2007年12月24日

イタリア生活 - Natale (クリスマス)

チャオ~♪

イタリアでの初めてのクリスマス。 

街では一ヶ月前くらいからイルミネーションやツリーの飾りつけが始まり、12月に入ると多くのお店やスーバーは日曜日も休まずにフル営業し、24日の夕方までクリスマスプレゼントを買う人で賑わっています。


ここトリノでは、あまり大きいツリーは見当たりませんが、いくつかの通りや広場は統一されたイルミネーションで飾られ、日が暮れるととってもきれいです。


さて、イタリア人にとってクリスマスは家族で過ごす大事な日といってもいいかもしれません。日本で言えば元旦に家族で過ごすのと似ています。

ただし、イタリアの家族といっても千差万別で、伝統的なクリスマス料理を家で作り、24日の夕食と25日のお昼ご飯をみんなで食べてクリスマスプレゼントを交換して楽しく過ごすところもあれば、25日のお昼だけという家族もいます。


イタリア人の大半がクリスチャンで、24日の深夜のミサには家族そろって教会に行くのだと思っていましたが、実際は、ミサには一度も行ったことがないという人も何人もいるのにはびっくりです。


クリスマス料理ですが、私がイタリア人に聞く限り、家庭によっていろいろのようですが、一例としていくつかご紹介します。

「Stinco(スティンコ)」 豚肉の脛(すね)の部分で味付けされたものが売られている。
「Zampone(ザンポーネ)」 豚肉の赤身、脂身を混ぜ合わせ味付けし、前足に詰めたもの。
「Cotechino(コテキーノ)」 同じく豚肉の赤身、脂身を混ぜ合わせ味付けし、サラミのように腸詰にしたもの。

三つとも調理方法はいたって簡単。スティンコはオーブンで焼き、ザンポーネコテキーノは水といっしょに火にかけて煮ます。付け合せに豆や野菜を煮たものを添えます。


「Panettone(パネットーネ)」
酵母菌を使って焼かれたパンのお菓子。中にレーズンや砂糖漬けのドライフルーツが入っていて食感はモチッとしています。 
バケツを逆さにしたような形でひとつ1kgの重さがあります。


このパネットーネは、ロンバルディア生まれ。昔、イル・モーロというミラノ公がクリスマス・イブに宴会を開いたのですが、そこで料理長がお菓子を焦がしてしまいました。急遽、調理人見習いのトニーという若者がキッチンにあった材料でお菓子を作り提案。
これが大うけ!ミラノ公が “pan del Toni” (トニーのパン)と名づけ、今ではパネットーネと呼ばれて世界でも有名なイタリアのお菓子となったわけです。

「Pandoro(パンドーロ)」
こちらはベローナ生まれ。黄金色の軟らかい生地のパンのお菓子で、粉砂糖がかかっています。形はパネットーネと似ていますが、もう少し縦長です。


パネットーネパンドーロと甘いスプマンテがぴったり。

なんだかお腹がすいてきました。。(甘党のあなたなら、喉の底から唾が出てきてもおかしくない!)


さて、クリスマスのお買い物ですが、トリノにも”Mercatino dai Natale(クリスマス市)”があります。

ただし、こちらはどちらかというとクリスマスグッズ、クラスト、お菓子などで値段もやや高め。節約家らしい?トリネーゼは、このクリスマス市よりも屋外メルカートのほうにどうも足が向いてしまうようです。ま、売られている商品もメルカートの方が種類も豊富で楽しい。私はジッと1月に始まる”Saldi(セール)”の時期を待つのみですけれど。。。


最後に、先日、トリノの北西にある”Venaria Reale(ヴェナリア王宮)” (サヴォイア家の王宮の一つでユネスコ世界遺産にも登録されています。) にある教会にバロック音楽を聴きに行ってきました。雰囲気といい、音楽といい、まさにクリスマスにはぴったり。


さて、さて、すべて満たされたところでBuon Natale!

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トリノの通りを飾るイルミネーション

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