2007年02月28日

赤いアモーレ

イタリア映画で新しくてオススメなのが

「赤いアモーレ」

という2000年代に製作されたローマの映画です。


外科医であるティモーテオが勤務する病院に、交通事故に遭った
自分の娘が運び込まれてきたことから話が始まります。

その娘が瀕死の重体のとき、ティモーテオは娘の誕生と前後して
関係を持った女性、イタリアのことを思い出していました。


ティモーテオが妻・エルサが妊娠した頃、同じように妊娠していた
イタリア。そして、エルサが出産した直後にイタリアとの関係は
終わったのです。

イタリアが不幸になったのは、自分が原因であると、
自分を責め続けます。

ティモーテオは、15年間、イタリアに許しを請い続けていました。
しかし、イタリアが実際にティモーテオを責めたわけではないのです。

ティモーテオを許せなかったのは、 イタリアではなく彼自身なのだろう。


ティモーテオが、さいなまれるジレンマ。
映画を見終わったら、どんよりした重さが残るような映画ですが、
男の弱さと女の強さが顕著に表れている映画かもしれません。


実際の力や立場の強弱と、精神的な強弱はまた違ったものがあります。

重いテーマではありますが、考えさせる映画のひとつですね。

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