2007年05月15日

【イタリアワインの格付け】

イタリアに留学したら本場のワインを味わいたいものです。
イタリア留学した際に是非ワインの知識を身につけて充実したイタリア留学をエンジョイしましょう。
イタリアワインを味わってこそ、イタリア留学の醍醐味を味わえるものです。

イタリアワインの格付け】

よく、イタリアワインは分かりにくいと言われます。
なぜそう言われてしまうのでしょうか。

その原因の一つに格付けがあげられると思います。

イタリアにもフランスのAOCに倣った格付けがあります。
AOCは、ワインをその品質などから一級から五級、
テーブルワインなどとランク付けしているもので、
イタリアの格付けもこれに近いものですが、格付けに
品質が伴っていないのが特徴です。

どうしてこのような形になってしまったのでしょう。
イタリアワインの歴史から考えてみましょう。

イタリアワインの歴史は、フランスより遥かに古く
ワインを造る大地」などと呼ばれてきました。
ワインイタリア全土に地酒的な存在として広がり、
イタリア人の気質から、昔ながらのやり方で、天候に
全てを任せ、沢山の葡萄が実ることが喜びとして
捉えられてきました。

一方フランスでは、19世紀から統制や保護など、国を
挙げて品質の向上に力をかけてきました。イタリア
これに倣い、DOC法を制定し品質の向上へ向けて動き
始めますが、始まったのは1960年代。
その差は100年にもなります。

始まったばかりのDOC法は、ワインの一本の品質ではなく、
その製法で作られたワインの歴史を評価したものであった
ため、規定されたワインの製法も赤ワインを造るのに、
白葡萄を混ぜなくてはならなかったりと品質を求める
造り手にとって疑問の多いものでした。

そんな中、一つのイタリアワインが世界中で有名になります。
「Sassicaia(サッシカイア)」ご存知でしょうか。
Toscanaの一人の貴族が趣味で造ったワインが、世界で
トップクラスの評価を受けます。しかし、このサッシカイアは
フランス原産の葡萄から作られたものであり、DOCの格付け
としては最低ランクのテーブルワインでした。

この一件からDOC法への反感が起こり、とうとうサッシカイアは
このワイン単独でDOCを名乗れるようになります。これが
きっかけの一つとなり、DOC法はどんどん変化を続け、今尚
成長中です。「まず造り手ありき、そこに格付けが付いてくる」
といったところでしょうか。

最新DOCの詳しい内容は専門のサイトにお任せするとして、
ここでは大まか内容を見てみましょう。DOCの格付けは下の
4種類です。

DOCG :Denominazione di Origine Controllata e Garantita
ディー・オー・チー・ジー

DOC :Denominazione di Origine Controllata
ディー・オー・チー(ドック)

IGT : Indicazione Geografica Tipica
イー・ジー・ティー

Vino da Tavola
ヴィノ・ダ・ターヴォラ

上に行くほど位が高く、ワインの製法が確立されてます。
しかし、先程も述べたとおり格付けは造り手のスピードに
追いついていません。自分好みの素晴らしいワインを探すのに
この格付けを気にする必要は、ほとんどありません。

まずは、共感できる考え方の造り手を見つけてください。
揺ぎ無い信念と、終わることのない大きな努力の元に
素晴らしいワインは生まれます。
あなたが共感されたその方は、きっとあなたの味覚も
満足させる傑作を造り出しているはずです。

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