2009年02月27日

バーニャ・カウダ Bagna Cauda

今日はピエモンテ州の郷土料理とされている「バーニャ・カウダ」のお・は・な・し。

オリーブオイルにアンチョビ、にんにくをすりおろしたものを入れてグツグツ煮込んでつくるこってりソース。

イタリア人の友人に食べたことがないといったら、さっそく日曜日のお昼に誘ってくれました。


ちなみに「バーニャ・カウダ」という名前の意味ですが、バーニャはソースの意味でピエモンテ州では古くはサルサ(ソースのこと)をバーニャと呼んでいたそうです。カウダはカルダ(温かい)という意味で、ピエモンテ州の方言でカウダというそうです。


というわけで、「温かいソース」という意味で、秋から冬にかけて新鮮な野菜やゆで野菜をこのソースにつけて食べます。卓上コンロで温めて食べるといっそうおいしくいただけます。

イタリア人、特にピエモンテの人に「バーニャ・カウダ」はどんな料理?と聞くと十中八九の人が、「食べた後の口臭のひどさが一日以上は残るソース」とコメントします。

料理のおいしさというよりも、食べたあとの臭さが強調されているように思います。あるイタリア人は、オフィスでひとりでも「バーニャ・カウダ」を食べた人がいると、部屋が同じでなくても臭くてつらいと言っていました。そんなわけで、とうてい普段の日に食べる人は少なく、みんな週末に食べるようにしているようです。


この日は日曜日。おいしくてたくさん食べてしまい、家に帰ってから歯磨きとマウスウオッシュを使って口臭除去に努めました。

さて翌日。会った人に「バーニャ・カウダ」を一日前に食べたことを暴露。

口臭臭いと言われるとばかり思っていたら、臭さがないから、本物の「バーニャ・カウダ」じゃないね。と逆に言われてしまいました。

というわけで、「バーニャ・カウダ」= 臭い食べ物の代名詞のように言われていますが、臭さばかりか野菜をディップして食べるなかなかおいしい食べ物です。


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食べた後の匂いが強烈な「バーニャ・カウダ」

2009年02月18日

フランクフルト・メッセ

近い将来の輸出入ビジネス実現に向けて、2/13から17までドイツのフランクフルトで開催された「アンビエンテ」(ambiente) 国際ギフト家庭雑貨の展示会に行ってきました。


まずはインターネットで安価なエアーチケットを探し、やっと見つけたのがスイス航空のチューリッヒ経由でミラノのマルペンサからフランクフルトに飛ぶ便。

日程を決定したのがギリギリで直行便はすべて高く、結局スイスのチューリッヒ経由で200ユーロのチケットを購入。時間はかかるけれど安いに越したことはなし。宿泊はフランクフルトに住んでいる旧友にお願いしたので高額に跳ね上がったホテル代を払うこともなし。


展示会が始まる前日に出発。

今回ユーロ圏を一度出て、又ユーロ圏に入るということをうっかりしていてあまりよく考えていませんでした。なので、一度ミラノ(ユーロ圏)から出国し、ユーロ圏外であるスイスを経由して、又ドイツのフランクフルト(ユーロ圏)に入った時には、行ったり来たりしていてかなり不審がられてしまいました。

ま、どーにか入国検査の難関?を突破し、フランクフルトの空港から電車の駅に向かったころには夜の9時頃になっていました。

空港から中央駅まではおよそ10分。そこから友人宅まではタクシーで15分くらい。16ユーロ。


長旅(午前11時前にトリノを出て、友人宅に着いたのが夜9時半過ぎ)の疲れは温かいご飯におでんと魚のフライという日本の家庭料理ですっかり取れました。(=^・^=)

とくに「おでん」には感激!トリノでははんぺん、ちくわ類などの練り物ってまだ見たことがありません。


さてと。。。展示会の話になる前の語りが長くなりました。

13日の朝、友人に連れられてバスと電車を乗り継いで30分程で展示会場へ。

一般客は入場できず、あくまでもビジネス・トレーダーのみ。又、入場料は事前にインターネットで購入したほうがずっとお得。期間中何回でも使えるチケットはネットで42ユーロ。当日窓口で買うと60ユーロもします。


今回は、世界90数カ国から4,600以上の出展者が参加。

この数だけで会場がいかに大きいかの想像がつきます。

この巨大な会場は3つのカテゴリー(ダイニング・リビング・ギフト)に大きく分かれていて、私は特にリビングとギフトに焦点を絞って見ることにしました。

というのは、小物雑貨・アクセサリーに興味があるからです。

会場は1から10までのホールからなり、ひとつのホールをさっと見るのでもある程度の時間を要します。

又、出展者が扱っている商品が一つのカテゴリーの範疇に入らないときもあるので、あくまでもすべてが同じホールにあるとは限りません。

いずれにせよすべてのホールとはいかなくてもかなりのホールを見て歩き、体力もかなり使います。


初日は自分の気に入った商品を扱っているブースを探すためにアトランダムにざっとホールを回り、見つけるとパンフレットをもらったり、出展者に日本への輸出の可能性や商品の値段を聞いたりしました。

最初は出店者と話すのにやや抵抗があったもののだんだん慣れてきて、2日目には自分のショップを飾る商品発掘が楽しくなってきました。

特に小物類の中でユニークなものとしては、木の箱に瀬戸物でできた小さな引き出しがついたスパイスケース。

デザインといい瀬戸物の絵柄といい自分のキッチンにも置きたいと思いました。


2日目の夜は輸入ビジネスセミナーでいっしょだった日本人の方と夕食。

フランクフルト中央駅近くでドイツ料理屋を探しましたが、ほとんど見つからず、あるのはイカガワシイ?バーやショップにピザ屋。

その中でやっと見つけた値段も手頃で比較的混んでいるタイ料理屋へ。

ここは安くておいしくて◎。ひとり14ユーロでお釣りが出たくらいです。


さて今晩ごいっしょした方は、輸入ビジネス大家といわれている大須賀祐氏の買い付け実践講座で今回の展示会に来ていました。

商談の秘訣などをちょっぴり伝授いただき、お互いに頑張りましょう!と励ましあいました。


さて、3日目。私はこの日の夕方にイタリアへもどる飛行機に乗る為、自分にとっては最終日となりました。

今まで回って気に入ったブースを再度回り、サンプルゲットの予定でしたが、アンビエンテの後に続く展示会に商品をすべて移すためと、断られてしまいました。

又、少量でも購入可能なところから商品を買って持って帰りたかったのですが、当然これも商品は後に送付ということになり、結局、商品は何も持って帰ることはできませんでした。

それでも自分が扱いたい商品が見つかったことだけでも行ってよかったと思います。初めての経験だったので行くまではどうなることやらと心配しましたが、今では少しですが海外見本市の回り方ハウツーがわかってきたように思います。

帰りは展示会場から飛行場までのシャトルバスでぎりぎりにチェックイン。

行きと同じルートですが、チューリッヒでの待ち時間は1時間ほどで短く、イタリアミラノでのユーロ圏への再入国も何も問題なく、無事にトリノに戻ってきました。

あっという間の4日間でしたが、かなり充実した楽しい旅でした。

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見本市会場の入口

2009年02月08日

春よ早く来い!

日本では節分が終わって暦の上では春ですね~。

こちらではカーニバルが終わらないとまだ春遠しという感じです。


先日、友達の家(フェデリコといって外科医でゲイなんです。)でいつものように夕食会をしました。


彼の友人には多くのゲイ?がいるのですが、もちろんすべてがそうではありません。でも油断していると。。きわどい言葉(?)がでてきて、私が質問するといっせいに言葉をつまらせるのがおかしいです。(笑)


彼らの一つ共通した趣味は、植物(花・木々)栽培で、日本からの野菜の種をプレゼントしたら大喜び。


そういえば、種は海外には送ってはいけないことになっているようですが、先日エアメールで手紙といっしょに日本に送ったら何の問題もなく届いたのにはびっくり。


ま、害虫の問題がなく、植物での日伊交流になればいいな。と思っています♪


この日の夕食は「ポレンタ」が中心でした。


仲間の一人のルチアーナが「ポレンタ」を2種類作ってもってきました。


ポレンタ」とは、トウモロコシの粉を水と塩を入れた鍋で長時間かけて煮てつくるもの。


ポレンタ」は柔らかいまま食べるのと、冷やして固めて食べるのとありますが、今回は2種類とも固めたもので、ひとつはパルミジャーノをかけてオーブンで焼いたものと、もうひとつは肉汁を使って作って固めたものでした。


温めて食べると寒い夜にはぴったり。そういえば夏にポレンタを食べるというのはあまり聞いたことがありません。


さて、この日は、雨混じりの雪が降り、寒い夜でした。


日本からの節分の豆と鬼のお面を持っていったら大うけで、みんなで豆まきをしました。というのも節分を通して福がたくさん来て、早く春が来るように!という切なる願いから。

本当に「春よ早く来い!」


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手前の黄色い長方形の食べ物が、ポレンタで上にパルミジャーノをかけて焼いたもの。奥に見える黄色いもうひとつのポレンタが肉汁でつくったもの。