徴ですね。
オラータ 真鯛
アングイッラ うなぎ
トンノ まぐろ

そして、甲殻類も充実
グランセオラ 毛足蟹
カノーチェ しゃこ
カペ・ロンゲ マテ貝
スカンピ 手長えび
アラゴスタ 伊勢海老

一品をつまみながら、バーカリでワインとともに頂きたいですね。
で、そのバーカリについては次回に紹介しますね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年06月14日

フィレンツェ風ハンバーガー

チャオ!

イタリアの北部では内臓を食べる地方が多いですが、
フィレンツェ人もやはり内臓をよく食べます。
フィレンツェ人を皮肉って他のイタリア人は
「トリッポーニ」=「胃袋食いの人」と呼んだりします。

さて、フィレンツェで手軽に食べられるトリッパ(牛の胃袋)の料理があります。
フィレンツェの人は野菜と煮込んだトリッパを
パニーノ(イタリア独自のパン)にはさんだ
フィレンツェ風ハンバーガーがそれです。
サン・ロレンツォの中央市場などではセルフのお店でもよく見かけます。
ワインと一緒に頂くとご機嫌なランチになりますよ。

また、フィレンツェの名物としては
Tボーンステーキがあります。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ
塩を振って炭火で焼いただけのステーキですが、
シンプルイズベスト。
余計なものなしにいただくのがいいでしょう。

ただし、あまり肉よりは魚のほうが好きなMieさんは
トリッパはOKでも、ステーキまでは…


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年06月08日

フィレンツェのエノテーカ

チャオ!

あまり大食ではないMieさんは、
食事の際、ちょっとつまむものと一杯のワインがあれば幸せ。
で、そんな私向けのスポットがエノテーカ。

トスカーナはキャンティワインの生産地としても有名ですが、
その州都フィレンツェではエノテーカというワインバーがあり、
食事もできるので、少食の日本人には向いているかもしれませんね。

クロスティーニ トーストしたパンにペーストやサラミを載せたもの
パニーノ パンにチーズやハムをはさんだハンバーガーのようなもの
フォカッチャ 袋状に包み焼きしたピッツァ

など食べさせてくれます。
ただし、パン、ピッツァ系のものが多いので、
パスタが好きな人にはちょっと向いていないかもしれませんね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年06月02日

倹約家のフィレンツェ人

チャオ!

トスカーナ州の州都、フィレンツェって、
みなさんはどんなイメージを持ってますか?
芸術の都というものが多いかもしれませんね。

フィレンツェ人の気質は倹約家です。
ちょっと違和感があるかもしれませんね。

確かに、現在のフランス料理に大きな影響を与えたのが、
16世紀のカトリーヌ・ド・メディチ。
フィレンツェ出身の妃がフランス国王アンリ2世に嫁いだ際に
食材やレシピを伝えたのがそのルーツです。

ところが、庶民はつつましいものを食べていました。
フィレンツェ人は豆を食べ、お皿とテーブルクロスもなめる」とも言われたほどです。

代表的な料理を紹介しましょう。
リボッリータ
「煮なおした」という名前のとおり、
残った野菜スープに玉ねぎとオリーブオイルを加えて、
翌日煮て食べたというのがその始まりです。
特に古くカチカチになったパンを一緒に煮込んで食べることから
始末屋の料理も言われています。

しかし、翌日カレーがおいしかったり、
鍋物後のおじやなどエキスが染み出したスープを頂くのはおいしいですよね。
フィレンツェを訪れた際は、郷土料理リボッリータを食べてはいかがですか?


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年05月27日

ジェラートが食べたい!

チャオ!

みなさん、お気に入りのアイスクリームってあります。
わたしはもちろん、ジェラートが大のお気に入り。
特に果物を使った「フルッタ」が好きです。

ジェラートは乳脂肪の入ったアイスクリーム「クレーマ」と
果汁シャーベットの「フルッタ」に分かれます。

最近は日本でもジェラート専門店を見かけることができますが、
イタリアでも専門店ほか、バールやカフェでも売られています。

しかし、専門店以外のものは、
シロップが加えられていたりと本当のおいしさを味わえません。

今日はおいしい手作りジェラートのお店を見分けるポイントをお教えしましょう。
品揃えが分かるように容器のふたをはずしているお店がありますが、これはよくありません。
ジェラートの上部が溶けているので本来の風味が飛んでしまっていておいしくありません。
また、紙コップによそって出してくれるお店のジェラートを選びましょう。
コーンはジェラートの味を邪魔するので、食べるなら紙コップ。

これからの季節、ジェラートがおいしいですが、
食べ過ぎに注意、ほどほどにしましょう。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年05月21日

ローマ 食事はゆったりと!

チャオ!

私個人的には食事は時間をかけ
ゆっくり会話を楽しみながら食べるものと考えています。

ローマ人もお昼には時間をかけて食事をする習慣があります。
朝は軽め、昼と夜にしっかりと食べるのが普通です。

職場が家の近くの場合、
昼食は帰宅して家族と食べる方もまだまだ多いですね。
ですから、主婦の方は午前中に買い物を済ませて、
昼食の支度をすることが日課です。

では、帰宅して食べることが出来ない人はどうするのか?
食堂で食べたり、お惣菜屋さんで食べ物を買うことになります。
もっともこのあたりはイタリア、日本に限らず、
世界の国々では同じような風景かもしれませんね。
ただ、それがうどん屋や牛丼屋なのか
ピッツァ屋の違いといったところでしょうか。

さて、夜ですが、
日本と異なりヨーロッパ全体で多いのですが、
食事の時間も遅いところが多いですね。
ローマも夕食は21時以降というの多く、
人が増えるのはこの時間以降というのが多いですね。
このあたりの夜の時間の過ごし方が、
日本人と大きく異なるところでしょうか。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年05月15日

ゲテモノ趣味のローマ人!?

チャオ!

美食の国とも言われることがあるイタリアですが、
その反面悪食な部分もあり、ローマの内臓料理は有名です。

これには歴史的な背景があります。
18世紀貴族たちは豪華な晩餐として肉を食し、
庶民の口には内臓、皮、尻尾などが回ってきたためです。

有名なローマ料理としては、
トリッパ・アッラ・ロマーナ 牛の胃袋の煮込み
コーダ・アッラ・ヴァッチナーラ 牛の尾のトマト煮込み
ファジョーリ・コン・レ・コティケ インゲン豆と豚皮の煮込み

フェガッテリ・肝 チッチョリ・くず肉 ストゥルット・ラード
グアンチアーレ・頬肉 チェルヴェッラ・脳みそ パイアータ・小腸
と言ったような部位も食べられます。

日本でもホルモンが食べられますがその歴史は比較的浅いもの。
また、おやじの食べ物ってイメージもありますよね。

でも、当のローマ人この悪食について、
「余すことなく食べることは、
殺生することへの罪滅ぼし」と言います。

ひょっとするとローマ人って、意外と日本人に近いのかも?


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年05月09日

ローマの食習慣

チャオ!

数回にわたってローマについて書いてみます。
今回はローマの食習慣。

ローマ市内にはヴァチカン市国があり、
宗教的な食習慣が残っています。

金曜日はジョルナータ・ディ・マーグロ、
精進の日と呼ばれます。
これはキリスト受難の金曜日に断食をするもので、
街のレストランでは肉料理よりも、
魚料理を出したりしています。

ローマ人は木曜日にニョッキを食べ、
翌日の断食に向けてお腹をいっぱいにします。
そして、断食明けの土曜日はトリッパ(牛の胃袋)
を食べて精をつけたといいます。

ちなみにレストランのメニューには
宗教的な食習慣にならったものがあります。
ジョヴェディ・木曜日 = ニョッキ・団子状パスタ
ヴェネルディ・金曜日 = バッカラ・塩漬けのたら
サーバト・土曜日 = トリッパ・牛の胃袋

レストランのメニューをチェックしてみると
意外な発見があるかもしれませんよ。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年05月03日

オリーブオイルのセミナーに行ってきました!

チャオ!


最近、料理ご無沙汰気味のMieさんです。

先日、オリーブオイルのセミナーに参加してきたので報告しますね。


内容は初心者向けのセミナーで、
オリーブオイルについての知識をスライドを見ながら学び、
その後、オリーブオイルのテイスティングをして味覚でも学ぶという内容でした。

スライドでは
昨年、講師の方がイタリアにホームステイした際の様子が映し出され、
オリーブの実の収穫から、工場でのオイル製造の様子が紹介されました。
そして、スライド後はオリーブオイルの種類と個性についての基本的な知識を学びました。


以前にも書いたとおり、オリーブオイルはオリーブの実を絞っただけ、
素材の個性が、そのままオイルの個性になるんです。

だから、オリーブオイルって、作られた土地ごとに味が違うんですよ。
一般的に北部の山手側、南部の海手側と区別され、
それぞれ北部は苦味があり濃厚な味ですが、南部は淡白と味も異なります。
テイスティングでもそのことがはっきりと分かりました。


また、イタリア料理は、村の数だけ料理があるといわれるほど郷土色が豊か!
大きくは北部の肉料理、南部の海鮮料理と分けられ、
肉料理は煮込み系などじっくり時間をかけて調理されたものが多く、
海鮮料理はボイルしたものやマリネなどあっさりと調理されたものが多いです。

そのような郷土料理に合うオリーブオイルとは、
その土地で取れるオリーブオイルがよく合います。
これはお酒と料理の相性でもよく言われる「地のものには地のお酒」、
みたいなもので地の料理には地のオリーブオイルといったところでしょうか。

でも、確かに自分の下で確認するとよく分かりますね。
みなさんもイタリア料理のお店に言った際は、自分の舌で確かめては以下かでしょうか。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月27日

クラッカーですか? グリッシーニ

チャオ!


最近、あまりパンを食べていないMieさんですが、
今日はイタリアのパンをご紹介します。

グリッシーニ。
私は最初、クラッカーの細長い版と思っていたのですが、実はパンの一種なんです。
中までカリッとして、お酒のつまみとしても充分ですから、
てっきりイタリアオリジナルのクラッカーかと思ってました。

グリッシーニは、16世紀頃のピエモンテ州、
イタリアの貴族、サヴォイア家で病弱な我が子のため、
母親が宮廷医に相談。
消化し易いパンを職人に作らせたのが始まりだとか。

私は食べたことがないのですが、留学生の話では
グリッシーニに生ハムを巻き付けたモノが出てきたと言ってましたね。
どんな感じなんだろう?
でも、カリッとした食感と、生ハムの塩加減とがあわさるとワインが進みそうですね。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月21日

イタリア風揚げパン!? パンツェロッティ

チャオ!


今日は久しぶりにカレーパンを食べました。
最近のパン屋さんには、個性的なパンが並んでいますね。
カレーパンでも一種類なんてことはないですね。

ところで、イタリアミラノにも、揚げパンがあるんですよ!
(さすがに焼きそばパンは見た事ありませんが…)

パンツェロッティがそれです。
イタリアのプーリア州でよく食べられるものですが、
トマト、モッツァレラチーズなどをパン生地で包み上げます。

イタリアに留学していた知人に聞いたことがあるのですが、
昼間の混んでいる時間帯にお店に行くと、
アツアツのパンツェロッティが食べられるそうです。

確かに定食屋さんでも時間帯を外すと、
作り置き状態になっちゃってるものもあるので、
旬を外さずに食べないと行けませんね。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月15日

酢の煮込み料理 カポナータ

チャオ!


以前にチャンボッタのことを書きましたが、
今日は同じく野菜の煮込み料理です。
ってチャンボッタは煮込み料理とは呼べないかぁ。

スペイン北部、ピレネー山脈の南側、サッカーのF.C.バルセロナでも有名な、
カタルーニャ地方より伝播した料理「カポナータ」です。

カポターナはシチリア島の郷土料理ですが、
イタリア全土で有名な料理でもあります。

イタリア料理ではおなじみの野菜
ズッキーニ、トマト、等も出てきますが、
この料理のメインはナスです。

ナスを一口大に切り、油で素揚げします。
そして、以降はチャンボッタと同じく、
タマネギ、ズッキーニ、パプリカなどと油で炒めます。

そして、チャンボッタと違うのは、
ワインではなく、ワインビネガーを入れます。
もちろん、白ね。赤だと色が付いちゃいます(笑)

そして、トマトをつぶしながら入れ、
ローリエなどを入れて煮込んで仕上げます。

今はまだ季節が早いですが、
夏野菜に酸味の炒め煮料理。
イタリアならではのお袋の味と言ったところですね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月09日

イタリアの調味料 ワイン酢

チャオ!


今日は調味料の紹介です。
以前に世界一高価な調味料としてバルサミコ酢を紹介しましたが、本日も酢の紹介です。

ワインから作られるお酢、ワイン酢です。いわゆる、ワインビネガーですね。
バルサミコ酢とは異なり、ブドウの絞り汁を煮詰める作業はありません。
ブドウ果汁に酢酸菌を入れ、発酵させて作られます。

じゃ、ワインと同じように赤と白とがあるの?
そうなんです、このお酢には赤と白とがあるんです!
ワイン酢はふくよかな風味であり、煮込み料理に使うと味に奥行きが出ます。
逆に白ワイン酢はスッキリしていて、マリネなどに向いています。
料理との相性も、ワイン選びと同じ考え方ですね。
確かに、マリネを作るのに赤色が入っていると台無しですし、味わいも…
 (過去に試しにヘンなマリネを作ったMieさん、反省です)

ワイン酢もワイン同様、年数を重ねると熟成が進み風味に深みがまします。
また、香草をつけ込んだワイン酢も最近は出回るようになり、種類も広がってきました。

留学先で、オリーブオイル同様、ワイン酢も地のモノがあるかもしれませんね。
食いしん坊さんには、これも楽しみに一つ!

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月06日

イタリアの調味料 バルサミコ酢

ボンジョルノ!!

早速ですが、クエスチョン! 世界一高価な調味料といえば、なんでしょう?
って、タイトルに書いちゃってますよね。あはは。


バルサミコ酢は、北イタリアのモデナ、レッジョ・エミリアでのみ作られるお酢です。
日本では、ファミリーレストランでも「○○サラダ バルサミコ風味」なんて出てますが、
イタリア北部の上流階級の家庭で代々使われてきた調味料。
イタリア人でも知らない人もいるとも言います。

白ブドウ「トレビアーノ種」の糖度を高めるため、一般より遅めの10月下旬に収穫。
実を皮ごとつぶし、漉しとったジュースを10時間近くかけて煮詰め、濃縮液を寝かせます。

いよいよここから、時間がこの液体を最高の調味料に変えます。
樫、栗、桜、トネリコ、桑、と素材の異なる樽に1年ごとに詰め替えられ熟成させていきます。
なんて手間がかかってるのでしょう。ですから、製造には最低5,6年の時間が必要になります。

艶やかな褐色の液体はとろりとしてコクと甘さを秘め、
そして鼻を通る時の華やかな芳香は特別なもの。

もし、留学中どこかで100年物のバルサミコ酢に出会うことができれば、大変な幸福なです。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年04月03日

ラタトゥイユのイタリア版 チャンボッタ

チャオ!


イタリアはスローフードの提唱が始まった国、
手をかけ時間をかけ作られる料理が多いですよね。

また、それは人の思いがこもった料理。
ファーストフードのように人の思いや願いがない料理と違い、
噛むたびに幸せ感もお腹を満たしてくれます。


そこで、スローフードの紹介、イタリアのおふくろの味です。
南仏ではオリーブオイルで野菜の炒め煮を「ラタトゥイユ」と呼びますが、
では「チャンボッタ」と言い、おもに南イタリア カラブリア地方の郷土料理です。
日本ではまだまだラタトゥイユのほうが呼び名が通っていますね。
しかし、地続きだからでしょう、料理も伝播していきます。

さて、チャンボッタ、
ざく切りにした野菜をオリーブオイルで炒めます。
そして、野菜から水分が出てくる手前で白ワインを入れ、
ふたをして蒸し焼きにします。
この際、パルミジャーノ・レッジャーノを振りかけることもあります。
また、最後の仕上げにバルサミコ酢を煮詰めたソースをかけることもあります。
おもに、タマネギ、ナス、ズッキーニ、パプリカなどを使いますね。


私もたまに作りますが、
オリーブオイルの量が適当でなく、
野菜が焦げて黒っぽくなったりと最初はよく失敗しました。
しかし、塩加減までバッチリ決まると、オイチー!!


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月31日

野菜をおいしく! バーニャカウダ

チャオ!

すっかり、季節は春。
新野菜もお店に並び始めましたね。

今日は野菜本来の味を楽しむ料理を紹介します。
イタリア北部ピエモンテ州の郷土料理で「バーニャカウダ」
野菜スティックにつけるソースと考えてもいいでしょう。

このソース、ニンニク、アンチョビが主役のソースで、
結構味の濃いソースです。

牛乳でニンニクを煮込み、ニンニクが柔らかくなったところで、
裏ごししアンチョビを加えてペースト状にします。
そして、弱い火で温めたオリーブオイルにこのペースを加え、
仕上げに、好みによってハーブを加えます。

煮込みに使った牛乳はソースには使いません。
っても、私はこれがあるからもったいないなぁと思い、
このソースって作ったことがないんですよね…

でも、イタリア料理のお店で食べると、
この個性的なソースと生野菜って結構イケるんですよ。
しかも、以前あるお店で食べた時は、
少し味が違うなと思って、お店の人に聞くとお味噌を隠し味に使ってました。
センスが光るなぁ。

野菜スティックを食べる時、
ひと手間かけて、バーニャカウダ作ってみられてはいかがです?


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月28日

イタリアのチーズ フレッシュチーズ

チャオ!


今日は新春似合わせ、フレッシュなチーズです(笑)

フレッシュチーズはあまり熟成させない種類のチーズで、
ヨーグルトやクリーム状のものが多いですね。

チーズの製造過程の初期段階で、
そのまま製品化したものがフレッシュチーズです。

マスカルポーネ
リコッタ
モッツァレラ
フィオレロ


よく聞く名前のものもありますが、
イタリア料理の前菜で、スライストマトとともにお皿に盛られて出てくるチーズ、
モッツァレラについて今日は書いてみます。

モッツァレラは水牛の乳から作られるチーズですが、
あの独特の食感はお餅を思い出させますね。
以前にイタリアに留学した友達と、
「あのもっちゃとした食感から、呼び名が決まったのか?」と話してました。
だって、モッツァレラ、お餅… 何となく似ていません?


モッツァレラの名前は「ひきちぎる」という意味から付けられた名前なんです。
チーズの製造過程で、お餅状態のチーズを引きちぎって球形に整形することから、
「モッツァレラ」の名前がついたのだそうです。

モッツァレラチーズの食べ方と言えば、
最初に書いた前菜、サラダなどの生食。
ピザパスタ、特にラザニアなどに使いオーブンで焼くものなどに使われますよね。


特に生食は、
トマトに合わせるほかにも、
生ハム、スモークサーモンに合わせるなんて食べ方もありますね。

そして生食の場合、素材そのものの味を味わうことになりますので、
チーズの産地に、取れた素材の産地を合わせるなど
相性を合わせると、尚おいしくいただけます。
あぁ、記事を書いてても、たまんないっ。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月25日

イタリアのチーズ 軟質チーズ

チャオ!


今日はイタリアではあまり種類が少ないチーズ、軟質のチーズです。
一般的にはカマンベールチーズがよく知られていますが、
イタリアを代表する軟質チーズには、次のようなものがあります。

タレッジョ
トーマ・デラ・ヴァルクビア

トーマ・デラ・ヴァルクビアはカマンベールチーズタイプですが、
今日はタレッジョについて。


タレッジョチーズは1000年近い歴史を持つチーズで、
イタリア、ロンバルディア州タレッジョ村で作られます。
牛乳から作られるウオッシュタイプのチーズです。

ウオッシュタイプとは、外皮を水やお酒で洗って熟成させるものですが、
タレッジョは塩水で表面の青カビを洗い流しながら熟成させます。
外はオレンジ色で、中はソフトで穏やかな香りとほのかな酸味を感じさせ、
マイルドで、クセがないところからも万人受けするチーズですね。

デザートチーズとしてもよく使われ、
オードブルなどにもよく顔を出しますよ(笑)
ワインならミディアムボディあたりのワインがいいですね。

実は一昨日、帰宅後あまりご飯を食べる気にもならなかったので、
このタイプのチーズと赤ワインをいただきましたが、
すっかりまったりしていました。 いい感じ…


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月22日

イタリアのチーズ 硬質・半硬質チーズ

チャオ!

今日は硬質・半硬質のチーズを紹介しますね。

有名どころでは、
ゴルゴンゾーラ
フォンティーナ
プロヴォーネ
カチョカバッロ

フォンティーナはテーブルチーズとしても食卓に並びますが、
やはりチーズフォンデュとしてが有名かな。

プロヴォローネ、カチョカヴァッロはそれぞれ、
個性的な形をしています。
球形、瓢箪形、ひょうきんな形です(笑)
いずれも南イタリアで作られます。


そして、何より紹介したいのは、ゴルゴンゾーラ。

世界三大ブルーチーズと言えば、
フランスのロックフォール、英国のスティルトン、そしてイタリアのゴルゴンゾーラ

ミラノ近郊のゴルゴンゾーラ地方で作られるチーズです。
私もよく食べているわりに、知らなかったのですが、味によって2種類あるんです。
辛口「ピカンテ」と 甘口「ドルチェ」。

その昔、最初にブルーチーズを見た時は
エッ、これってまんまカビ?ウゲッ!?
しかも、テレビで臭いチーズと紹介されていたのを思い出し、
余計な知識ばかりが先行していましたが、
今ではすっかりその味の虜になっています。

そのまま食べてもおいしいのですが、
やはりゴルゴンゾーラの料理はたまらないですね。
ディップにしてブルスケッタ
ゴルゴンゾーラチーズのソースがかかったサラダ
そして、私はやはりリゾットですね。う~ん、たまんない!
そういえば、本屋で見たレシピ集に茶碗蒸しの具に使ってるものもありましたね。
なんだか、おいしそう!!

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月19日

イタリアのチーズ 超硬質チーズ

チャオ!

イタリアもヨーロッパの他の国に負けず劣らず、
色々な種類のチーズがありますね。

あまりダラダラ書いても、「疲れるよ」と言われそうなんで、
硬さ(水分量)で4つに種類分けし書いてみます。


ということで、非常に硬いチーズです。
レンガかブロック並み(笑)

冗談はさておき、超硬質チーズと言いますと
次のようなものがあります。

パルミジャーノ・レッジャーノ
グラナ・パダーノ
ペコリーノ
 ペコリーノ・ロマーノ
 ペコリーノ・トスカーノ
アジアゴ

いずれもおろして、粉状にして使ったり、
そのままカットして、オードブルでいただくことが多いです。
なかでも紹介すべきは、パルミジャーノ・レッジャーノですね。


あれだっ!ファミリーレストランとかの卓上でよく見かけるやつ!
そうそう、パルメザンチーズのことだ!と思ってませんか?


チッチッチ!
違うんだなぁ、「パルメザン=粉チーズ」は日本人の思い込みです。
日本の場合は米国経由で粉チーズ、パルメザンチーズとして入ってきてしまったので、
誤解が浸透してしまったんですよね。


イタリア始め、EU諸国でパルミジャーノ・レッジャーノを名乗るためには、
イタリアのDOP規格をクリアしなければならず、
そういった意味では、日本の粉チーズはパルミジャーノ・レッジャーノとは名乗れないんです。

「パルメザンチーズ」はあくまで「パルミジャーノ・レッジャーノ風チーズ」です。
じゃ、パルミジャーノ・レッジャーノってどんなチーズなの?

イタリアのパルマ地方、レッジョ・エミリア地方が原産で、
牛乳から作られ、熟成に2年以上を要するハードチーズです。

すりおろしてパスタにかけたときの鼻孔をつく芳醇な香りはたまりませんよね。
また、バルサミコ酢に浸して食べるなど、料理の引き立て役だけでなく、
それ自体がお酒の席の一品としても、魅力の食材になります。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月16日

コンビニでイタリアン??

チャオ!


先日オリーブオイルのセミナーに参加し、
オリーブオイルの奥深さにどっぷりはまってるMieさんです。


先日、こんなニュース見つけました。


なに、コンビニ弁当で、パスタとブルスケッタ??


申し訳ないですが、私、まだ食べていません…(汗)
確かに、コンビニのお弁当ですから、
過剰に期待してもいけないのでしょうが、一度食べてみないとね。


さて、お手軽に食べると言えば、トラメッツィーノがお勧め。
トラメッツィーノ? →→ サンドイッチのことです。
イタリアのどこのバールでも置いてあります。


朝食代わりにいただくのも良し、
小腹が空いた時、カフェで軽めのドリンク、
スパークリングワインなんかと共にいただくといいでしょうね。
ただし、アルコールに弱い方は注意!!

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月13日

イタリアの調味料 マヨネーズ

チャオ!


イタリアの調味料というと色々なものがありますが、今日はマヨネーズです。
マヨネーズは卵、酢、サラダ油から作られます。
なんだかダイエットの敵の固まりみたいですね(笑)


さて、イタリアには究極のマヨネーズというものがあり、
材料は無農薬、無添加はもちろん、抗生物質は含まれておらず、
遺伝子組み換え食品も一切含まれていません。
ツトボ社製のマヨネーズがそれなんですが、
ビオアグリサート認定なんだから安心ですね。

イタリアに留学したら、マヨネーズは指名買いしちゃいましょう。

日本のマヨネーズになれてると、ちょっと物足りないかなぁとも思うかもしれませんが、
後を引くおいしさ、気がついたら虜になってるかも。
もっとも、使いすぎには気を付けましょう。ふとっちゃいますよ。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月10日

栗パスタ

チャオ!

以前にそばを使ったパスタを紹介しましたが、
今日はさらにビックリのパスタを紹介します。


イタリア中部のトスカーナ、エミリアーノ地方は栗の産地として有名です。
地図で見ても分かりますが、イタリアの背骨に当たる部分でもありますね。

そもそも、高地で野菜の栽培に適していないので、
食用に栗を植えたのが由来のようで、
栗を料理の素材としてよく使っています。


さて、その栗を使ったパスタですが、
栗を粉状にして、生地に練り込んで作られます。
代表的な料理としては、リコッタチーズをあえたパスタです。

栗を使った料理は、リゾットや栗ときのこのクリームソースパスタなど、
栗そのものを食べるものが多いのですが、
パスタは生地そのものに練り込んであるので、
噛むたびに栗の味がジワッと滲んでくるのですから、たまりません。

最近ではデパ地下や通販でも栗パスタを購入することができます。
いつものパスタとは違うものをとお考えの方は、一度試してはいかがですか?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月07日

イタリアの調味料 ドライトマト

チャオ!

昨日は、お手軽に瓶詰めのトマト&バジルのソースでパスタを頂いたMieさんです。


タイトルに調味料と書いてますが

トマトが調味料? なんで?

と思われる方がいらっしゃるでしょうね。


何も塩、胡椒のようなものばかりが調味料ではありません。

ドライトマトは、収穫したトマトを天日干しにて
その風味を中に凝縮、閉じ込めるのです。
乾燥したものや、少しだけ水分を残したものなどがあります。
他にもトマトに、オレガノ・にんにく・塩を加え混ぜ合わせ、
オリーブオイルなどで漬け込んだものとがあります。


イタリアではドライトマトを基本調味料として、
刻んでトマトソースのコクを出すために使ったり、
スープに入れたり、ブルスケッタに使ったりと
まさに調味料として様々に使いわけています。


私も以前、
乾燥したものをトマトソースのコク出し用にと刻んで入れてみたのですが、
お湯で戻したにも拘わらず、なんだかソースとして一体化せず
パスタに上手く絡まないソースに仕上がってしまった覚えがあります。


イタリア留学されたら、ぜひともドライトマトを上手に使い、
素敵な料理たくさん覚えてきてください。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月05日

タロッコ なにそれ?

チャオ!

トロッコじゃないですよ!タロッコです!!

タロッコ?実はオレンジなんです。


先日も、オーガニックレストランで打ち合わせ&食事をしたのですが、
その際に真っ赤なオレンジジュースがあり、興味をひかれてオーダーしました。
濃厚な味のジュースでしたね。
しかし、あの独特の赤さは一瞬ドキリとするような色合いですね。


さて、真っ赤なオレンジ、実際にはブラッドオレンジという種類ですが、
イタリアではシチリア産のタロッコオレンジが有名。

タロッコはモロ種やサングイネッロ種のように赤くありませんから、
ジューサーで絞っても、それほど極端に赤色にはなりません。
しかし、このタロッコ、ビタミンCが豊富で
目にいいと言われるのアントシアニンも含まれます。
ほかにも消化促進、新陳代謝、視力回復、感染症予防、風邪予防などにも効果があると言われます。


最近はTVでの紹介され、
知名度が上がってきましたね。
ネットでも手に入りやすくなってきましたので、
ぜひとも一度試されてはいかがです?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年03月04日

そばパスタ

チャオ!

そばパスタだって?
長野かどっかのそばの名産地が、調子に乗ってそば粉を使ったパスタを出したんじゃないの?
それかモノ好きのシェフがおもしろ半分でそば粉でパスタ作ったんじゃない?

ははは、確かに長野ではお土産物やでそういったものがあります。
しかし、本当にそば粉を使って作られたパスタがあります。


ミラノがあるロンバルディア州。
その州の北部、ヴァルテッリーナ地方の特産品です。

そば粉のパスタは、100%そば粉で作るのではありません。
(それじゃ、まんま蕎麦です…)
そば粉と小麦粉でパスタを作り、ほかにもフリッテッレ(揚げ物)、ポレンタ(この場合「そばがき」か?)
といった食べ方もされます。

ただし、北部の料理ですので、ジャガイモとクリームを使ったモノ。
茹でたキャベツとチーズを使ったモノなど。
南部のトマトを使ったパスタソースとは異なり、
体が温まりそうなものばかりです。


先日、図書館でマーサ・スチュアートの「成功のルール」という本を読みました。
米国のカリスマ主婦の方ですよね。
モデル、証券会社、の仕事のあと、
ケータリングサービスを中心としたライフスタイル提案の会社を設立。
その後、インサイダー取引で有罪となり、獄中経験有り。
そんな波瀾万丈の人の、イタリア料理の紹介番組があるよと
人から教えて頂いたのですが、衛星放送見れないんです(泣)
どんな内容なんだろう??


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年02月24日

イタリアの調味料 アンチョビ

チャオ!

発酵食品は日本のお家芸とも言える程、多種多様な食材があります。
しかし、イタリアも日本に負けず劣らず、多様な発酵食品があります。
ワイン、パン、バルサミコ酢、チーズなどなど。
さて、日本にはあまり無い種類の発酵食品で、アンチョビというものがあります。

英語名、japanese anchovyとよばれ、
日本ではカタクチイワシ、シコイワシなどと呼ばれる小型のイワシから作られる発酵食品です。
アンチョビがどのように作られるか。
小型のイワシを、頭と内臓を除いて水気を切り、塩をふり、イワシ、塩の順に重ねて漬け込みます。
この状態で冷蔵庫などで発酵熟成させます。
そして、水気をよく切ったイワシをオリーブ油を加えて、缶詰やビン詰めにし完成です。
このアンチョビ、そのままの形で使用されますが、
すりつぶしてペースト状にし、カナッペやソースの隠し味などにも用いられます。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

イタリアの珍味 パルマハム

チャオ!

スペインのハモン・セラーノと並んで、
ヨーロッパの生ハムと言えば、プロシュト・ディ・パルマ。
イタリア北部中央、ポー川流域ロマーニャ州でそのハムは作られます。

ローマ時代から伝わる製法を守り、
特別な飼料で育てられたブタ、天然塩、空気。
1年以上に渡る時間がこの味わい深いハムを作り出します。

そして、やはりイタリア職人のこだわりがないと
IPQ(パルマハム品質協会)が認めるハムは完成しないでしょう。

職人によっては、
「自分の目が行き届き、自信のあるハムしか世に出したくない」と、
数量を限定して生産するハム職人もいます。

個人的にはハモン・イベリコの口の中でジワッと溶け出す油脂、
そして独特のコクも捨てがたいのですが、
パルマハムの芳醇な味わいも忘れられませんね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

ナポリのサルトゥ

チャオ!
今日は食材と言うよりは料理の紹介です。


イタリアのお米料と言えばリゾットを思い浮かべる方が多いでしょうが、
町の数だけ郷土料理があると言われるイタリアです。
やはり、日本人には思いつかないお米料理がありますので、ご紹介!

ナポリの郷土料理、サルトゥがそれですが、この料理、見た目はケーキのように見えます。
実際誕生日などのお祝いの日の一品として作られることが多く、
リゾットに詰め物をしシャルロット型に詰めてオーブンで焼いたものです。

デコレーションケーキのように丸く焼き上がったサルトゥを皿に盛り、
卓上で切り分け頂きますが、外はおこげのようにカリッとして中は詰め物がタップリ。
詰め物はミートボール、玉ねぎとハムを炒めたもの、ゆで卵、モッツァレラチーズ、などです。

留学中のお祝い、ケーキで祝ってもらいたいでしょうが、
サルトゥのようなマンマの味で祝ってもらうと、
なんともあたたかく、うれしさ一杯になりますね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

イタリアの珍味 ボッタルガ

チャオ!

イタリアって、改めて地図を見ると日本と同じように縦長でなんとなく形が似ていますよね。

さて、長崎名産品と同じものが、イタリアでシチリア島に続いて2番目に大きな島、サルデーニャ島でも作られているんですよ!
って、私はサルデーニャ島まで行ったことはないけど。

誰が決めたか、日本で3大珍味と言えば、ウニ、コノワタ、カラスミなんて言われますが、
このカラスミと同じものがイタリアのボッタルガ。

カラスミ同様、魚の卵巣を塩漬けにして乾燥させたものですが、日本ではボラの卵巣がほとんどです。
イタリアでは、マルーカ(シイラ)、トンノ(マグロ)、ムジーネ(ボラ)など、5,6種類もあります。

このボッタルガをそのままスライスして、酒のアテとして食べても良いのですが、
すり下ろしたものをオリーブオイルにいれ、ドレッシングとしても良いですし、
クリーム系のパスタソースの隠し味として使ってもおいしいですよ。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

バターの代わりにオリーブオイル

チャオ!

オリーブオイルのシンプルで、その風味を十分に堪能できる食べ方を紹介します。
といっても、ものすごくお手軽な食べ方なんですけどね。

これはイタリア留学をした留学生の方から教えて頂いたのですが、
簡単に作ることができるので、朝食なんかにはもってこいですよ。

バゲットと塩(出来れば天然塩)とオリーブオイルを用意します。
切り分けたバゲットにオリーブオイルをタップリふり、
あとは塩をパラパラとふりかけます。そして、そのまま頂きます。
なんだ、それだけって?って言われそうですね(笑)

別にトーストしてもいいのですが、
この食べ方ですと、バゲットを噛みしめた時、
得も言われぬオリーブの香りが口の中に広がり、
また同時にピリッと独特の苦みを感じることができます。
まさしく、シンプルにして
オリーブオイルそのものの風味を味わう事が出来ますね。

留学先でも新しい朝の食べ方が見つかるといいですね。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

正月にはウナギ

チャオ!

日本では正月はお餅、お雑煮ってところでしょうか。では、イタリアでは正月に何を食べるのでしょうか?
実はウナギを食べるんです。(特に南イタリア地方)

日本の場合は、夏バテ防止などで土用のウナギとして夏に食べますけど、
冬にウナギってどうなの?

さて、食べ方です。
「ウナギと言えば蒲焼きでしょう」と言いたいのですが、イタリアではフライか煮込みです。
ブツ切りにしたウナギに小麦粉をつけたり、溶き卵にくぐらせ油で揚げます。
そして、家庭によってはトマトで煮込みます。

しかし、このウナギりのぶつ切り、留学生に聞いても今ひとつ評判が良くありません。
食べることにはうるさいお国柄なのに、ウナギについては、なぜもっとおいしい食べ方をしないのか?

留学された際には、クリスマスから正月にかけて食べる機会があると思いますので、一度チャレンジしては?

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

イタリアのお米

チャオ!

ヨーロッパでお米を常食する国をご存知でしょうか?
それはイタリアとスペイン。

もっとも、ほかの国でも食べるには食べるのですが、
料理としても確立しているのはイタリアとスペインでしょうね。
イタリアではリゾット、スペインではパエリアがその代表的な料理。

リゾットにはカルナローリという種類のお米がよく使われます。
粘り気が少なく、炊いても煮崩れしにくいのが特徴。
その他、アルボーリオ、ヴィアローネ・ナーノという種類もあります。
産地としては、北部ポー川流域で生産されており、
特にピエモンテ州のお米は高級品種です。

でも、イタリアに水田の風景が広がっているってイメージできます?
私は直接見たことがないので、なんともイメージできませんが。

ちなみに、イタリア米は日本でも通販で手軽に買えるので、
本格的なリゾットに挑戦してみたい方は
カルナローリ種で作ってみてはいかがでしょう?

私は、ほかのお米の食べ方として、
イタリア旅行中に、留学中の知人とレストランを訪れた時に
お米のサラダを頂きました。
お米って、野菜?


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

イタリアの調味料 イカスミ

チャオ!


イカスミと言えば、真っ黒けのパスタを想像する方もいらっしゃるでしょう。

イカスミはイタリアに限った食材ではありません。
地中海に面する様々な地域で食材として使われています。


イカスミ。
整腸作用や血圧降下に効果もあると言われ、薬膳食とされています。
イカに多く含まれるタウリンは、血中のコレステロールを下げ、
中性脂肪を減らし、血圧を正常に保ち、
動脈硬化、 糖尿病等を予防するの効果があるそうです。

さらには、肌のシワ、たるみの予防に有効なムコ多糖。
イカスミは保水力が高い、このムコ多糖も多く含むのです。
お肌美人を目指すなら、イカスミパスタ


でも、イカスミパスタが食べたくなるのは、あの独特の甘味とコクでしょうね。
あ~ぁ、本場に行って食べてきたくなっちゃった。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

2007年02月19日

オリーブオイルのソムリエ

チャオ!

オリーブオイルのお話です。
オリーブオイルにはワインのように、ソムリエ資格があるんです。
って言っても日本じゃなく、イタリアでの話なんですけれど。


以前の記事にも書きましたが、
土地ごとに様々な個性を持ったオリーブオイルです。
ひとくくりで、扱えるようなモノではないんでしょうね。

また、職人の国イタリアですから、
こだわりを持つものには厳格な決まり事を作り
いい加減なものは認めないのでしょう。

イタリアにはオリーブ油の原産地保証(DOP)制度があります。
オリーブオイルのソムリエ資格は、
この制度を安定させるために確立されていったようなのですが、
評価はワインのそれと同じくらい表現豊かなものです。

「フルーティー」、「ビター」、「辛み」など官能評価の採点項目があり、
これに製法や、酸価度などの項目が加えられ、
オリーブオイルの等級が決められるようです。
また、鑑定士養成のための学校もあるそうですよ。

イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。

オリーブオイルって、ジュースなの?

チャオ!

イタリア料理と言えば、何はなくとも、オリーブオイル!
オリーブオイルはイタリア料理にとっては欠かせませんよね。

留学生から聞いた話ですが、
イタリアでは母乳代わりにオリーブオイルを
赤ん坊に与えることもあるとか!?


そのオリーブオイルですが、産地ごとに風味が異なり、
実に個性豊かな調味料でもあるんですよ。
なんだか、日本のお味噌に近いのかも。
土地ごとに個性的なお味噌がありますからね。

ところで、そのオリーブオイル、どうやって作られるか知ってます?
オリーブオイルって、オリーブの実のジュースなんですよ。
私はてっきり”実”じゃなくて”種”を絞ってるのかと思ったんです。
だって、ごま油って、ごまそのものをを搾って油を作りますよね、
それと同じかと思ってたんです。

オリーブオイルは、摘んだオリーブの実の果肉をすり潰し、
ペースト状になったら圧力をかけてオイルと水分とに分けて作るんです。
だから、オリーブのジュースなんですよね。


イタリアへ行く時は、イタリア留学中の知人宅に押しかけるお騒がせ人間の”Mieさん”でした。