2007年12月22日

悲しみのポンペイ遺跡 その3

ポンペイ遺跡の記事の続きです。

(前回の記事はこちらです)
  ■悲しみのポンペイ遺跡 その1
  ■悲しみのポンペイ遺跡 その2


前回、ヴェスヴィオ山の噴火により亡くなられた人々が、家族や愛する者と抱き合いながら最期の時を過ごした情景を、自分の目で見ることができると書きました。


どのようにして自分の目で見ることができるかというと、ものすごい量の火山による噴出物の影響によるものです。


ものすごい量の火山による噴出物(火山灰・火砕流)が古代ローマの人々に、街に降りかかります。

その噴出物に全てが埋もれてしまいます。石造りの建物などはそのままの形をとどめますが、人間の肉体はそうはいきません。時間とともに朽ちていきます。

その朽ちて無くなった肉体のあとには空洞が残ったそうです。最期の時を迎えたままの姿で残りました。

そしてポンペイ遺跡の研究者たちは、この空洞に石膏を流し込み、最後のときの姿を浮かび上がらせたのです。体の姿勢はもちろん、顔の表情まではっきりと見て取れるそうです。

苦しみや恐怖に怯えた姿は見るのは忍びないことですが、これが歴史の真実です。

ポンペイ遺跡に行かれる際は、この真実を知ったうえで行かれるとより充実した思い出をつくれるでしょう。


(この文章はイタリアへの回想からプチイタリア留学を目指しているワンワンが執筆しています)

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