2009年04月26日

パスクアにはフランスのリヨンへ

今年のパスクア(イースター)は4月中旬にあたり、昨年と比べるとずっと暖か。

アンティークの家具や小物の買い出しに行くというイタリア人についてフランスの「リヨン」へ行ってきました。


トリノからフランスへはアルプスの山越えをしなくても、トンネルを使えばもっと時間を短縮できるとのこと。ただしこのトンネル通過にかなり高い料金がかかるというので山越えに決定。

当日はあいにくの雨模様。山をグングン登っていくたびに気温が下がり、フランスの国境を越えて「ブリアンソン」を通過し、アルプスの山中に入っていくとあたりは一面雪景色。


この山越え、トリノからミラノにいく位の距離なのにカーブが続く崖の道。そう簡単にはいきません。

途中休み休み行ったせいもあって、朝出発したのに「グルノーブル」を通って「リヨン」についたのはもう夕方の6時をまわっていました。

ホテル(一つ星ながら新しくて快適)を探すのに四苦八苦しましたが、どうにかチェックインを済ませ、リヨンの町へ。


リヨントリノと比べるとずっと大きい町ながら、景観が似ていると思いました。

小高い丘に囲まれ、川が流れ橋がかかり、川岸に古い家々が並んでいます。もちろん家はイタリアのそれとは異なっていますが、雰囲気は近いものがあります。


トリノ同様、碁盤の目のように道が配され、路面電車もあります。

丘の方に向って路地を歩いているとモード系のお店、お菓子屋さん、果物屋さん、文房具屋さん、カフェ、レストランとどれをとってもおしゃれでついつい覗いてみたくなります。

リヨンはまだまだ日本人観光客は少ないとはいえ、中心地は地元の人たちや観光客でにぎわい、レストランは、どこも人であふれていました。


私たちも軽く食事をすませ又道に迷いながらホテルへ。

この夜に食べたカマンベールチーズのブルスケット(フランスでは何というのでしょうか?)はなんと蜂蜜がパンに塗ってあって甘いお菓子のようでした。


翌日はホテルから程近いところにある屋外のアンティーク市へ。

アールデコの家具、50年代、60年代の家具、小物など盛りだくさん。

こういうところで安く買って修理して3倍から5倍で売るんだから売れたらいい商売になると思います。

私にはいったいぜんたいアンティークのどうゆうものが売れるのかがよくわかりません。

なんでもそうですが、売れる商品を見つけるのはいくつもの失敗を重ねて経験を積んでいくことだそうで、まだまだ修行が足りません。

さてイタリア人のバイヤーたち?の交渉を横で聞き、購入した家具を車にいっぱい積んで又アルプスの山越えです。

5時間くらいの長ドライブでやっとトリノに帰ってきたときにはすでに夜の8時すぎでした。

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2009年04月17日

アオスタへの小旅行

前回の続きです。

せっかくValle d’Aosta(ヴァッレ・ダオスタ、アオスタ渓谷)まで足を延ばしたので、その州都であるアオスタの町にも行ってみることにしました。


一番の印象は、町中に古代ローマ時代の遺跡が残っていることです。

石畳の古い道を歩いているとタイムスリップして古代ローマの時代に戻ったように感じます。


町の中心にある市庁舎前の広場で一休み。

すぐ近くに雪をかぶったアルプスの山々が見渡せて、まさにアルプスの中の”ローマ遺跡”の町といってもいいところです。


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最後に州の一番端にある”クールマユール(Courmayeur)”へ。

ここに行く途中で警官による検問があり、ちょっとあせってしまいました。
というのも滞在許可の延長中の証明になるものを持参していなかったからです。
やはり遠出をするときは常にすべて持参しなくてはいけないと反省しました。
イタリアも最近、不法移民が多いからかもしれません。


さて、クールマユールですが、ここからトンネルを抜けるとすぐあるのが日本人には良く知られているフランスのシャモニーです。

ヨーロッパ最高峰のモンテ・ビアンコ(モンブラン)はここからだと近すぎて全景を見ることができません。

それでも雪をかぶったアルプスの山々を見ながら外のベンチに腰かけてお昼ごはんを食べたり、本を読んだりするにはとても気持ちがよく、この日も多くの観光客で賑わっていました。

又、町にあるお店では高級品が多く売られていることから、このあたりに来るスキー客の客層のレベルが想像できます。

今度はもう少しゆっくりして、モンテ・ビアンコの雄姿を見にケーブルカーで上まで上がってみたいと思っています。

2009年04月08日

アオスタの温泉

イタリアにも“TERME”と呼ばれる温泉があります。


ただ、日本のそれとは違って体調不調の人やお年寄りが療養にいくところというのが一般的。


ただ少し前にイタリア人から療養ではなくて楽しめる”TERME”があると聞いていたので、思い切って行ってみることにしました。


トリノから北西に約140km行ったところにある、隣りの州、Valle d’Aosta(ヴァッレ・ダオスタ、アオスタ渓谷)にその温泉とやらはありました。


“Le Terme di Pre’ Saint Didier” (プレ・サン・ディディエ)と呼ばれる温泉は、フランス国境に近い渓谷にあって、インターネットで見たときは豪華なスパっていう感じでした。


それゆえに料金もかなり豪華(お高い)。。。週末は夕方6時から11時までだと少しお安くなるとはいえ、それでも一人35ユーロもしています。


感想は。。。確かに豪華なスパですが、日本の温泉とは程遠い感じ。男女いっしょに水着をきて入る豪華なプール、あるいはジムにいったような感じでした。

温泉は屋外に大3つ、ジャクジー小2つ、屋内に小さい温泉がいくつもありました。サウナも屋外と屋内にひとつずつ完備。週末だったので人で混み合っていたせいもあり、リラックス・スパというよりもおしゃれな娯楽施設という感が抜けませんでした。

料金にはレンタルのバスローブ、タオル、ゴム草履の他に入浴後につけるボディークリーム、ブュッフェ(軽食)もついていました。ま、3時間もいれば十分遊べます。

リピーターもいるようですが、私は一度で十分です。やっぱり、日本の温泉が恋しい!


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プールのような屋外の温泉です。遠くに見える雪をかぶった山々が印象的。

2009年04月03日

日曜日のアンティーク市

イタリアでは3/29日曜日から夏時間が採用されイタリアとの時差が7時間になりました。日本の方が7時間先に進んでいます。


これからますます日が暮れるのが遅くなり、待望の夏がやってくると思うと気持がワクワクしてきます。


さて、先日、お天気が良くて暖かかったので日曜日にオープンしている屋外のアンティーク市にきました。


トリノから100kmくらい南にある「ニッツァ・モンフェラートNizza Monferrato」という小さな町。


家具など高額なもの以外に、60年代や70年代のフランスのセラミックでできた小物入れ、お手頃価格のやはり同じ時期のアクセサリー、イタリアの工芸品のひとつともいえるカーテンにつけるタッセル(これは日本にも輸入品が入ってきているようですが)、食器、テーブルクロスなどが売られていました。


アクセサリーといえば、イタリアの各地でよく見るのが、各パーツを売っていて、それらを買って自分で作るというもの。もちろんこれはアンティークではありませんが、こんなのもユニーク。

たまに、信憑性がない物もあるので注意が必要です。値段が安くどうみてもメッキ製品。でもしっかり「銀製品」と言って譲らないおばさん。

そうかと思えば、すごく価値がある骨董品なのにそれを知らずに安く売られていることもあり。私の友人は、こうゆうのにホクホク顔。安く買って何倍もの値段で売れるからです。

イタリア人は、アンティークものに目がないのかと思えば、イケアの家具みたいな現代のかなりお買い得品にも群がっています。

日本人はといえば、一般人はアンティークよりイケアの商品を選ぶのではないでしょうか。これは、文化・生活の違いから来ることかもしれません。


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アンティークの食器も売られていました。