2007年05月09日

イタリアの歴史027共和政ローマ20(マリウスの軍政改革)

グラックス兄弟の死後に現れたガイウス・マリウスは、
前119年、初めて護民官に選出されます。

その後、前108年に勃発したユグルタ戦争に
副将として参戦したマリウスは、
戦争の早期終結の公約を掲げて執政官に立候補し、
民会により選出されます。

執政官となったマリウスは、軍政改革を行います。

それまでのローマ軍は、
ローマ市民権を持つ者により構成されていましたが、
度重なる戦争により、兵役を担えるだけの資産を持った
ローマ市民が失業者となったため激減していました。

その状態を改善するためマリウスは、
資産の多寡によって兵役の義務を負わせる制度を止め、
ローマ市民と同盟諸国都市からの志願兵を募ることにします。

ローマ市民権を持たない人でも
兵士となることが出来るというこの改革は、
ローマに流入していた失業者にとって収入源となるとともに、
一家の働き手をとられていた中小の自作農にとっては、
兵役から解放されることになり、一石二鳥の効果がありました。

しかし、これが後に同盟諸都市の反乱を
引き起こす要因の一つとなります。


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