2008年06月09日

マルケ州への旅

トリノでは5月中旬くらいからほとんど毎日のように雨が降り、5月末にはとうとう大雨のせいでポー川の水かさが急激に増加し、危険な状態にまで到達しました。

そんな中で、友達の車に便乗させてもらい、雨降るトリノを脱出してイタリア中部にあるアドリア海を望むマルケ州へ。

ちょうど6月2日の月曜日がイタリアでは祭日(イタリアが共和国になったのを祝う日)にあたり、土・日・月と3連休になったので思い切って出かけることにしました。

朝6時過ぎに出発し、途中ボローニャ近辺で渋滞したため、マルケ州の南の端にあるグロッタマーレに着いたのは午後2時半くらいになってしまいました。

グロッタマーレは、きれいに整備された田舎の海岸というイメージでした。話によれば30年前くらいまでは、漁師の家があったくらいでこれほど観光地化はしていなかったそうです。中心地にある海岸は、ホテルやB&Bが海の家?と提携してプライベート・ビーチとなっています。無料のビーチにいくにはやや外れまでいかないといけません。

海は波がほとんどなく、遠浅で海水もきれいでしたが、温度がまだ低く、泳ぐというよりも水につかるといった感じでした。

さすがに日本人はほとんど住んでいないようで、何人かの人からじっと見られている視線を感じたほどです。

この辺りは、7月から8月まで家族連れが夏のバカンスで訪れるところだそうです。そのせいかホテル代は比較的安く、特にペンシオーネ・コンプレータといって3食付きで1週間以上滞在するとかなり割安です。

この日の夕食は、となり町のサン・ベネデット・デル・トレントの海岸沿いにあるシーフードレストランへ。

ここのレストラン、なんとメニューがない!

飲み物だけを注文したあとでアンティパストが何種類も出てきました。アンチョビ、サーモン、タコ、イカ、巻貝、エビ。。。ほとんどがオリーブオイルを使ったマリネ。

その後でやっとプリモ・ピアットは何がいいかと聞かれました。

メニューがないため、口頭で説明され、私たちはここでうっかりして一人一品ずつオーダーしてしまった!これが大きなまちがいと気づいたときはもうすでに遅し。魚介類のタリアッテレにリゾット、イカスミのスパゲッティーなどなど。。。セコンド・ピアットは、魚介類のミックス・フライ。プリモ・ピアットをすべて食べられる状態ではなく、泣く泣くセコンド・ピアットはキャンセル。

ワインはやや発泡性のある白ワインとドライの白ワインを各デキャンタで注文。レモンチェロのグラニータにカフェでしめてなんと4人で120ユーロ也。

別におしゃれなレストランでもなんでもないところなのに高い!味はおいしかったけれど、プリモ・ピアットをかなり残してしまったのが悔やまれる。。。(う、う、う。。)


マルケ州は、きれいな海岸と内陸部には歴史的に有名なウルビーノなどがありますが、今回はビーチで太陽をいっぱい浴びることに集中しました。おかげでカビが生えそうな体が大分乾いて?洗たくをしたてのシャツを身につけたようなすがすがしい気分になりました。

帰りは、私は電車で帰ることにしました。イタリアも連休のせいか電車の指定席はすべて予約でいっぱい。それでも11:00すぎのインターシティーという特急電車があり、乗り換えなしでトリノまで帰ってくることができました。

とはいってもやはりトリノからマルケは遠い。途中3時間くらいは立ちっぱなしだったのと2等車両は冷房があまりきかず、人で混み合ったせいもあり、車内が暑くなり、いらついた乗客が車掌に文句をつけていました。ここ数年で電車賃が高騰したのにもかかわらず、サービスが悪いと苦情を言う人が多いとか。

そういえば、途中、アフリカ人らしき黒人女性が車掌につかまってパニックになっていました。そばにいたので声がよく聞こえたのですが、なんでも彼女は特急料金が要るのを知らずに普通料金のみで乗車していた様子。必要な料金を払うようにと車掌に言われているのですが、彼女はお金がないとか、何いっているのかわからないとか言い張り、お金を払おうとしません。彼女はフランス語がわかるようでそばにいた別の乗客が一生懸命フランス語で説明していました。その後彼女は携帯でだれかと必死になって話していましたが、私が見た限りではお金を払った様子がなく、結局最後にどうなったのかも不明のままトリノに着きました。

所要時間、約7時間。トリノに着いて又雨が降ってきました。いったいいつになったら雨は止むのか。。。

ピエモンテ州とマルケ州はかなり離れている、とはいえ、太陽をたくさん浴びることができた貴重な3日間でした

march1.jpg
グロッタマーレの海岸

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