2007年02月26日
イタリアの歴史006古代ローマ06(王政ローマの崩壊)
ローマの最初の王となったロムルスですが、
やがて紀元前715年のある日、閲兵中に大雨が降り、
その雨が上がった時には見えなくなり、
この時に王は死んだとされています。
ロムルスが亡くなった後も、
数代の王によって領土を拡大していったローマですが、
やがて崩壊し始めます。
伝承では、5代目以降の王は
全てローマ人ではなくエトルリア人で、
ローマはエトルリアの属国に成り下がった、
と考える市民も多くなりました。
さらに、最後の王とされるタルクィニウスは、
のちに傲慢王(スペルブス)と呼ばれ、
前王の葬儀を禁止した上、先王派の議員を全員殺し、
即位にあたって、市民集会の選出も元老院の承認もありませんでした。
イタリアに留学するなら、イタリアの歴史について学んでから行った方が、
何倍も楽しめますよ!
留学中に各地の世界遺産や歴史的建造物、
美術品を見て回る時に、
役立つような内容を毎回書いていきます♪
- by professore
- at 01:13
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