2007年10月23日

トレヴィの泉の彫刻


トレヴィの泉の彫刻

トレヴィの泉の彫刻の中央には、筋肉隆々で髭を生やした威厳に満ちたおじさんが立っています。この人が海の神ネプトゥヌス(英語でネプチューン、ギリシャ語でポセイドン)といわれています。ネプチューンやポセイドンという名前は聞いたことがありますが、ネプトゥヌスは聞いたことがありませんでした。

右手で部下へ指図しているように見て取れます。かっこいいですね。


大きな貝の戦車か馬車に乗っているそうで、よく見ると貝とわかりました。とっても大きい開いた貝の中に立っています。

海神ネプトゥヌスの下には2頭の馬と2人の男性らしき人物がいます。
彫刻の馬は海馬と言われています。後半身はイルカなんでしょうか。よく見ると馬には羽がついています。海の馬ですが、飛べるのでしょうね。この海馬は海神ネプトゥヌスの載っている貝を牽いているようです。


海馬を率いている人物はトリトンという海の神といわれています。半人半魚らしいのですが、この彫刻からははっきりとはわかりませんでした。2人いますが、2人とも海神トリトンなのでしょうか。


向かって右側の海馬と海神トリトンは穏やかな様子が感じられます。海神トリトンは頬っぺたを思い切り膨らまし、法螺貝(ほらがい)を吹いています。吹くと海が穏やかになるそうです。向かって右側の海馬と海神トリトンは平穏な様子を表しているのでしょう。


逆に向かって左側の海馬は暴れているように見えます。躍動感にあふれた素晴らしい彫刻です。この暴れている海馬を海神トリトンが抑えなだめているように見えます。こちらの海神トリトンには法螺貝はありません。


左右を対象に表現しているのでしょうね。ちなみに海神トリトンは海神ネプトゥヌスの息子さんらしいです。

海神ネプトゥヌス左右には女神が配置されています。向かって左側が豊饒の女神デメテル(ケレス)で、向かって右側が健康の女神ヒギエイア(ハイジア)です。

豊饒の女神デメテル(ケレス)は果物籠のようなものを、健康の女神ヒギエイア(ハイジア)は槍のようなものをそれぞれ持っています。豊饒と健康を表しているといわれるとそんな気もしてきます。


やはり事前に情報を仕入れてから現地に赴くと良いですね。よりいっそう楽しめます。


(この文章はイタリアへの回想からプチ留学を目指しているワンワンが執筆しています)

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