2007年02月22日
イタリア留学で出会ったイタリアピザの魅力 イタリアピザの定義
チャオ、皆さん。
「イタリアと言えば、本場イタリアのピザ、それもナポリのピザでしょう」と
いうくらいにイタリアのピザを3度の飯よりこよなく愛するアントニオ山田です。
前回まではピザの種類についてお話しました。
ピザと言ってもそのピザにまつわる話が色々あったりと歴史を感じました。
食べておいしいのは当たり前ですが、ピザの種類の語源や出来た経緯から
心でも味わってみるとより一層おいしくいただけると思います。
今回は、ピザの定義についてお話しますね。
一般的に「ピザ」とは小麦粉、イースト、塩、オリーブオイルで作られた丸い円盤みたいな
生地の上に色々なトッピングを乗せて焼いたものことを言いますよね♪
実は真のナポリピザの定義というのもありまして、こちらはナポリピッツァ協会が
規定しているものになります。
1、生地に使用する材料は、小麦粉・水・酵母・塩のみ。
2、生地は手だけを使ってのばす。
3、窯の床面にて直焼きする。
4、窯の燃料は薪もしくは木くずとする。
5、仕上がりはふっくらと額縁がある。
6、上にのせる材料にもこだわる。
オイルはエクストラバージンオイル、トマトはサンマルツァーノ種を使った缶詰、
チーズはモッツァレラ以外にパルミジャーノ・グラーナ・パダーノ・ペコリーノ、
バジリコはハーブ。
とすごく細かく規定されていますね。それだけ、ナポリピッツァの伝統を守ること、
味の品質を変えないことを重視しているのだと思います。
今日はピザの定義についてお話しました。
次回は今回出てきた「真のナポリピッツァ」についてお話しますね。
- by アントニオ山田
- at 04:34
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