2009年12月30日

クリスマスinイタリア

カソリックの信仰が厚い家族は、25日の午前0:00めざして教会のミサに行きます。

これこそがまさにキリストの誕生を祝うことになります。私は風邪気味だったので風邪薬を飲んで早々と寝てしまいましたが。。

その後、25日のお昼に家族が集まってランチをします。

私も友達の家族といっしょにランチをしました。

彼らが天ぷらを食べたいというので、初めて卵のかわりにマヨネーズを使って挑戦。残念ながら水を多く使いすぎたせいか衣が固まらずに失敗。ま、イタリア人だったからごまかせたものの。。次回はやはり卵を使って作ってみようと思います。

25日は家族でプレゼント交換なんかもしますが、要はいっしょにかなりの量のランチを食べてお祝いします。

この日の夕食はさすがにお腹がすかず、夜になって街の中心地に行ったら多くの人が映画館の前にいて、クリスマスでも映画館は営業していることがわかりました。

ここで、コーエン兄弟作の「A Serious Man」を見てしまいました。以前、どうも映画で欲求不満が残っているとお話ししましたが、この状態は今回の映画を見ても解消されませんでした。

60年代のアメリカのユダヤ人家庭の話。ちょっと現実離れしている点もあるのですが、なんかまっとうに生きている主人公が結局はしあわせになれず、案外外れて生きているほうが幸せになれる?なんて思わせるような不思議な映画でした。


わたしのクリスマスはこうして終わり、26日もこちらではステファノ聖人の日でお休み。


この日は夕方からクラシック・コンサートに呼ばれていて素晴らしい音楽に酔いしれたのもつかの間で、そのあと風邪でダウン。

やはりここしばらくの疲れと、23日にクエストゥーラに滞在許可申請のための面接日変更手続きのため、朝5時半から3時間以上外で並んで待ったのがいけなかったのか。。

でもこの日は、最低気温が零下一度くらいで極寒の状態でなかったのがまだましだったのですが。

滞在許可の件は、もともとの面接日はすでに過ぎていたため、幸いにも23日の当日に面接をして指紋を取られて終了。再度出直す必要がなくなったのは有難い。


なんか、話がジグザクになってきました。


明日は大みそか。

今年は家で年越しパーティーをすることにしました。

しかし、この風邪早いところ少し良くならないものか?鼻水ズルズル、咳コンコンで新年を迎えるのはなんとも切ない思いです。

では、Auguri!! Buona festa! Buon Anno! よいお年を!


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ポー通りのイルミネーションをフラッシュオンにして撮影。まるい泡のようなものが背景に写っていますが、これは精霊とか。

2009年12月22日

極寒のイタリア

しばし日本に里帰りをしていたうちに、イタリア(特に北西部)では突然寒波が押し寄せ、ひどい寒さになっていました。

アリタリア航空が格安(往復約55,000円)だったので購入したのが間違いだったのか?ひどい目にあいました。

東京からローマは無事でしたが、ローマからトリノに行く便が何時間も待たされた後にトリノが悪天候のためキャンセルになり、別の便でトリノに向かうということでした。


事前にちゃんとした説明がなく、突然の悪報。ではすぐ別の便とやらで出発か?と思いきやもう一つ別のアリタリア便のグループがいて、彼らの便はキャンセルでトリノには飛ばないという。

ここでイタリア人は黙っていない!

怒って罵声を飛ばしどうにか彼らも私たちといっしょにトリノに飛ぶように説き伏せてしまうところがすごい。

この大ゲンカ状態が落ち着くのに30~40分かかって結局飛び立ったのは午前12:00過ぎでトリノ到着は1:00過ぎ。

なんでも霧がひどかったのが原因とか。

しかし。。。他の航空会社の便はちゃんとトリノに到着していたというから、アリタリア側の問題だと思う。

こうゆうところが、イタリアの悪いところ。きちんと順序だてて必要な説明をし、素早く行動、ということはまずできないのがイタリア

それでもまあ無事にトリノに着いて、ロストバッゲージにならなかっただけでも有難いと思わなければ!


それにしても。。。いや~、とにかく寒い!!!

最低気温マイナス15度、最高気温マイナス6度なんてのもざら。

雪が少し降って路面も白い状態。でも積もっているのではなくて寒さで凍っているのです。

木々もすべて白く凍っています。

この寒波いつまで続くのやら。。早く少し落ち着いて欲しいと願うのみ。


なんか寒さで気分も凍りそうなのでクリスマスのイルミネーションで話を閉めましょう。

いつもトリノのポー通りのイルミネーションの写真を紹介しているので今回は違う写真を紹介します。ポルタ・ノーバ駅近くのイルミネーションです。

東京の原宿や汐留もきれいですが、商業的見せ物感が強いのと比べるとこちらではもっとシンプルでひっそりと落ち着いている感じがします。さすがにカソリックの国だけあって、キリストの誕生を厳かに祝うという意味があるのかもしれません。

Buon Natale! メリー・クリスマス!


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寒波が押し寄せる前に撮影したイルミネーション

2009年12月03日

トリノ・フイルム・フェスティバル

トリノでは11/13~21まで、毎年恒例になっている映画祭が行われました。

この映画祭は今年で27回目。世界各国の映画をなんと8ユーロで期間中見放題。

日本の映画は大島渚監督の作品が多く上映されていました。

私は“TORSO”(胴体だけの彫刻の意味)というYutaka Yamazaki監督の日本映画を見ました。

本当は川田希さん出演の“PINK SUBARU”という映画に興味があったのですが、見そびれてしまいました。

さてこの“TORSO”ですが。。。なんか暗い。。姉妹の心の葛藤を描いていますが、背景となっている二人の人生が暗い。姉と妹、異父姉妹。


父は母と娘を捨てて出て行ってしまい、その後、母が再婚してもう一人娘が生まれる。それがこの姉妹。


姉は妹に自分の彼をとられてしまい、それからというもの自分の性的欲求を男性の胴体の形をした玩具を使って満たそうとする。


この姉は彼を取られても妹思いなのに、どこか性格が暗い。


それでも今回トリノの映画祭に選ばれた作品なので、何かしら意味があるのかもしれません。


今回、時間が十分とれずにトリノ・フィルム・フェスティバルの他の作品が見れなくて残念!


この映画祭以外では、「The men who stare at goats」(オリジナルタイトル) 「L’uomo che fissa la capre」(イタリア語訳)山羊をじっと見つめる男たち?


と題する映画を見ました。


平和活動に貢献する超能力者集団の秘密部隊を密着取材するうちにトラブルに巻き込まれているジャーナリストが主人公の風刺に満ちた反戦コメディ。


事前にストーリーはよくわかっていなかったのですが、ジョージ・クリーニー、ユアン・マクレガーが出演しているというだけで、とりあえず見てみることにしました。

イタリア語だったせいか、風刺の部分を十分に理解できなかったのがこれまた残念。


なんか「これっ!」という映画が見たい!!


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